
【この記事の監修者:英検コーチ塾長竹本明弘先生】
これまでIELTS6.0の合格者を多数輩出してきました。当記事では高校生がIELTS6.0に合格するための効果的な勉強法を具体的に解説します。高校生の生活スタイルに合った学習スケジュールや参考書選びも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
期間別に高校生におすすめのIELTS6.0取れる勉強法
IELTS6.0高校生として目標スコアに到達するためには、リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4技能をそれぞれ対策することが必要です。
4技能の平均がオーバーオールスコアになるため、どれか1つだけを伸ばすのではなく、バランスよく点数を取ることがIELTS6.0達成のカギになります。
スコアを1.0上げるためには一般的に200時間から400時間程度の学習が必要とされています。現在のスコアや試験まで残り時間に応じて、3ヶ月・2ヶ月・1ヶ月のプランで効率よく対策を進めていきましょう。
高校生向けの3ヶ月でIELTS6.0取れる勉強法
3ヶ月プランでは、最初の1ヶ月で基礎力を固め、2ヶ月目で各パートの実践力を高め、3ヶ月目で本番形式の演習に集中するという流れが最も効果的です。
IELTS6.0高校生を目指す場合、まず1ヶ月目には語彙力の底上げから始めましょう。IELTS6.0を達成するためには5000語から7000語程度の英単語力が必要とされています。旺文社から出版されている実践IELTS英単語3500を使い、1日100語から130語を高速で確認する習慣をつけることをおすすめします。
朝に50語・昼休みに30語・夜に50語という形で1日130語のペースを維持できれば、1ヶ月で800語から1000語を覚えることが可能です。1冊の単語帳を7周以上すると8割程度が定着するとされていますので、完璧に覚えることより高速で何度も繰り返すことを意識してください。
リスニングでは、ケンブリッジ大学出版局が出しているCambridge IELTS 20 Academicを中心教材として使い、Section 1とSection 2の問題を1日2問から3問解くことから始めましょう。解いた後は必ずスクリプトを見ながら音声と同じタイミングで声に出すオーバーラッピングを5回から7回繰り返します。
リーディングについては1ヶ月目から長文を大量に解く必要はなく、まずはどのような問題形式があるかを把握することを優先してください。True / False / Not GivenやMatching Headingsなどの形式を理解しておくだけで、後の学習効率が大きく変わります。
2ヶ月目からはライティングの対策を本格的に始めます。Collins Writing for IELTSという教材を使ってTask 1とTask 2の書き方を段階的に身につけていきましょう。Task 2ではOpinionタイプ・Discussionタイプ・Problem and Solutionタイプ・Advantages and Disadvantagesタイプの4種類の出題パターンそれぞれに対して、構成テンプレートを準備することが重要です。
リスニングは2ヶ月目からSection 3・Section 4にも取り組み始め、学術的な内容の英語に慣れていきましょう。シャドーイング(音声を聞きながら少し遅れて同じように発声する練習)も取り入れることで、リスニング力だけでなくスピーキングの流暢さにもつながる効果が期待できます。
3ヶ月目には本番と同じ形式でリスニング・リーディング・ライティングを通しで解く練習を週に2回以上行いましょう。リーディングでは60分でPassage 1に15分・Passage 2に20分・Passage 3に25分という時間配分を意識して解く習慣をつけることが大切です。
IELTS6.0高校生にとって、実際の試験時間の中で安定して答えを出す練習をすることが本番でのスコア安定につながります。スピーキングについても3ヶ月目から本格的に練習を始め、Collins Speaking for IELTSを使ってPart 1からPart 3の形式に慣れていきましょう。
高校生向けの2ヶ月でIELTS6.0取れる勉強法
2ヶ月でIELTS6.0高校生として目標を達成するためには、すべての技能を均等に対策する時間がないため、ライティングとリスニングを優先することをおすすめします。
