
【この記事の監修者:英検コーチ塾長竹本明弘先生】
これまでTOEIC800点の合格者を多数輩出してきました。当記事では高校生がTOEIC800点に合格するための効果的な勉強法を具体的に解説します。高校生の生活スタイルに合った学習スケジュールや参考書選びも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
期間別に高校生におすすめのTOEIC800点取れる勉強法
TOEIC800点高校生を目指すうえで、まず知っておいてほしいのが、TOEICのスコアアップには正しい勉強法と計画的な時間管理が非常に重要だということです。
TOEIC L&Rはリスニング495点満点・リーディング495点満点の合計990点満点ですが、800点を超えるためにはリスニングで約400点以上、リーディングで約400点以上を取ることが目安になります。
高校生がTOEIC800点を達成するためには、単語・熟語の習得、リスニングの音読スピード向上、リーディングの時間配分という3つの土台をしっかり作ることが大切です。以下では、3ヶ月・2ヶ月・1ヶ月という期間別に、高校生がTOEIC800点を目指すための具体的な勉強法を紹介します。
高校生向けの3ヶ月でTOEIC800点取れる勉強法
高校生がTOEIC800点を3ヶ月で達成するには、1ヶ月ごとに取り組む内容を明確に分けて進めることが重要です。
最初の1ヶ月は、単語と基礎リスニングに集中します。TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ(通称:金フレ)を使い、1日100語から200語を高速で見ていきましょう。1単語に5秒以上かけずに、知っているかどうかを素早く判断するだけで構いません。
800点レベルを目指す場合は8000語以上の語彙が必要とされているため、1ヶ月目から単語学習をしっかり習慣化することが大切です。1ヶ月で金フレを7周できるペースを意識することで、単語の定着率が大幅に上がります。
リスニングでは公式問題集を使ってPart1とPart2を1日10問程度解き、解いた後は必ずスクリプトを見ながら音声と同じスピードで音読を5回から7回繰り返しましょう。たとえば、Part2の問題で「When will the presentation begin?」という質問が流れたとき、最初の1語である「When」を聞いた瞬間に時間に関する答えを待ち構える練習を積み重ねることが大切です。
2ヶ月目は、リスニングをPart3・Part4に広げながら、リーディングのPart5文法対策を加えます。Part3・Part4では設問の先読みが最大のポイントです。「What will the speakers do next?」「Who most likely is the woman?」といった設問を音声が流れる前に読み、聞くべきポイントを絞り込んでから音声を聞く練習を毎日3セット行いましょう。
Part5は1日20問を15秒から20秒以内で解く練習を続けます。リーディングの文法問題は出題パターンが限られているため、パターンを覚えることで解答スピードが格段に上がります。
3ヶ月目は、Part7の長文対策と模試演習を中心に行います。公式問題集を使って本番と同じ時間設定で模試を実施し、リーディングの理想的な時間配分であるPart5を10分以内・Part6を8分以内・Part7を57分という感覚を体に染み込ませましょう。
TOEIC800点高校生として本番で実力を発揮するために、3ヶ月目は問題を解くだけでなく復習の質を高めることが合否を分けます。間違えた問題は原因を単語不足・文法の理解不足・時間不足・引っかけパターンの4つに分類し、それぞれに対して翌日から対策を打つサイクルを繰り返してください。
高校生向けの2ヶ月でTOEIC800点取れる勉強法
高校生がTOEIC800点を2ヶ月で目指す場合は、単語・リスニングのPart1とPart2・Part5文法の3つに絞って集中的に取り組むことが鍵になります。
最初の1ヶ月は、金フレを1日250語から300語というペースで高速に回します。1ヶ月で7周できるペースを意識すれば、単語の定着率が大きく上がります。リスニングはPart2を重点的に対策し、1日20問を解いた後に5回の音読を行いましょう。
Part2では「会議はいつ始まりますか」という問いに対して「スケジュールを確認します」のような間接的な答えが正解になるパターンが多く出題されます。このような間接応答に慣れることが、2ヶ月という短期間でPart2の得点を伸ばすポイントです。
2ヶ月目は、Part3・Part4とPart7の演習量を増やします。Part5は1問15秒から20秒で解けるようにスピードを上げ、Part7に使える時間を最低でも55分確保できるように練習しましょう。
TOEIC800点高校生を2ヶ月で達成するには、苦手な単語をノートにまとめ、試験直前に見返す準備をしておくことも重要です。毎日の学習に加えて、模試を1週間に1回解いてパート別の正答率を記録し、自分の弱点を把握しながら勉強を進めてください。
高校生向けの1ヶ月でTOEIC800点取れる勉強法
1ヶ月という短期間でTOEIC800点を目指す高校生は、すべてのパートを網羅しようとしてはいけません。自分が得点を伸ばしやすいパートを1つか2つに絞り、そこに集中することが最も効率的な戦略です。
