
【この記事の監修者:英検コーチ塾長竹本明弘先生】
これまでIELTS7.5の合格者を多数輩出してきました。当記事ではIELTS7.5に合格するための効果的な勉強法を具体的に解説します。ぜひ参考にしてみてください。
IELTS7.5のレベルと難易度
IELTSはInternational English Language Testing Systemの略で、英語を母国語としない人を対象とした国際的な英語力測定試験です。スコアは0から9の間で0.5刻みで表示され、合計19段階で英語力を評価する仕組みになっています。
その中でもIELTS7.5というスコアは、非常に高い英語力を持っていることを示す指標となっています。IELTSのスコアはバンドスコアと呼ばれており、バンド7は良好な英語使用者、バンド8は非常に優秀な英語使用者という位置づけになっています。
IELTS7.5はちょうどその中間にあたり、英語を複雑な状況でも自在に使いこなせる高度な英語力を意味しています。普段から英語に触れていない日本人にとって、これがどれほど高い水準なのかをきちんと理解しておくことが大切です。
日本人受験者の平均スコアと比較してみると、IELTS7.5がどれほど難しいレベルにあるかがよく分かります。一般的に日本人受験者の平均スコアはおよそ5.5から6.0程度だと言われており、IELTS7.5はその平均を大きく上回るスコアとなっています。
つまり、IELTS7.5を達成するためには、日本人受験者の中でも上位数%に入る英語力が必要となります。英検と比較しても、IELTS7.5は英検1級に匹敵するほどの難易度を持つため、一朝一夕で達成できるものではありません。
IELTSの試験内容はリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4つのセクションで構成されています。各セクションがそれぞれ9点満点で採点され、4セクションの平均値がオーバーオールバンドスコアとして算出されます。
IELTS7.5という総合スコアを取るためには、4つのセクション全てで安定した高いパフォーマンスを発揮する必要があります。英語の4技能をバランスよく高いレベルで習得しなければならないため、継続的かつ計画的な学習が求められます。
特に日本の英語教育では読み書きに重点が置かれる傾向があるため、スピーキングとリスニングに苦手意識を持つ受験生も多くいます。IELTS7.5の達成には、この4技能の偏りをなくすことが非常に重要な鍵となっています。
IELTS7.5は英検換算するとどのレベル?
IELTS7.5を英検のスコアに換算すると、英検1級に相当するレベルとなります。英検は日本英語検定協会が実施する英語検定試験で、5級から1級まで7つの段階があります。その中で最も難易度が高いのが英検1級であり、IELTS7.5はこの英検1級と同等かそれに近いレベルと考えるのが適切です。
英検1級の合格率はおよそ10%前後と言われており、非常に難易度の高い試験として知られています。英検1級に合格するためには、高度な語彙力や読解力、リスニング力に加えて、英語での表現力も求められます。
IELTS7.5もこれと同等の難易度にあるため、どちらも相当の努力と時間をかけた学習が必要です。大学受験生にとっては、まずこのレベル感を把握した上で長期的な学習計画を立てることが大切です。
より具体的に換算の基準を見てみると、IELTS6.5が英検準1級に相当し、IELTS7.0から7.5が英検1級のレベルに相当するとされています。英検準1級はCEFRでB2レベルとされているのに対し、IELTS7.5や英検1級はCEFRのC1レベルに位置づけられています。
このことからも、IELTS7.5と英検1級がほぼ同じ難易度帯に属していることが確認できます。CEFRについては後のセクションで詳しく説明しますが、C1レベルは英語を高度に使いこなせる段階を意味しています。
ただし、IELTSと英検はそれぞれ試験の形式や測定している能力に違いがあります。英検は筆記試験を中心とした形式であるのに対し、IELTSは4技能全てを実際に使いこなす力を測定します。
特にIELTSのスピーキングセクションは、試験官と対面で行われる形式となっているため、英語での口頭表現力が直接評価されます。そのため、IELTS7.5と英検1級は大まかに同等のレベルとされていますが、得意とする技能によって個人差が生じることも理解しておく必要があります。
英検1級を持っている人でもIELTSのスピーキングに苦手意識を持つ場合がありますし、逆にIELTSのスコアが高い人でも英検の語彙問題に苦戦するケースもあります。それぞれの試験の特性を理解した上で対策を進めることが、効率的なスコアアップにつながります。
IELTS7.5のリーディングのレベルと難易度を英検と比較