1ヶ月目は実践IELTS英単語3500を使って1日200語から250語の高速ペースで単語を確認しつつ、リスニングとライティングの基礎を同時に固めます。単語は1ヶ月で1500語の習得を目標にしましょう。スキマ時間にはBritish Councilが無料で提供しているIELTS Prepアプリを活用することで、移動中や休み時間にも語彙力を強化できます。
リスニングでは1日3問から4問を解き、それぞれ5回ずつオーバーラッピングとシャドーイングを行って、1日合計15回から20回の音読を目指しましょう。ライティングでは1ヶ月目の後半からTask 2のエッセイを週に2本書き始め、模範解答と比較して改善点を洗い出していきます。
2ヶ月目は週に2回以上の本番形式演習を行いながら、ライティングのテンプレートを磨き上げていきましょう。IELTS6.0高校生に必要なのは完璧な英語力ではなく、採点基準に合わせた安定した書き方を身につけることです。
添削サービスを活用してTask Achievement(課題達成度)とCoherence and Cohesion(一貫性と結束性)の向上を意識することが効果的です。また2ヶ月プランでは特に、ライティングで使う接続表現リスト・Task 1のグラフ描写テンプレート・スピーキングPart 2で使える話の展開パターン集という3点セットを早めに作成することが、スコア安定への近道です。
リーディングは1日1パッセージを目安に解き、スキミングとスキャニングの精度を上げていきます。スキミングとは各段落の最初と最後の文を中心に読んで全体の流れをつかむ技術で、スキャニングとはキーワードを探しながら素早く特定の情報を見つける技術です。この2つを意識するだけで読む速度が大きく改善されます。
高校生向けの1ヶ月でIELTS6.0取れる勉強法
1ヶ月という短期間でIELTS6.0高校生として目標を目指す場合、まず最初に模試を1回解いて現在の自分のスコアを確認し、最も伸びしろのある1技能から2技能に絞って集中することが重要です。
多くの高校生にとって、最も短期間でスコアが伸びやすいのはライティングとリスニングです。ライティングは型を覚えれば1週間から2週間で安定し、リスニングは毎日のシャドーイングで2週間程度で処理スピードが上がります。
1ヶ月プランでは実践IELTS英単語3500を1日150語から200語のペースで高速確認しながら、ライティングのテンプレート作成と週3本の演習を並行して行いましょう。ライティングの型を短期間で身につけるには、Collins Writing for IELTSまたはパーフェクト攻略 IELTSライティング(テイエス企画)が効率的です。
スピーキングの短期対策には、どんどん話すための瞬間英作文トレーニング(森沢洋介著・ベレ出版)で英語を瞬時に口から出す力をつけてから、IELTSのスピーキング練習に入ると効果的です。IELTS6.0高校生を短期間で目指すなら、全技能に手を広げず優先順位を明確にすることが最短ルートです。
1ヶ月プランでリーディングが弱い場合は、全文を丁寧に読もうとするのをやめて、問題形式ごとの解き方を優先して学ぶことをおすすめします。True / False / Not GivenやMatching Headingsは苦手にしている高校生が多いため、この形式に絞って集中的に練習するだけで得点が改善することがあります。
高校生におすすめのIELTS6.0取れるリスニング勉強法
IELTSリスニングはSection 1からSection 4の4つのセクションで構成されており、全部で40問あります。音声は1度しか流れないため、集中力と先読みの技術が特に重要になります。
実際の出題ではたとえばSection 1で、次の電話での会話を聞いて空欄に適切な情報を書き入れなさいという形式で、予約の名前・日時・電話番号などを書き取る問題が出ます。Section 2では、施設やツアーの案内を聞いて図や地図の空欄を埋める問題が出題されます。Section 4では講義を聞きながら要点を補足するという形式で、学術的な語彙が多く登場するため最も難易度が高いとされています。
IELTS6.0高校生のリスニング勉強で最も大切なのは、聞く練習よりも音読練習を優先することです。人間は自分が音読できるスピードより速い英語は聞き取れないという性質があります。そのため、Cambridge IELTS 20 Academicのスクリプトを見ながら音声と同じスピードで音読するオーバーラッピングを1つの音声につき5回から7回繰り返すことが最も効果的な練習になります。
1週間から2週間続けると、今まで速く感じていた音声がゆっくりに聞こえ始めます。これがリスニング力が上がったサインです。さらにスクリプトなしで音声の後を追いながら発声するシャドーイングも2ヶ月目以降から取り入れましょう。
