東京医科大学の総合型選抜の概要
東京医科大学は東京都新宿区に位置する私立の医科大学で、医学部医学科と看護学科を設置しています。
医学を専門とする単科大学として長い歴史を持ち、自主自学の精神や正義、友愛、奉仕を建学の精神として掲げています。
東京医科大学の総合型選抜は学校推薦型選抜として実施されており、学力面だけでなく医師としての人間性や地域医療への貢献意欲など、多角的な視点から受験生を評価する入試制度です。
一般選抜とは異なり、学校の評定平均値や資格、推薦書などの書類審査が選考に組み込まれているため、高校3年間の学習姿勢そのものが問われます。
東京医科大学の総合型選抜を検討している受験生は、まず自分がどの区分に該当するかを確認することが合格への第一歩です。
東京医科大学の総合型選抜の種類
東京医科大学の総合型選抜は医学科において7つの入試区分が設けられています。
具体的には一般公募推薦、茨城県地域枠、新潟県地域枠、埼玉県地域枠、群馬県地域枠、全国ブロック別推薦、英語検定試験利用推薦の7種類です。
これだけ多くの区分が用意されている点が東京医科大学の総合型選抜の大きな特徴であり、出身地や英語資格の有無によって受験できる枠が変わります。
また最大3つの枠を同時に願書を出すことができるため、合格のチャンスを複数確保できる仕組みになっています。
自分がどの区分に出願できるかを早い段階で確認し、それぞれの条件に合わせた準備を進めることが重要です。
7区分という多彩な選抜方式は他の医学部と比較しても珍しく、東京医科大学の総合型選抜が多様な志を持つ受験生を受け入れようとしている姿勢のあらわれです。
東京医科大学の総合型選抜の募集学部一覧
東京医科大学の総合型選抜における医学科全体の募集人員は合計44名以内となっています。
区分ごとの人数は一般公募が最多で20名以内、茨城県地域枠が8名以内、全国ブロック別推薦が6名以内、新潟県地域枠が3名以内、英語検定試験利用推薦が3名以内、埼玉県地域枠と群馬県地域枠がそれぞれ2名以内です。
看護学科でも別途推薦入試が実施されているため、看護学科への進学を希望する方は看護学科の入試要項を個別に確認してください。
募集人数が区分によって大きく異なるため、志願者数と合格者数のバランスから倍率も区分ごとに差が生じます。
特に英語検定試験利用推薦は募集人数が3名以内と非常に少ないため、出願前に十分な情報収集を行うことをおすすめします。
東京医科大学の総合型選抜の出願条件
東京医科大学の総合型選抜に出願するにあたっては、全区分に共通する条件として評定平均値4.0以上が求められます。
加えて区分ごとに現役生限定か1浪生まで認めるかなど、対象となる受験生の範囲が異なります。
一般公募推薦は高校を現役で卒業見込みの方のみが対象ですが、地域枠や全国ブロック別推薦、英語検定試験利用推薦については1浪生まで出願が認められています。
地域枠については各都県の指定した要件を満たす必要があり、出願前に該当する都県の条件を必ず確認しておくことが大切です。
東京医科大学の総合型選抜では出願資格の確認を怠ると、準備を進めても出願できないという事態になる可能性があります。
高校2年生の段階から出願条件を把握しておくと、3年生になってからの準備をスムーズに進められます。
東京医科大学の総合型選抜の評定基準
東京医科大学の総合型選抜において評定平均値4.0以上は全区分に共通する最低基準です。
この数値はあくまでも出願するための最低ラインであり、合格するためにはさらに高い水準を目指す必要があります。
東京医科大学の総合型選抜では書類審査にも12点の配点が設けられており、評定平均値が高いほど書類審査での得点が有利になる可能性があります。
特に接戦となった場合には、0.1の評定の差が合否を左右することも考えられるため、高校1年生の段階から定期試験に真剣に取り組む姿勢が求められます。
理数系の科目は基礎学力検査の出題範囲とも重なるため、評定を高く維持しながら同時に試験対策にもつながる学習ができます。