IELTSのリーディングセクションでバンドスコア7.5を獲得するためには、非常に高い読解力が必要です。IELTSアカデミックのリーディングセクションは40問で構成されており、正解率がおよそ36問以上でバンドスコア8.0、33問以上でバンドスコア7.5に相当するとされています。
つまり全体の82%以上を正解しなければならないということであり、これは決して簡単なことではありません。英検との比較においても、IELTS7.5のリーディングが英検1級と同等の難易度を持つことがここからも分かります。
IELTSのリーディングで出題される文章は、主に学術論文や雑誌の記事など、ネイティブスピーカーが書いた本物の英文が使用されます。難しい語彙や複雑な文章構造が多く含まれており、単語の意味を理解するだけでなく、文章全体の論旨や筆者の意図を正確に把握する力が求められます。
英検と比較してみると、IELTS7.5のリーディングは英検1級のリーディングに相当するレベルとなっています。英検1級のリーディングでは、時事問題や学術的なテーマに関する長文が出題されますが、IELTSのリーディングも同様に高度な内容の英文を素早く正確に読み解く能力が試されます。
英検1級のリーディング問題は語彙問題と長文読解問題から構成されており、非常に高度な語彙力が求められます。一方、IELTSのリーディングでは語彙問題こそないものの、文章の中に出てくる難解な語句の意味を文脈から推測する力が必要です。
具体的な学習法として、IELTS7.5のリーディング対策にはCambridge IELTSシリーズなどの公式教材を活用することが最も効果的です。Cambridge IELTSは実際の試験に近い問題形式で構成されているため、試験本番のレベル感をつかむために欠かせない教材となっています。
英検1級の過去問を活用してリーディングの基礎力を養いながら、IELTSの試験形式に慣れていく学習法も効果的です。英字新聞のThe Japan TimesやThe Economistを日常的に読む習慣をつけることも、IELTS7.5レベルの読解力を身につけるうえで大きな助けになります。
また、IELTSのリーディングには時間制限があるため、速読の技術を磨くことも重要です。英検1級の問題に加えて、IELTS専用の速読トレーニングを取り入れることで、制限時間内に高い正解率を維持する力が育ちます。
IELTS7.5のリスニングのレベルと難易度を英検と比較
IELTSのリスニングセクションでバンドスコア7.5を取るためには、40問中およそ35問以上を正解する必要があります。これは全問題の87%以上を正解しなければならないということであり、非常に高い正解率が求められます。
リスニングは英検と比べてもIELTSならではの難しさがあります。特に多様なアクセントへの対応力が必要となる点は、英検にはない特徴的な要素となっています。
IELTSのリスニングは日常会話から学術的な講義まで幅広い内容が出題されます。アメリカ英語だけでなく、イギリス英語やオーストラリア英語など様々なアクセントが使用されるため、一つのアクセントに偏ることなく幅広い英語音声に慣れておく必要があります。
問題は一度しか放送されないため、集中力を持続させながら素早く情報を処理する能力も重要です。これは英検1級のリスニングと共通する要素でもあり、日頃からリスニング練習を積み重ねることが不可欠となっています。
英検と比較すると、IELTS7.5のリスニングは英検1級のリスニングに相当するレベルとなっています。英検1級のリスニングでは会話や講義など様々な形式の音声が出題されますが、IELTSのリスニングではより実践的な英語音声が使用されます。
英検1級のリスニング問題は比較的聞き取りやすい速度で話されることが多いのに対し、IELTSでは自然なネイティブのスピードで話される音声が中心となっています。そのため、英検1級の対策だけではIELTSのリスニングに対応しきれない部分も出てきます。
具体的な学習法として、IELTS7.5のリスニング対策にはBBCやCNNなど様々なアクセントの英語に日常的に触れる習慣を持つことが有効です。Official Cambridge Guide to IELTSなどの教材を使って練習問題を繰り返しこなすことも、スコアアップに直結する効果的な学習法となっています。
また、IELTS7.5のリスニングを達成するためには、音声を聞きながら重要情報をメモするノートテイキングの技術を磨くことも欠かせません。英検と異なり、IELTSのリスニングでは問題用紙に直接書き込みながら聴くスタイルが基本となるため、この形式に慣れた練習を十分に積んでおくことが大切です。
IELTS7.5と英検をCEFRを軸に比較