先読みの技術もIELTS6.0高校生にとって重要なスキルです。セクション間の説明アナウンスが流れている間に、次のセクションの問題文と選択肢をざっと読んで、どんな情報を聞き取るべきかを事前に把握しておくことで正答率が大きく変わります。IELTSではイギリス英語が中心ですが、オーストラリア英語やアメリカ英語も登場するため、BBC 6 Minute Englishのような多様なアクセントの音源にも日ごろから慣れておくことをおすすめします。
高校生におすすめのIELTS6.0取れるリーディング勉強法
IELTSリーディング(アカデミック)は3つのパッセージで全40問を60分以内に解く形式です。文章は700語から900語程度で学術的な内容が中心となっています。
実際の問題では、たとえば下線部の語句の意味として最も適切なものを選びなさいという選択問題や、次の文章の内容はTrueかFalseかNot Givenかを判断しなさいという形式が頻出です。また各段落の内容を表す見出しを選ぶMatching Headings問題、文を完成させるSentence Completion問題なども多く出題されます。IELTS6.0高校生はこれらの問題形式それぞれに対して、解き方のコツを把握しておくことが大切です。
リーディングで最も意識すべきなのは、スキミングとスキャニングの2つの読み方を使い分けることです。スキミングとは各段落の最初と最後の文を重点的に読んで文章全体の大まかな流れをつかむ技術で、スキャニングとはキーワードを探しながら特定の情報を素早く見つけ出す技術です。この2つを組み合わせることで、全文を精読しなくても正解を見つけられるようになります。
リーディングの復習では、正解の根拠となる文が本文のどこにあったかを必ず確認しましょう。IELTSでは本文の表現が選択肢で言い換えられていることが非常に多く、たとえば本文でincreaseと書かれていても選択肢ではriseやgrowthと表現されていることがあります。このような言い換えに気づく力をつけることがIELTS6.0高校生のリーディングスコアを上げる最大のカギです。
時間が足りないと感じるリーディングの問題では、単語力不足が根本的な原因であることがほとんどです。知らない単語が多いと1文読むたびに止まって考える必要があり、どうしても時間がかかります。語彙力を高めることがリーディングを速く読む最短ルートであることを忘れないでください。日常的にBBC NewsやNational Geographicなどの英文記事を読む習慣もつけると、アカデミックな英文への慣れが自然と養われます。
高校生におすすめのIELTS6.0取れるライティングの勉強法
IELTSライティングはTask 1(150語以上・20分目安)とTask 2(250語以上・40分目安)の2問構成です。高校生にとってライティングは最もスコアが伸びにくいと感じやすいパートですが、型を身につければ安定した点数が取れるようになります。
Task 1では実際にこのようなグラフや表の変化を150語以上で客観的に説明しなさいという問題が出ます。全体の傾向と重要な変化や比較を選んで説明することが求められ、自分の意見は書く必要がありません。増加を表すincreased significantly・安定を表すremained stable・変動を表すfluctuated between A and Bなどのデータ描写表現を20種類程度まとめておくことが効果的です。
Task 2では、たとえばテクノロジーの普及によって人々のコミュニケーション能力が低下しているという意見に同意するか、という形式のエッセイ問題が出題されます。構成は序論で問題文を言い換えて自分の立場を示し、本論1で1つ目の理由と具体例を展開し、本論2で2つ目の理由を書き、結論で自分の意見をまとめるという4段落構成が基本です。
IELTS6.0高校生がライティングで安定した点数を取るためには、毎回ゼロから考えて書くのをやめることが重要です。接続表現・導入テンプレート・結論パターンをあらかじめ固定しておき、本番では型に内容を当てはめるだけにすることで、時間内に質の高いエッセイを書けるようになります。
採点基準はTask Achievement(課題達成度)・Coherence and Cohesion(一貫性と結束性)・Lexical Resource(語彙力)・Grammatical Range and Accuracy(文法の幅と正確さ)の4つです。この中で最も短期間で改善しやすいのはCoherence and Cohesion、つまり段落構成と接続表現の使い方です。Collins Writing for IELTSを使って段階的に型を身につけていきましょう。