評定平均値を意識した学習習慣は東京医科大学の総合型選抜だけでなく、他の医学部入試にも好影響をもたらします。
東京医科大学の総合型選抜の英検資格条件
東京医科大学の総合型選抜の英語検定試験利用推薦に出願するためには、CEFRのB1レベル以上の英語資格が必要です。
CEFRのB1は英検であれば2級以上に相当し、英検2級のほかにもTOEFLやIELTSなど他の英語資格でも条件を満たせます。
なお取得から2年以内のスコアが有効とされているため、資格の取得時期にも注意が必要です。
英語検定試験利用推薦で入学した場合は、入学後にUSMLE受験準備コースかリサーチコースのどちらかを選択して受講することが求められます。
これは英語を活かしてグローバルな医師を育てるという東京医科大学の教育方針を反映したものです。
英語が得意な受験生にとって東京医科大学の総合型選抜の英語検定試験利用推薦は自分の強みを活かせる入試区分ですが、募集人数が少ないため高い倍率であることも理解しておく必要があります。
東京医科大学の総合型選抜の試験内容
東京医科大学の総合型選抜は書類審査、基礎学力検査、小論文、面接の4つで構成されています。
一般公募と地域枠では合計172点満点で選考が行われ、配点は基礎学力検査が100点、小論文が36点、面接が24点、書類審査が12点となっています。
全国ブロック別推薦と学士選抜では80点満点と異なる配点体系が採用されており、区分によって試験の構成が変わる点に注意が必要です。
東京医科大学の総合型選抜の一次選考
東京医科大学の総合型選抜の一次選考では基礎学力検査と小論文が実施されます。
基礎学力検査は試験時間70分で数学と理科から出題されます。理科は物理、化学、生物の3科目から受験生が選択する形式です。
小論文は一般公募と地域枠の場合、日本語と英語の2種類がそれぞれ60分で課されるため、日本語で論理的に書く力だけでなく英語での表現力も求められます。
英語小論文がある点は東京医科大学の総合型選抜の大きな特徴であり、英語に対する日頃の学習姿勢が如実に問われます。
一次選考の結果によって二次選考への進出が決まるため、基礎学力検査と小論文の両方をしっかりと対策しておくことが重要です。
資料を読み解いた上で自分の意見を論述する練習を積み重ねておくと、小論文の得点力を高めることができます。
東京医科大学の総合型選抜の二次選考
東京医科大学の総合型選抜の二次選考では面接が実施されます。
一般公募と地域枠の場合は約15分間の個人面接で24点満点、全国ブロック別推薦ではMMI形式の面接が約30分間行われ32点満点の配点になっています。
MMI形式とは複数のステーションを順番に回りながら異なるテーマの質問に答えていく形式で、通常の個人面接とは異なる対策が必要です。
全国ブロック別推薦では基礎学力検査で一定の基準点に達した受験生のみが二次選考に進めるため、一次の学力検査を突破することが大前提になります。
面接では医師としての適性や志望動機の深さ、倫理観などが評価されます。
東京医科大学の総合型選抜の二次選考を突破するためには、医療に関する知識や社会問題への関心を日頃から持っておくことが不可欠です。
東京医科大学の総合型選抜の日程
東京医科大学の総合型選抜は例年11月から12月にかけて試験が実施されます。
多くの医学部推薦入試が11月上旬から中旬に集中する中、東京医科大学の総合型選抜はやや遅めの日程が組まれているため、夏から秋にかけての準備期間を長く確保できることが特徴です。
2026年度入試の試験日は2025年11月29日に設定されており、大学入学共通テストよりも前に結果が出る点も受験戦略を立てる上で重要なポイントです。
東京医科大学の総合型選抜の出願期間
東京医科大学の総合型選抜の出願期間は2025年11月3日から11月14日までとなっています。
出願はすべてWebで行われ、UCAROと呼ばれるシステムへの事前登録が必要です。
書類については11月14日の消印が有効となっているため、郵送での提出が間に合うように10月中には必要書類の準備を始めることをおすすめします。