現在リスニングが得意な人はPart1とPart2をほぼ満点レベルに仕上げ、リーディングが得意な人はPart5の正答率と解答速度を徹底的に高める方針で進めましょう。単語は金フレを1日200語のペースで見て、並行してリスニング音読を毎日15分行うのが現実的なスケジュールです。
1ヶ月しかない場合でも、TOEIC800点高校生として短期間でスコアを伸ばした人の多くが実践しているのは、模試を解いて弱点を分析し、翌日から即座に対策を打つというサイクルです。模試を解きっぱなしにするのではなく、復習に最低でも30分は時間をかけるようにしてください。
高校生におすすめのTOEIC800点取れるリスニング勉強法
TOEIC800点高校生が特に力を入れるべきなのが、リスニングセクションです。リスニングは全部で4つのパートに分かれており、合計100問を約45分で解きます。
まずPart1は写真描写問題で、全部で6問あります。写真に写っている人物・物・場所の状態を正確に把握することが求められます。たとえば「A woman is reviewing documents at her desk.」や「Some chairs have been placed around the table.」のような描写が出題されますが、受動態の進行形や現在完了形、位置を表す前置詞句を正確に聞き取る練習を積み重ねることが大切です。
問題を解いた後は正解の選択肢だけでなく、不正解の選択肢についても「なぜ写真と合わないのか」を説明できるレベルまで復習しましょう。Part1は問題数が少ない分、確実に全問正解を狙えるパートです。
Part2は応答問題で、全部で25問あります。TOEIC800点高校生が短期間でスコアを伸ばしやすいパートです。たとえば「Where is the conference room?」という問いに対して「It’s on the third floor.」が直接の答えとなりますが、「Ask the receptionist at the front desk.」のような間接的な答えが正解になるケースが多く見られます。
質問文の最初の1語を絶対に聞き逃さないことが重要で、「When」なら時間・「Where」なら場所・「Who」なら人・「Why」なら理由・「How」なら方法を答える可能性が高いと判断できます。1日20問を解いた後に間違えた問題を5回音読する習慣をつけることで、2週間から3週間でPart2の正答率が大きく上がります。
Part3は会話問題で、全部で39問あります。「次の会話を聞いて、問41から43に答えなさい」という形式で、「What are the speakers mainly discussing?」「What will the woman probably do next?」「What does the man suggest the woman do?」といった設問が出題されます。
音声が流れる前に設問と選択肢を先読みし、何を聞けばよいかを頭に入れてから音声を聞くことが最大のポイントです。解いた後はスクリプトを見ながら音声と同時に音読し、慣れてきたらシャドーイングに挑戦しましょう。
Part4は説明文問題で、全部で30問あります。アナウンス・留守番電話・スピーチ・広告・ニュースなど1人の話者による説明を聞いて答えます。「次のアナウンスを聞いて、問71から73に答えなさい」という形で、「Who is the intended audience for this announcement?」「What are listeners asked to do?」「When will the event take place?」といった設問が続きます。
Part4では話し手が誰か・聞き手は誰か・目的は何か・次にどんな行動が起きるかという4つの観点を意識して聞くと正答率が上がります。
リスニング全体に共通する最も大切な練習が音読です。人間は自分が音読できるスピードよりも速い音声は聞き取りにくいという性質があります。スクリプトを見ながら音声と同じスピードで声に出す練習を毎日25回以上行うことで、音声を自然に聞き取れる処理スピードが身についていきます。
高校生におすすめのTOEIC800点取れるリーディング勉強法
リーディングセクションは75分で100問に答える必要があるため、時間管理が最大の課題です。TOEIC800点高校生が意識すべき時間配分は、Part5を10分・Part6を8分・Part7を57分です。
Part5は短文穴埋め問題で、全部で30問あります。たとえば「The manager asked all employees to submit their reports ——- Friday.」という文で、選択肢が「until / by / during / since」と並んでいる場合は接続詞と前置詞の使い分けを問う問題です。「The new policy will be ——- effective next month.」で選択肢が「full / fully / fuller / fullest」なら品詞問題です。
品詞問題では空欄の前後の文の構造だけで解答できることが多く、意味が分からなくても正解を選べる場合があります。このようなパターンを見抜く練習を1日30問、時間を測りながら行いましょう。TOEIC L&R TEST 文法問題 でる1000問(TEX加藤著)は800点を目指す高校生に特におすすめの参考書で、Part5の全出題パターンを網羅しています。