高校生におすすめのIELTS6.0取れる面接とスピーキングの勉強法
IELTSスピーキングは試験官との1対1のインタビュー形式で、約11分から14分間行われます。Part 1・Part 2・Part 3の3つのパートで構成されており、高校生が最も緊張しやすいパートでもあります。
Part 1では日常生活に関する質問が5問程度出ます。たとえばDo you enjoy studying English? やWhat do you usually do on weekends? のような身近なテーマの質問が出題されます。ここで大切なのは、はい・いいえだけで終わらせず必ず理由や具体例を1文から2文添えることです。Yes, I do. I especially enjoy reading because it helps me expand my vocabulary in a natural way. のように、答えに続けて理由を加える習慣をつけましょう。
Part 2では1分間の準備時間の後に2分間話し続ける問題が出ます。たとえばDescribe a place you have visited that you found interesting. というカードが渡され、その場所はどこか・誰と行ったか・何が印象的だったか・なぜ印象に残っているかという観点について話すことが求められます。IELTS6.0高校生は旅行・趣味・影響を受けた人・困難を乗り越えた経験などのエピソードを3つから4つ英語で事前に準備しておくと、どんなカードが出ても対応できます。
Part 3ではPart 2のテーマに関連した、より抽象的な社会的問題について議論する質問が出ます。たとえばDo you think tourism has a positive or negative impact on local culture? のような質問に対して、一般論から自分の意見・具体例の順番で答える型を作っておくことが効果的です。スピーキングの練習では自分の声を必ず録音して聞き返しましょう。自分の癖や詰まりやすい表現に気づくことができます。Collins Speaking for IELTSはPart 1からPart 3の対策を網羅しており、音声付きでシャドーイング練習にも活用できるためおすすめです。
高校生におすすめのIELTS6.0取れる単語の覚え方
IELTS6.0高校生が目指すべき語彙数は5000語から7000語とされています。この目標に向けて最も効率的な単語帳は、旺文社から出版されている実践IELTS英単語3500です。この単語帳は日本で初めてIELTSに特化して作られたもので、Band 5.0から7.5以上までスコア別に単語が分類されているため、IELTS6.0を目指す高校生は自分の目標スコアに合わせた範囲を優先して学習できます。
IELTS6.0高校生の単語学習で最も重要なのは、1語に時間をかけて完璧に覚えようとするのではなく、1日100語から200語を高速で確認して何度も繰り返すことです。人間の脳は1回で完璧に覚えた経験よりも、うろ覚えで7回見た経験の方が記憶に残りやすいという性質を持っています。そのため同じ単語帳を7周以上することを目標に、スピードを上げて繰り返すことを意識しましょう。
単語を覚えるときには同義語もセットで覚えることが非常に重要です。たとえばimportantを覚えるときにはsignificant・crucial・essentialも一緒に覚え、increaseを覚えるときにはrise・grow・surge・climbも覚えるようにしましょう。IELTSでは本文と選択肢で同じ内容を違う単語で表現していることが多く、同義語を知っているかどうかが正答率に直結します。
スキマ時間にはBritish Council提供の無料アプリIELTS PrepやmikanのIELTSコンテンツを活用することで、反復回数を効率よく稼ぐことができます。またIELTSの問題演習で出会った未知語もどんどん自分専用のボキャブラリーノートに追加していきましょう。単語・同義語・例文をセットで書き込んで常に持ち歩くことで、スキマ時間にいつでも確認できる最強の単語帳が出来上がります。
高校生におすすめのIELTS6.0取れる英文法の勉強法
IELTS6.0高校生にとって英文法は、ライティングとスピーキングのスコアに直接影響する重要な要素です。IELTSの採点基準の1つにGrammatical Range and Accuracy(文法の幅と正確さ)があり、文法ミスの少ない英文を書けるかどうかが評価されます。