推薦書や調査書は学校の担任や進路指導の先生に依頼する必要があり、先生への依頼は余裕を持って9月から10月初旬には行うのが理想的です。
出願書類の不備や郵送の遅延は出願自体が無効になる可能性があるため、早め早めの行動が合格への近道です。
出願期間が短い場合でも焦らずに対応できるよう、事前にWebシステムへの登録を済ませておくと安心です。
東京医科大学の総合型選抜の合格発表日
一般公募推薦と地域枠の合格発表は2025年12月4日の午前10時にインターネット上で発表されます。
合格発表後の入学手続き締め切りは12月11日の正午となっており、合格から手続き完了まで約1週間と非常に短い期間です。
全国ブロック別推薦については一次選考の結果が12月4日に発表され、最終合格発表は12月18日に行われる予定です。
合格発表の日程や確認方法は大学の公式サイトやUCAROのページで案内されるため、事前に確認方法を把握しておくと当日に慌てずに済みます。
合格した場合は入学手続きの締め切りを必ず守る必要があり、手続きを忘れると入学資格を失うことになります。
東京医科大学の総合型選抜の日程はすべて公式サイトで最新情報を確認するようにしてください。
東京医科大学の総合型選抜の倍率
東京医科大学の総合型選抜の倍率は区分によって大きな差があります。
比較的低倍率の区分から10倍を超える高倍率の区分まで幅広く、自分が出願できる区分の倍率を把握した上で戦略的に出願することが重要です。
東京医科大学の総合型選抜全体の傾向として、募集人数が少ない区分ほど倍率が高くなりやすいため、複数の区分への同時出願を検討することが合格率向上につながります。
東京医科大学の総合型選抜の学部別倍率
2025年度の東京医科大学の総合型選抜の倍率は区分ごとに次のような結果でした。
一般公募推薦は志願者数93名に対し合格者が20名で倍率は約4.7倍、茨城県地域枠は志願者数26名に対し合格者が8名で約3.4倍でした。
英語検定試験利用推薦は志願者数31名に対し合格者が3名で約10.3倍と非常に高い倍率になりました。
全国ブロック別推薦も約9.2倍と高水準であることから、これらの区分への出願は学力や英語力に高い自信がある受験生向けです。
群馬県地域枠は志願者数5名に対し合格者2名で約2.5倍と相対的に低めの倍率となっており、該当する受験生にとってはチャンスが広がる区分です。
倍率の数字だけで判断せず、自分の強みと各区分の選考内容を照らし合わせた上で出願区分を決定することをおすすめします。
東京医科大学の総合型選抜の倍率の推移
一般公募推薦の倍率は2023年度が約4.9倍、2024年度が約4.8倍、2025年度が約4.7倍と3年連続でほぼ横ばいの安定した推移をたどっています。
全国ブロック別推薦は2024年度に新設された区分であり、初年度の2024年度は約13.0倍という非常に高い倍率でしたが、2025年度には約9.2倍に落ち着きました。
倍率の推移からは東京医科大学の総合型選抜全体の人気が安定していることが読み取れます。
年度によって出願者数が変動することもあるため、最新の倍率情報は必ず東京医科大学の公式サイトや入試ガイドブックで確認するようにしてください。
倍率の数字が高い場合でも、しっかりとした対策を積み重ねることで合格を掴んでいる受験生は毎年います。
競争が激しい入試だからこそ、早期から計画的に準備を進めることが東京医科大学の総合型選抜における合格への近道です。
東京医科大学の総合型選抜の志望理由書の書き方
東京医科大学の総合型選抜の志望理由書は800字以内で志望動機と入学後の抱負を自分の手書きで記入する書類です。
書類審査の12点に反映されるため、小論文や面接と同様に丁寧に仕上げる必要があります。
特に合否が拮抗した場面では志望理由書の完成度が大きな差を生む可能性があるため、決して手を抜かずに取り組んでください。
東京医科大学の総合型選抜の志望理由書のポイント
東京医科大学の総合型選抜の志望理由書で大切なのは、自分のエピソードと大学の建学の精神を結びつけることです。