CEFRとはCommon European Framework of Reference for Languagesの略で、ヨーロッパ共通参照枠と訳されます。英語をはじめとした外国語の習熟度を国際的に比較するための基準として広く使われており、A1からC2までの6段階で言語能力を評価します。
CEFRの段階を具体的に説明すると、A1とA2は基礎段階、B1とB2は自立した言語使用者の段階、C1とC2は熟練した言語使用者の段階となっています。日本の高校卒業程度の英語力はおおよそB1からB2程度とされており、英語を仕事や学術目的で使いこなせるレベルがC1以上と考えられています。
IELTS7.5はCEFRでC1レベルに相当します。C1レベルとは、幅広い長文を読み理解でき、隠れた意味や表現の背景も把握できる段階です。また自発的に流暢に自分を表現でき、社会生活や学術的な場面でも英語を効果的に使用できるレベルを意味しています。
英検との比較では、英検1級がCEFRのC1からC2レベルに相当するとされています。英検準1級はCEFRのB2レベル、英検2級はB1からB2レベルとなっているため、IELTS7.5と英検1級はCEFRを軸にすると同じC1レベル付近に位置することが確認できます。
大学受験生の多くは英検2級や準1級のレベルにあることが多く、IELTS7.5や英検1級のC1レベルに達するためにはさらに多くの学習が必要となります。CEFRを基準に自分の現在位置を把握しておくことで、目標までの距離を客観的に理解することができます。
つまり、IELTS7.5と英検1級はどちらもCEFRのC1レベルを達成しているという点で共通しており、英語を高度に使いこなす力の証明となります。大学受験生が英語の資格として取得を目指す場合、IELTS7.5と英検1級のどちらも非常に価値ある資格と言えます。
CEFRを活用することで、自分の英語力がどの段階にあるのかを世界基準で確認できます。英検とIELTSはそれぞれ異なる試験形式を持ちながらも、CEFRという共通の物差しで比較できる点は、英語学習の指針を立てる上で非常に役立ちます。
英検でB2からC1レベルへの橋渡しとなるのが英検準1級から1級へのステップであり、IELTSでは6.5から7.0以上へのスコアアップがこれに対応します。IELTS7.5という目標を持つ受験生は、まずCEFRのB2レベルをしっかりと固めることが着実なスコアアップへの近道となっています。
IELTS7.5は大学の偏差値ではどれくらいのレベル?
IELTS7.5というスコアは、大学受験の文脈で考えると非常に難関大学に相当する英語力を持っていることを示しています。日本の大学入試における英語の難易度と比較すると、IELTS7.5は東京大学や京都大学の入試英語と同等か、それ以上の英語力を要求するレベルにあります。
偏差値で例えると、IELTS7.5を達成するためには英語の偏差値70以上に相当する力が必要とされています。英語の偏差値70以上といえば、日本の大学受験生の中でも上位約2%程度に入るレベルです。
これは東京大学や京都大学、一橋大学などの最難関大学の合格者に相当する英語力と言っても過言ではありません。英検1級のレベルと重なるこの水準に達することは、大学受験においても非常に高い英語力を有していることの証明となります。
一方で、日本の大学入試英語とIELTSでは測定している能力が異なります。日本の大学入試英語は主に読解力と文法知識を重視した筆記試験が中心ですが、IELTSは4技能全てを総合的に測定します。そのため、偏差値の高い大学の入試英語で高得点を取れる受験生でも、IELTSのスピーキングやライティングには別途対策が必要となります。
海外大学への進学を考える場合、IELTS7.5は世界トップレベルの大学への入学要件を満たすスコアとなっています。例えばイギリスのオックスフォード大学やケンブリッジ大学の多くのコースでは、入学要件としてIELTS7.0以上が求められており、IELTS7.5はこれらの要件を余裕を持ってクリアするスコアとなっています。
日本国内でも、難関大学の大学院や英語で授業が行われるコースへの入学要件として、IELTS6.5から7.0程度が求められることが多くなっています。IELTS7.5はこれらの要件を大きく上回るスコアであり、日本の難関大学の大学院入試においても十分な競争力を持つことができます。
英検との関連で見ると、英検1級の取得者は大学受験でも非常に有利な立場に立てます。多くの大学で英検1級保持者に対して英語試験の免除や加点措置が設けられており、IELTS7.5も同様に活用できる大学が増えています。
志望する大学の入試要件を事前に確認し、英検とIELTSのどちらをより活用できるかを判断した上で学習を進めることが、大学受験において最も効率的な戦略となります。
IELTS7.5はすごい?すごくない?