ただしIELTS6.0を目指す高校生に必要なのは、複雑で難しい文法を使いこなすことではありません。まず自分が確実に使える文法を完全に正確に使えるようにすることを優先しましょう。仮定法や倒置などの高度な文法を無理に使おうとして文法ミスを連発するよりも、基本的な文法を正確に使い続ける方がスコアが安定します。
英文法の練習には、英語のハノン 初級(筑摩書房)を使ったパターンプラクティスが非常に効果的です。文法構造を繰り返し口に出すことで、頭で考えなくても正しい英語が出てくるようになります。またライティングで書いた文章をGrammarlyなどの文法チェックツールで確認する習慣をつけることで、自分がよくするミスのパターンを把握し次第に減らしていくことができます。
IELTS6.0高校生は現在完了・受動態・関係代名詞・比較表現・条件文などの基本文法を正確に使えることを最初の目標にしましょう。これらが正確に使えるようになってから、語彙の幅を広げたり複数の文法構造を組み合わせたりする練習に進むことで、無理なくスコアアップにつなげることができます。英文法の勉強は単独でやるよりも、ライティング演習と同時並行で行うことで実践的な力が身につきます。
高校生がIELTS6.0を短期間で取るコツ
IELTS6.0高校生が短期間でスコアを達成するための最大のコツは、4技能すべてを均等に対策しようとしないことです。自分の現在のスコアと目標スコアのギャップを確認し、最も伸びしろのある1技能から2技能に集中する戦略が短期合格への近道です。
たとえばオーバーオール6.0を目指す場合、リスニング7.0・リーディング7.0・ライティング5.5・スピーキング5.5というように、得意な技能で多く点数を稼いで苦手な技能は最低限に留めるという作戦が有効です。全技能で6.0を取ろうとするよりも、得意分野で確実に高得点を取って平均6.0に届く方が現実的な戦略です。
短期間で特に点数が伸びやすいのはライティングです。Task 2の構成テンプレートと接続表現リストを固定することで、1週間から2週間でスコアが大きく安定します。リスニングも毎日のオーバーラッピングとシャドーイングを続ければ2週間程度で処理スピードが上がってきます。IELTS6.0高校生は試験日から逆算して、残り時間に合わせた優先順位を明確に決めることが最も重要です。
高校生がIELTS6.0を短期で達成するための勉強法のポイント
IELTS6.0高校生が短期で達成するための勉強法のポイントは大きく3つあります。
1つ目は語彙力の強化です。単語は実践IELTS英単語3500を使って1日100語から200語を高速で繰り返し、同義語もセットで覚えることが重要です。語彙力が上がるだけでリスニング・リーディング・ライティング・スピーキングのすべての技能のスコアが底上げされます。単語学習にはスキマ時間も積極的に活用し、反復回数を稼ぐことを意識しましょう。
2つ目はライティングの型を作ることです。Task 1のグラフ描写テンプレート・Task 2のエッセイ構成テンプレート・頻出の接続表現リストを事前に準備しておき、本番では型に内容を当てはめるだけにすることで、時間内に安定したライティングができるようになります。IELTS6.0高校生にとってライティングの型を持つことは、スコアを安定させるための最短手段です。
3つ目は解いた後の復習に集中することです。問題を解きっぱなしにして新しい問題を解き続けても、なかなか点数は上がりません。間違えた問題の原因を分析し、知らなかった語彙を記録し、本文と選択肢の言い換えを確認するという復習の習慣がIELTS6.0高校生のスコアアップに最も直結します。Cambridge IELTS 20 Academicを使い1問1問を丁寧に復習することを最優先にしましょう。
高校生のIELTS6.0の合格率(突破率)
IELTS6.0高校生の達成率について正確な公式データは公開されていませんが、IELTSの受験者全体のスコア分布から目安を知ることができます。IELTSを受験する日本人受験者の平均スコアは5.5から6.0程度とされており、IELTS6.0は日本人受験者の中でも上位に位置するスコアです。
高校生に限定すると、在学中にIELTS6.0を達成できる割合はさらに限られます。高校の授業だけで自然に到達できるレベルではなく、英検2級から準1級相当の英語力を持ちながらIELTS専用の対策を継続して行った上でようやく届くスコアです。ただし裏を返せば、正しい勉強法でしっかり対策をすれば高校生でも十分に到達できる目標でもあります。