自主自学の精神や正義、友愛、奉仕という東京医科大学の校是と自分の価値観や経験がどのようにつながっているかを具体的な言葉で伝えましょう。
将来どのような医師になりたいのか、そのために東京医科大学でどのような学びを積みたいのかを明確に示すことが重要です。
地域医療への貢献や国際的な医療活動への意欲を書くと、東京医科大学の総合型選抜が求める人物像と合致しやすくなります。
抽象的な言葉の羅列では読んでいる選考委員の心に届きません。自分だけが経験した具体的なエピソードを軸に据えて書くことで志望理由書に説得力が生まれます。
600字から800字のスペースを活かしながら、読み手が最後まで引き込まれる構成を意識してください。
東京医科大学の総合型選抜の志望理由書の注意点
志望理由書で注意すべき点は、他の大学にも使いまわせるような汎用的な内容に終始してしまうことです。
東京医科大学の総合型選抜への出願であることが明確に伝わるよう、大学固有の特色や教育プログラムに言及することをおすすめします。
書き終わったら必ず高校の先生や信頼できる第三者に添削を依頼し、客観的な視点からのフィードバックをもとに内容を磨いてください。
誤字脱字はもちろん、自筆での記入が求められるため文字の丁寧さや読みやすさにも気を配ることが大切です。
また字数制限ギリギリまで使って書くことで、志望度の高さと自分を伝える熱意を示すことができます。
東京医科大学の総合型選抜の志望理由書は8月から9月には書き始め、複数回の見直しを経て完成させることが理想的なスケジュールです。
東京医科大学の総合型選抜の面接対策
東京医科大学の総合型選抜では面接が合否に与える影響が大きく、一般公募と地域枠では24点満点、全国ブロック別推薦では32点満点の配点があります。
筆記試験だけでは測れない人間性や医師としての適性を評価する場が面接であるため、単に答えを暗記するだけでは不十分です。
医師を志す理由や将来のビジョンについて自分の言葉で語れるよう、日頃から考えを深めておくことが大切です。
東京医科大学の総合型選抜の面接でよく聞かれること
東京医科大学の総合型選抜の面接でほぼ確実に聞かれる質問は医師を目指した理由と東京医科大学を選んだ理由です。
この2つについては自分なりの答えを何度も練習して、自然に話せるようになるまで準備しておく必要があります。
地域枠での受験の場合はその地域の医療の現状についての理解や、卒業後にその地域でどのように貢献したいかという具体的なプランも問われます。
医療倫理に関する問題やチーム医療の重要性についての考え、最近の医療ニュースに対する意見を問われるケースもあるため、日頃から医療に関するニュースを読む習慣をつけておきましょう。
高校時代の経験や部活動、ボランティア活動なども話題になることがあります。自分の経験と医師を目指す動機をつなげて話せるようにしておくとよいでしょう。
東京医科大学の総合型選抜の面接では答えの正解よりも、自分自身の考えを誠実に伝えようとする姿勢が重視されます。
東京医科大学の総合型選抜の面接のポイント
面接本番では第一印象が評価に影響するため、清潔感のある身だしなみと礼儀正しい態度を徹底してください。
入室から退室までのすべての立ち居振る舞いが見られているという意識を持つことが大切です。
暗記した回答をそのまま読み上げるような話し方は面接官に不自然な印象を与えます。質問の意図をしっかりと理解した上で、自分の考えを自分の言葉で話すことを意識してください。
答えは端的にまとめることが基本ですが、一言で終わらせるのではなく理由や具体例を添えて説明するとより説得力が増します。
MMI形式の面接が課される全国ブロック別推薦を受験する場合は、複数のシナリオに対して冷静に対応できるよう複数のテーマで模擬練習を重ねることが有効です。
東京医科大学の総合型選抜の面接は準備の量が結果に直結するため、10月に入ったら模擬面接を積極的に実施するようにしましょう。
東京医科大学の総合型選抜の評定の目安
東京医科大学の総合型選抜において評定平均値4.0以上は出願するための最低限の基準です。