IELTS7.5は間違いなくすごいスコアです。日本人受験者の平均スコアがおよそ5.5から6.0程度であることを考えると、IELTS7.5はその平均を大きく上回る非常に高いスコアとなっています。
日本人受験者全体の中でIELTS7.5以上を取得している人の割合は非常に少なく、上位数%程度と言われています。英語を母国語とするネイティブスピーカーでもIELTS8.0以上を取ることが難しいとされていることを考えると、非英語圏の日本人がIELTS7.5を達成することは特筆すべき成果です。
IELTS7.5が英検と比較してどれほど高いレベルかについても確認しておきましょう。英検1級の合格率が約10%以下であることはすでに触れましたが、英検1級に相当するIELTS7.5もそれと同等の難易度を持っています。
英検1級は英語の資格の中でも最高峰とされており、取得することで英語の専門家としての高い評価を得られます。IELTS7.5も同じく、英語のプロフェッショナルレベルを証明するスコアとして広く認められています。
ただし、IELTS7.5がそれほどすごくないと感じられるシチュエーションも一部存在します。例えば英語を母国語とする国への移住申請や、ネイティブが多く在籍する最上位のアカデミックプログラムへの応募では、IELTS7.5ではなくIELTS8.0以上が求められるケースもあります。
このような文脈では、IELTS7.5はまだ上を目指す余地があるスコアとも言えます。しかし、そのような最高峰の場面を除けば、IELTS7.5は世界中のほとんどの大学や職場で高く評価されるスコアとなっています。
日本人の英語学習者や大学受験生にとって、IELTS7.5と英検1級はどちらも高い英語力の証明として非常に価値のある資格です。就職活動や大学院進学、海外留学など様々な場面でその英語力が評価されるため、IELTS7.5の取得は十分に誇れる成果と言えます。
英検との比較で見ても、英検1級とIELTS7.5を両方持っていれば国内外を問わずあらゆる英語試験の場面で通用する実力を持っていることを証明できます。大学受験を超えてその先のキャリアにも活きる英語力として、目標に設定する価値は非常に高いと言えます。
IELTS7.5とCEFRを軸に他の英語資格と徹底比較
IELTS7.5はCEFRのC1レベルに相当することをすでに説明しましたが、他の英語資格と比較することでそのレベルをより具体的に把握することができます。ここではIELTS7.5と同じCEFRのC1レベル前後に位置する主要な英語資格について説明します。
まずTOEICとの比較です。TOEICのスコアはリーディングとリスニングを合わせた990点満点で表示されます。CEFRのC1レベルに相当するTOEICのスコアはおよそ945点以上とされています。
つまり、IELTS7.5と英検1級に相当するTOEICのスコアは945点以上となり、これもまた非常に高い英語力を示す数値です。TOEIC900点以上の取得者は全受験者の中でも数%程度とされており、IELTS7.5と同様に高い難易度を持つ水準となっています。
次にTOEFLとの比較です。TOEFL iBTはアメリカの大学進学に多く使われる英語試験で、120点満点で採点されます。CEFRのC1レベルに相当するTOEFL iBTのスコアはおよそ95点以上とされており、IELTS7.5はTOEFL iBTで95点以上のスコアに相当します。
TOEFL iBTとIELTSは海外大学進学で最もよく使われる英語資格ですが、アメリカの大学ではTOEFLが多く採用される傾向があるのに対し、イギリスやオーストラリアの大学ではIELTSが主流となっています。英検は日本国内での認知度が最も高く、国内大学入試での活用に適した資格と言えます。
英検との比較については既に詳しく述べましたが、改めて整理すると英検1級がCEFRのC1からC2レベル、英検準1級がB2レベル、英検2級がB1からB2レベルに相当します。IELTS7.5がC1レベルであることから、英検1級と同等のレベルに位置していることが改めて確認できます。
Cambridge English Qualificationsとの比較では、C1 AdvancedというCEFRのC1レベルに対応した試験があります。IELTS7.5はこのC1 Advancedの合格圏内に相当するレベルとなっており、どちらも英語を高度に使いこなせることを証明する国際資格として位置づけられています。
このように様々な英語資格と比較してみると、IELTS7.5と英検1級はいずれも英語の最高峰の資格に近いレベルにあることが分かります。TOEICで945点以上、TOEFL iBTで95点以上、英検1級、IELTS7.5はそれぞれ異なる試験でありながら、CEFRのC1レベルという共通の指標でつながっています。
大学受験生や英語学習者が目標として設定するには非常に高い目標ですが、達成した際には英語の専門的な運用能力があることを世界的な基準で証明することができます。どの試験を受験するかは目的によって選ぶべきですが、英検とIELTSはどちらも日本人学習者にとって取得価値の高い資格となっています。
IELTS7.5と英検に関するよくある質問
IELTS7.5は英検何級に相当しますか?