IELTS6.0高校生を目指すにあたって重要なのは、達成率そのものより自分の現在のスコアから6.0に到達するために必要な学習時間を把握することです。現在のスコアが5.0であれば目標の6.0まで200時間から600時間程度の学習が必要とされており、5.5から6.0へのステップには250時間から450時間程度が目安とされています。この数字を参考に毎日の勉強時間と試験日を設定することで、現実的な計画を立てることができます。
高校生がIELTS6.0を取る難易度
IELTS6.0高校生にとっての難易度を正直に伝えると、決して簡単ではありませんが正しい勉強法で継続すれば現実的に到達できる目標です。
英検の難易度で比較すると、IELTS6.0は英検準1級から英検1級の間に相当するレベルとされています。英検準1級を持っている高校生がIELTS専用の対策を3ヶ月から6ヶ月行えば、IELTS6.0に届く可能性は十分にあります。一方で英検2級レベルから始める場合は、まず語彙力と英語の基礎力を高めることが先決で、IELTS6.0到達には6ヶ月から1年程度の継続的な学習が必要になることが多いです。
IELTS6.0高校生を目指す上で難しいと感じやすいポイントの1つ目はライティングです。日本の学校教育では英文を書く機会が少なく、250語以上のエッセイを論理的に書く練習ができていない高校生が多いため、最初はなかなかうまく書けないと感じることが多いです。2つ目はスピーキングで、試験官と英語で11分から14分間会話をし続けるという経験が少ない高校生にとっては大きなハードルになります。
しかし、これらの難しさはどちらも型の習得と反復練習で乗り越えられます。ライティングはテンプレートを作り、スピーキングはつなぎ表現とエピソードを準備することで、経験が少なくても安定したスコアを出せるようになります。IELTS6.0高校生という目標は確かに高い壁ですが、越えられない壁ではありません。正しい勉強法で毎日コツコツと積み上げれば着実に6.0に近づいていきます。
よくある質問
IELTS6.0は高校生が短期間で取れますか
IELTS6.0高校生が短期間で取れるかどうかは、現在の英語力と毎日の勉強時間によって大きく変わります。英検準1級レベルの英語力を持っている高校生であれば、3ヶ月から6ヶ月の集中的な対策でIELTS6.0に到達できる可能性があります。一方で英語の基礎力が十分でない状態からスタートする場合は、6ヶ月から1年程度の学習期間を見込んでおく必要があります。
重要なのは期間の長さよりも学習の質と量です。毎日2時間から3時間をIELTS専用の対策に充てることができれば、3ヶ月プランでも6.0に届く可能性は十分にあります。リスニングとライティングは短期間で最も伸びやすい技能ですので、残り時間が少ない高校生はこの2技能に集中して対策することをおすすめします。リスニングは毎日のオーバーラッピングで2週間ほどで処理スピードが上がり、ライティングはTask 2のテンプレートを固定することで1週間から2週間でスコアが安定してきます。短期間での達成を目指すなら、全技能に手を広げず優先順位をはっきり決めることが最大のコツです。
IELTS6.0を目指す高校生は1日何時間勉強すればいいですか
IELTS6.0高校生として目標スコアに到達するためには、1日2時間から3時間の学習が理想的です。具体的には単語に30分から1時間・リスニングに30分から45分・リーディングに30分・ライティングに30分から45分という配分が目安になります。
高校の授業や部活動と並行して勉強する場合は、平日に2時間・週末に3時間から4時間というスケジュールが現実的です。ただし最も重要なのは毎日継続することで、週末だけに集中して長時間勉強するより平日も短い時間でも毎日触れることで語彙や英語の処理スピードが定着しやすくなります。スキマ時間にIELTS Prepアプリで単語を確認するなど、勉強時間を細切れにして積み上げる工夫も効果的です。また現在のスコアから目標の6.0まで必要な学習時間は200時間から600時間とされています。試験日から逆算して1日あたりの勉強時間を設定することで、無理のない計画が立てられます。
IELTS6.0を目指す高校生に一番おすすめの参考書は何ですか
IELTS6.0高校生が最も優先すべき参考書は2冊あります。1冊目はCambridge IELTS 20 Academicで、これはIELTSの公式問題集であり本番に最も近い問題を収録しています。リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4技能をそれぞれ4回分練習できるため、IELTS対策の中心として位置づけましょう。数字が大きいほど新しい問題が収録されているため、20から始めて19・18と進めていくのがおすすめです。