この水準を超えることは前提として、合格を狙うためにはさらに高い評定を目指す必要があります。
評定は一度下がると回復が難しいため、高校1年生の最初の定期試験から全力で取り組む姿勢が求められます。
東京医科大学の総合型選抜の評定平均
東京医科大学の総合型選抜における合格者の評定平均値は公式には公表されていませんが、合格者の傾向として評定平均値4.3以上を持つ受験生が多いとされています。
4.0ちょうどでは書類審査において他の受験生との差が縮まりにくいため、できれば4.3以上を目標に設定して学習計画を立てることをおすすめします。
特に数学や理科などの理系科目で高い評定を維持することは、基礎学力検査の対策にも直結するため一石二鳥の効果があります。
また国語や英語の評定も総合的な評価に影響するため、特定科目だけでなくバランスよく高い成績を維持することが理想的です。
東京医科大学の総合型選抜は学力面と人間性の両方が問われる入試ですが、書類審査の評定は学力の基礎として重要な指標になっています。
高校の先生から学習面での熱心な姿勢が推薦書に反映されることもあるため、授業への積極的な参加姿勢も評定と同様に大切にしてください。
東京医科大学の総合型選抜の条件の詳細
東京医科大学の総合型選抜の一般公募推薦は現役生のみを対象としており、評定平均値4.0以上の条件を満たした上で学校長からの推薦が必要です。
地域枠については各都県ごとに定められた条件を満たす必要があり、茨城県や新潟県の地域枠は出身地を問わず全国の受験生が出願できる仕組みになっています。
一方で地域枠に合格した場合は卒業後に一定期間、その都県が指定した医療機関で勤務することが義務づけられています。
地域枠はその義務を理解した上で出願するものであり、地域医療への強い使命感を持つ受験生に適した区分です。
英語検定試験利用推薦ではCEFRのB1以上の英語資格が必要であり、取得から2年以内のスコアが有効です。
自分が出願できる区分の条件を細かく確認した上で出願書類を準備することが、東京医科大学の総合型選抜を確実に受験するための基本です。
東京医科大学の総合型選抜の過去問
東京医科大学の総合型選抜の過去問は大学の公式サイトで公表されており、無料で確認することができます。
過去問を通じて出題傾向や難易度を把握することは、効率的な対策を立てる上で欠かせないステップです。
小論文の形式は通常の記述問題とは異なる独自の形式であるため、過去問を使った実践練習が特に重要になります。
東京医科大学の総合型選抜の過去問の傾向
基礎学力検査は試験時間70分、100点満点で数学と理科の3科目から出題されます。
数学は高校で学ぶ基礎的な内容が中心であり、教科書の内容をしっかり理解していれば対応できるレベルの問題が多い傾向です。
理科は物理、化学、生物の中から受験生が選択でき、いずれも基礎知識の確実な定着が求められます。
小論文では医療に関するテーマや社会問題をもとに、自分の考えを論理的に展開する力が問われます。
日本語小論文では与えられた資料や文章を読み解いた上で自分の意見を述べる形式が多く、英語小論文でも同様の力が求められます。
東京医科大学の総合型選抜では基礎知識の正確さと論理的な思考力のバランスが問われているため、暗記だけでなく考える力も養っていく必要があります。
東京医科大学の総合型選抜の過去問の対策
基礎学力検査の対策としては数学と選択した理科科目の基礎を徹底的に固めることが最優先です。
一般選抜に向けた受験勉強と基礎的な内容が重なるため、推薦入試の対策が一般選抜の準備にもつながる相乗効果があります。
小論文の対策は過去問を実際に書いてみることから始め、書いた内容を学校の先生や予備校の講師に添削してもらう工程を繰り返すことが効果的です。
英語小論文については英語で自分の意見を論述する練習を夏休みから始め、語彙力と表現力を高めていくことが大切です。
東京医科大学の総合型選抜の過去問は複数年分に取り組むことで出題のパターンや難易度の傾向を体感できます。