IELTS7.5は英検1級に相当するレベルです。どちらもCEFRのC1レベル付近に位置しており、高度な英語の読み書きや聞く話す力が求められます。英検1級の合格率が約10%程度であることと同様に、IELTS7.5も日本人受験者の中では非常に高い位置にあるスコアとなっています。英検準1級がIELTS6.5に相当することから、英検1級とIELTS7.5の換算関係はほぼ一対一で対応していると考えることができます。
IELTS7.5を取るためにはどのくらいの勉強時間が必要ですか?
IELTS7.5を達成するために必要な勉強時間は個人の英語力によって大きく異なります。英検2級レベルに相当するCEFRのB2水準の英語力を持っている状態からIELTS7.5を目指す場合、一般的には1000時間以上の学習が必要とされています。毎日3時間勉強したとしても1年以上かかる計算となるため、長期的な学習計画を立てることが重要です。特にスピーキングとライティングの向上には時間がかかるため、早めに対策を始めることをおすすめします。
IELTS7.5と英検1級はどちらが難しいですか?
IELTS7.5と英検1級はほぼ同等の難易度とされています。ただし試験の形式が異なるため、個人の得意な技能によってどちらが難しく感じるかは変わってきます。英検1級は語彙問題の難度が特に高く、膨大な量の英単語を暗記する必要があります。一方、IELTS7.5はスピーキングとライティングの実際の使用力が直接評価されるため、英語を実際に書いたり話したりする練習が多く必要になります。日本人に多い読み書き中心の学習スタイルで準備してきた人には、英検1級の語彙対策のほうが取り組みやすいと感じるケースが多いです。
大学受験にIELTS7.5と英検はどのように活かせますか?
IELTS7.5と英検はどちらも大学受験において有利に働きます。英語の資格を大学入試に活用する制度を設けている大学は年々増えており、英検1級やIELTS7.5を持っていることで英語試験が免除されたり加点されたりするケースがあります。特に国際系学部や外国語学部への出願では、英語資格が重要な選考基準となることが多いため、事前に志望大学の制度を確認しておくことが大切です。また総合型選抜や学校推薦型選抜でも英語資格が評価されることが増えており、早いうちから英検やIELTSの対策を進めておくことが受験全体の戦略上も有利に働きます。
IELTS7.5と英検1級はどちらを先に取得するのがおすすめですか?
大学受験を主な目的としている場合は、まず英検1級の取得を目指すことをおすすめします。英検は日本の大学入試で広く認められている資格であり、対策教材や参考書も豊富に揃っています。英検1級を取得した後、留学や海外就職を視野に入れる段階でIELTSの対策に移行するという順序が、多くの受験生にとって効率的な学習ルートとなっています。英検の学習で培った語彙力や読解力はIELTS対策にも直接活かすことができるため、無駄のない学習の積み重ねが可能となります。
IELTS7.5の各セクションの目標スコアはどう設定すればよいですか?
IELTSの総合スコア7.5を目指す場合、4つのセクション全体のバランスが重要です。一般的に得点しやすいとされるリスニングとリーディングで7.5以上を確保し、より難しいとされるライティングとスピーキングで7.0以上を目指すことが現実的な目標設定となります。IELTSの総合スコアは4セクションの平均値をもとに計算されるため、一つのセクションで極端に低いスコアを取らないよう4技能をバランスよく伸ばすことが大切です。英検1級の学習と並行してIELTSのセクション別対策を進めることで、効率よく7.5という目標スコアに近づくことができます。