Part6は長文穴埋め問題で、全部で16問あります。1つのメール・通知・記事などの文章に4つの空欄が設けられており、文法・語彙・文脈理解が問われます。たとえば「However, ——- you have any questions, please feel free to contact us.」のような文では前後の流れをしっかり読む必要があります。
Part6には文挿入問題も含まれており、4つの文の選択肢から文脈に合う1文を選ぶ問題も出題されます。空欄の前後2文を読み、接続関係や代名詞の指す内容を確認することが解答のコツです。1セット2分以内を目標に解く練習を積みましょう。
Part7は読解問題で、全部で54問あります。シングルパッセージ・ダブルパッセージ・トリプルパッセージが含まれており、「What is the purpose of this email?」「According to the article, what should readers do?」「What is indicated about the event?」といった設問が続きます。
設問を先に読んでから本文を読む先読み習慣をつけることが、時間内に全問解き切るための最大のコツです。文書のタイプ(メール・広告・記事・チャット・お知らせなど)を瞬時に判断し、設問のキーワードを手がかりに本文の該当箇所を探すスキャニングの技術を身につけることが重要です。
ダブルパッセージやトリプルパッセージでは2つか3つの文書にまたがって情報を組み合わせて答える問題が出題されます。一方の文書に「火曜日の会議を変更したい」と書いてあり、もう一方のスケジュール表で詳細を確認して答えを出すようなパターンが頻出します。
高校生におすすめのTOEIC800点取れるライティングの勉強法
TOEICには通常のL&R(リスニング・リーディング)テストとは別に、TOEIC S&W(スピーキング・ライティング)テストがあります。ライティングで高得点を目指したい高校生は、このTOEIC S&Wライティングを意識した練習が必要です。
TOEIC800点高校生として英語の総合力を高めるうえで、ライティング力はリーディングやリスニングにも好影響を与えます。短い英文を自分で作る練習を通じて、文法の正確さや語彙の使い方への意識が高まるためです。
まず取り組むべきなのは、TOEICで頻出するビジネス場面に関する短い英文を毎日5文から10文書く習慣をつけることです。たとえば「Please be advised that the meeting has been rescheduled to Thursday.」や「We apologize for any inconvenience this may cause.」のような定型表現を暗記し、それを応用して自分の言葉で書いてみましょう。
TOEIC S&Wのライティングでは、写真を描写する短い文章とメールの返信を書く問題が主に出題されます。メール返信では200語程度の文章が求められるため、書き出し・本文・締めの表現を型として覚えておくと短時間でまとまった文章を書けるようになります。
書いた英文を翌日に見直して自分で誤りを修正する習慣もとても大切です。ライティング力はTOEIC L&RのPart5文法問題やPart7の読解問題にも直結しているため、書く練習を積むことでリーディング全体のスコアアップにもつながります。週に2回から3回の書く練習を継続することが、TOEIC800点高校生としての総合的な英語力向上につながります。
高校生におすすめのTOEIC800点取れる面接とスピーキングの勉強法
TOEIC S&Wのスピーキングテストは、TOEIC L&Rとは別に実施されるテストです。しかしTOEIC800点高校生として英語力全体を伸ばすうえで、スピーキング練習はリスニング力の向上にも直結するため、積極的に取り組む価値があります。
スピーキングの練習として最も手軽に始められるのがシャドーイングです。TOEIC L&RのPart3・Part4の音声を使い、スクリプトを見ながら音声の少し後を追うように声に出して読む練習を毎日15分行いましょう。シャドーイングを続けることで英語の自然なリズムやイントネーションが身につき、スピーキング力とリスニング力が同時に鍛えられます。
TOEIC S&Wのスピーキングテストでは、写真描写・音読・質疑応答・意見陳述といった形式で問題が出題されます。写真描写問題ではPart1と同様に人物の動作や物の位置を英語で説明する力が求められ、意見陳述では自分の考えを30秒から45秒でまとめて話す力が必要です。
日常的にできるスピーキング練習として、TOEIC頻出の場面設定(ホテルへの電話・会議での発言・商品の注文など)をテーマに1分間英語で話し続ける練習を週に3回から4回行いましょう。最初は30秒も続かなくても大丈夫です。毎日少しずつ練習を続けることで流暢に話せるようになっていきます。
高校生におすすめのTOEIC800点取れる単語の覚え方
TOEIC800点高校生が絶対に外せない勉強が単語・熟語の習得です。800点を超えるためには8000語以上の語彙が必要とされており、TOEIC頻出の単語を効率よく覚えることがスコアアップの最大の近道です。