10月には少なくとも直近2年分の過去問を時間を計って解いておくことをおすすめします。
東京医科大学の総合型選抜の出願書類
東京医科大学の総合型選抜の出願には複数の書類を準備する必要があります。
必要書類は区分によって異なるため、志願する区分の入試要項を早めに入手して必要書類を確認しておくことが大切です。
書類の準備には時間がかかるものも多いため、10月初旬には全書類のリストアップを完了しておくことをおすすめします。
東京医科大学の総合型選抜の出願書類の一覧
すべての区分に共通する主な出願書類は入学志願票、志望の動機書、推薦書、調査書です。
志望の動機書は800字以内の自筆記入が求められ、志望動機と入学後の抱負を具体的に記載します。
推薦書は高校の校長または学校長から発行されるものであり、東京医科大学の建学の精神を踏まえた内容での作成が求められます。
茨城県地域枠については大学への出願に加え、茨城県への書類提出が事前に必要となっているため特に早めの準備が必要です。
英語検定試験利用推薦では英語資格のスコアシートや証明書の添付が求められます。
書類に不備があると出願が受理されない場合があるため、提出前に入試要項と照らし合わせながら丁寧にチェックしてください。
東京医科大学の総合型選抜の出願の流れ
東京医科大学の総合型選抜の出願はすべてWeb出願で行われ、UCAROと呼ばれる出願システムを利用します。
出願の流れはまずUCAROへのアカウント登録を行い、次にシステム上で入学志願票の情報を入力し、検定料を支払います。
その後必要書類を大学指定の封筒または任意の封筒に入れて郵送し、すべての書類が受理された時点で出願が完了します。
UCAROの登録は出願期間前から行えるため、事前に登録を済ませておくとスムーズです。
検定料は区分ごとに設定されている場合があるため、入試要項で金額を確認した上でオンライン決済を行ってください。
東京医科大学の総合型選抜の出願に不明な点がある場合はアドミッションセンターに直接問い合わせることができるため、疑問点はそのままにせず早めに解消することをおすすめします。
東京医科大学の総合型選抜の併願
東京医科大学の総合型選抜の併願可否
東京医科大学の総合型選抜では同一区分への重複出願はできませんが、一定の条件を満たす場合は最大3つの区分への同時出願が認められています。
例えば現役生であれば一般公募推薦、茨城県地域枠、全国ブロック別推薦の3つを同時に出願することが可能です。
複数の区分に出願することで合格のチャンスが広がるため、条件を満たす区分はできる限り複数受験することをおすすめします。
万が一複数の区分に合格した場合は地域枠が優先されるなど、大学が定めたルールに従って合格区分が決定されます。
東京医科大学の総合型選抜は専願制ではないため、他大学の推薦入試との併願も可能です。
ただし合格した場合の入学手続き締め切りが短いため、他大学の入試日程と比較した上で慎重に出願校を選定することが大切です。
東京医科大学の総合型選抜と一般選抜の両立
東京医科大学の総合型選抜の試験日は11月末に設定されているため、一般選抜の本格的な追い込みの時期と重なる部分がありますが、両立は十分に可能です。
基礎学力検査の内容は一般選抜に向けた数学や理科の勉強で対応できるレベルであるため、推薦対策が一般選抜の妨げになることはほとんどありません。
小論文と面接の対策については10月頃から集中的に取り組み、11月の試験前の1か月間で仕上げるスケジュールが現実的です。
東京医科大学の総合型選抜で経験する小論文や面接の準備は、他の医学部の推薦入試や一般選抜後期試験にも応用できるスキルを養います。
もし東京医科大学の総合型選抜で合格できた場合は12月には進路が確定するため、精神的な余裕を持って残りの高校生活を過ごせるというメリットもあります。
一般選抜と推薦入試を並行して準備することは負担も大きいですが、計画的に学習スケジュールを組むことで両立を実現している受験生は毎年多くいます。
東京医科大学の総合型選抜の合格のポイント
東京医科大学の総合型選抜に受かる人の特徴