2冊目は実践IELTS英単語3500(旺文社)で、日本初のIELTS専用単語帳としてBand別に単語が分類されており、IELTS6.0を目指す高校生の語彙学習に最適です。この2冊を軸にして、ライティングにはCollins Writing for IELTSを加えると効果的です。まず公式問題集で現在の実力を把握し、弱点のあるパートを専用教材で補強するという順番で進めていきましょう。試験形式を日本語で把握したい場合は、セルフスタディIELTS完全攻略(ジャパンタイムズ出版)で全体像を最初に理解してから対策を始めるとスムーズです。
IELTS6.0高校生のリスニングで点数が伸びない場合はどうすればいいですか
IELTS6.0高校生がリスニングで点数が伸びない最大の原因は、聞き取り練習よりも音読練習が不足していることです。人間は自分が音読できるスピードより速い英語は聞き取れないという性質があります。そのためただ音声を流して聞くだけでは、いつまでたっても速い英語についていけません。
まずCambridge IELTSのスクリプトを見ながら音声と同じタイミングで音読するオーバーラッピングを1つの音声に対して5回から7回繰り返しましょう。最初はついていけなくて当然ですが、1週間から2週間続けると今まで速く感じていた音声がゆっくりに聞こえ始めます。先読みの技術も重要で、セクション間のアナウンスが流れている間に次の問題の設問をざっと読んでおくだけで正答率が大きく改善します。また聞き取れたのにスペルミスや単数形・複数形のミスで失点していないかも確認しましょう。復習では聞こえなかったのか書き間違えたのかを分けて分析することで、自分の弱点がはっきりします。
IELTS6.0高校生のライティングでスコアが安定しない場合はどうすればいいですか
IELTS6.0高校生がライティングでスコアが安定しない原因の多くは、毎回ゼロから構成や表現を考えて書いていることにあります。本番ではTask 1に20分・Task 2に40分という制限時間があるため、その場で考えながら書いていると時間が足りなくなり内容も構成も安定しません。
対策としてまずTask 2の序論・本論・結論の構成テンプレートを1つ固定してしまいましょう。序論では問題文を言い換えて自分の意見を述べ、本論1では1つ目の理由と具体例を書き、本論2では2つ目の理由または反対意見への反論を書き、結論で自分の意見を再度まとめるという4段落の型を覚えれば、どんなテーマが出ても迷わずに書き始めることができます。接続表現もFurthermore・On the other hand・As a result・In conclusionなど10個から15個を固定して使えるようにすることで、文章の流れが一貫してスコアが安定します。添削サービスを活用してTask Achievement(課題への回答の的確さ)とCoherence and Cohesion(一貫性と結束性)の改善を意識しながら週に2本から3本のエッセイを書く練習を続けましょう。
IELTS6.0高校生のスピーキングで言葉が出てこない場合はどうすればいいですか
IELTS6.0高校生がスピーキングで言葉が出てこない場合に最初にやるべきことは、つなぎ表現を暗記することです。Well, let me think about that… やThat is an interesting question… やWhat I mean is… やTo be more specific… のような表現を10個程度頭に入れておくと、考える時間を稼ぎながら話し続けることができます。IELTSのスピーキングでは完璧な英語を話すことよりも止まらずに話し続けることが採点上重要なため、難しい表現よりも流暢さを優先しましょう。
練習方法としては毎日Part 1の質問に対して1分間話す練習を録音して聞き返すことが最も効果的です。Part 2の2分間スピーチに向けては、旅行の経験・影響を受けた人・趣味・困難を乗り越えた経験などのエピソードを英語で3つから4つ準備しておきましょう。どんなカードが出ても何かしら関連づけて話すことができます。どんどん話すための瞬間英作文トレーニング(森沢洋介著・ベレ出版)で日本語を瞬時に英語に変換する力をつけてからIELTSのスピーキング練習に入ると、言葉が出てこないという悩みが大きく改善されます。