東京医科大学の総合型選抜に合格する受験生に共通するのは、医師を目指す明確な理由と将来像を持っていることです。
漠然と医師になりたいというだけでなく、どのような医師になりたいか、どのように地域や社会に貢献したいかを具体的な言葉で語れる受験生が高い評価を受けています。
学力面では基礎知識が確実に定着しており、基礎学力検査の基本問題を確実に得点できる実力を持っていることも共通点です。
東京医科大学の建学の精神への共感を面接や志望理由書で自分の言葉で表現できる受験生は選考委員に強い印象を残せます。
また評定平均値が出願基準を大きく上回っており、高校3年間を通じた学習姿勢の誠実さが書類からにじみ出ている受験生も合格に近いタイプです。
東京医科大学の総合型選抜に受かる人は試験当日の準備だけでなく、高校入学から計画的に合格を目指して行動してきた人です。
東京医科大学の総合型選抜に落ちた時の対処法
東京医科大学の総合型選抜の合格発表は12月上旬であるため、万が一不合格であっても大学入学共通テストや一般選抜への切り替えは十分に間に合います。
推薦入試の準備を通じて身につけた小論文の記述力や面接での表現力は、他大学の推薦入試や一般選抜の2次試験でも大いに活かせます。
不合格の結果をもらった後に落ち込む気持ちは当然ですが、その経験を通じて自分の弱点や課題が明確になることもあります。
推薦で経験した面接練習や小論文の添削指導は医師を目指す姿勢を深める機会でもあったはずです。その経験を無駄にせず一般選抜に活かしてください。
特に東京医科大学は一般選抜においても医学部の中では受験しやすい選択肢の一つであるため、一般選抜でのリベンジを目指す方向性も十分に有効です。
どんな結果になったとしても医師を目指すという目標を諦めず、次のステップへ前向きに進んでいくことが最も大切です。
東京医科大学の総合型選抜についてのよくある質問
東京医科大学の総合型選抜に関してよく寄せられる5つの質問に回答します。
受験準備を進めていく中で疑問が生じた際の参考にしてください。
質問1 東京医科大学の総合型選抜は浪人生でも受験できますか。
一般公募推薦は現役生のみを対象としています。一方で茨城県地域枠、新潟県地域枠、埼玉県地域枠、群馬県地域枠、全国ブロック別推薦、英語検定試験利用推薦については1浪生まで出願が認められています。自分の受験資格を入試要項で確認した上で出願区分を選んでください。
質問2 東京医科大学の総合型選抜に英検は必須ですか。
英語検定試験利用推薦に出願する場合はCEFRのB1以上、つまり英検2級以上に相当する資格が必要です。しかし一般公募推薦や地域枠については英語資格は出願条件には含まれていません。英検を持っていなくても東京医科大学の総合型選抜に出願できる区分は複数あります。
質問3 東京医科大学の総合型選抜と他大学の推薦入試は同時に受験できますか。
東京医科大学の総合型選抜は専願制ではないため、他大学との併願が可能です。ただし合格時の入学手続き締め切りが12月11日と短く設定されているため、他大学の合格発表日や手続き期間と照らし合わせた上で出願スケジュールを計画してください。
質問4 東京医科大学の総合型選抜ではどの科目を優先して対策すべきですか。
172点満点中100点を占める基礎学力検査が最も配点が高いため、数学と選択した理科科目の基礎固めを最優先にしてください。次いで36点配点の小論文の対策として日本語と英語の両方の記述練習を行うことが重要です。面接の24点も全体の合否に影響するため、小論文対策と並行して面接練習も進めることをおすすめします。
質問5 東京医科大学の総合型選抜の面接ではどのような服装が適切ですか。
現役の高校生であれば制服での参加が最も無難で好印象を与えます。既卒生の場合はスーツなどのフォーマルな服装で臨むことが適切です。いずれの場合も清潔感を大切にし、だらしない印象を与えないよう靴や鞄の状態にも気を配ってください。服装そのものが評価に影響することはないとされていますが、第一印象は選考に間接的な影響を与えることがあります。