まず使う単語帳は、TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ(金フレ)がおすすめです。この単語帳はTOEICに頻出の1000語をフレーズごとに覚えられる構成になっており、ビジネス場面で使われる語彙が体系的にまとめられています。
覚え方のポイントは1単語に時間をかけすぎないことです。1日200語を目安に、1単語5秒以内で英語を見て意味が浮かぶかどうかをチェックしながら進めます。最初は全然思い出せなくても大丈夫です。同じ単語帳を7周以上繰り返すことで、8割程度の単語が自然に頭に入ることが確認されています。
1日の単語学習は朝・通学中・夜の3回に分けて行うと定着率が上がります。朝に50語・通学中に50語・夜に100語というペースで進めると、1日合計200語を無理なく習慣化できます。
TOEIC800点高校生として特に覚えておくべきジャンルは、人事(hire, resign, promote)・財務(revenue, budget, quarterly)・出張(itinerary, accommodation, reimburse)・会議(agenda, minutes, adjourn)です。これらのジャンルはTOEIC L&Rで繰り返し出題されるため、優先的に覚えましょう。
また覚えにくい単語は例文やフレーズごと覚えるのが効果的です。「reimburse expenses(経費を払い戻す)」「adjourn the meeting(会議を終了する)」のようにセットで覚えると、リスニングでもリーディングでもすぐに意味をつかめるようになります。単語帳は何冊も使うのではなく金フレ1冊を最低7周することに集中してください。
高校生におすすめのTOEIC800点取れる英文法の勉強法
TOEIC800点高校生が文法対策で取り組むべきパートは主にPart5とPart6です。TOEICの文法問題は出題パターンが限られているため、パターンを覚えることが最も効率的な勉強法です。
TOEIC L&RのPart5でよく出る文法項目は、品詞問題(名詞・形容詞・副詞・動詞の識別)・時制(現在形・過去形・現在完了形・未来形)・態(能動態・受動態)・関係代名詞と関係副詞・接続詞と前置詞の使い分け・比較表現です。
品詞問題を例にとると「The ——- of the project was completed ahead of schedule.」という文で選択肢が「complete / completed / completion / completely」なら、空欄の前にThe(冠詞)があり後ろにofがあるため名詞のcompletionが正解です。このように文の構造を見て品詞を判断できれば、単語の意味が分からなくても正解を選べる場合があります。
接続詞と前置詞の問題では「——- the heavy rain, the event was not cancelled.」という文で選択肢が「Although / Despite / Because / However」なら、空欄の後ろにthe heavy rainという名詞句が続いているため、前置詞のDespiテが正解です。後ろに節(主語+動詞)が続く場合はAlthoughなどの接続詞が入るという判断基準を覚えておきましょう。
文法力を効率よく上げるためにおすすめの参考書がTOEIC L&R TEST 文法問題 でる1000問(TEX加藤著)です。この参考書はPart5の出題パターンを網羅しており、1日30問から50問の演習を続けることで解答スピードと正答率が同時に上がります。
TOEIC800点高校生として文法を得点源にするためには、この参考書を2周から3周繰り返すことをおすすめします。正解した問題も含めて「なぜその選択肢が正解なのか・なぜ他の選択肢が不正解なのか」を言葉で説明できるレベルまで理解を深めることが大切です。
高校生がTOEIC800点を短期間で取るコツ
TOEIC800点高校生として短期間でスコアを伸ばすために最も重要なのは、勉強するパートを絞り込む戦略です。TOEIC L&Rは全200問ありますが、すべてを完璧にしようとすると時間がいくらあっても足りません。
まず自分の現在のスコアを確認し、リスニングとリーディングのどちらが得点を伸ばしやすいかを分析しましょう。リスニングが現在300点台であれば、Part1とPart2の音読練習で短期間に点数を伸ばせる可能性があります。リーディングが現在250点台であれば、Part5の文法パターンを集中的に覚えることで数週間でスコアが上がることが期待できます。
次に大切なのが模試の活用方法です。模試を解いた後に正答率をパート別に記録し、どのパートが最も点数が低いかを把握します。そのパートに対して翌日から集中的に対策を打つサイクルを繰り返すことが、TOEIC800点高校生への近道です。
また、リスニングの音読練習は毎日継続することが特に重要です。1日だけ長時間やっても効果が出にくく、毎日20分から30分の音読を1ヶ月続けた方が処理スピードが確実に上がります。英語の勉強は短期集中よりも毎日の積み上げが結果につながりやすい分野です。
高校生がTOEIC800点を短期で達成するための勉強法のポイント
高校生がTOEIC800点を短期で達成するための勉強法のポイントは、大きく分けて3つあります。
1つ目は、単語帳の使い方を変えることです。多くの人がやってしまうのが1日20語を完璧に覚えようとするやり方ですが、TOEICのように出題範囲が広い試験では同じ単語帳を何度も繰り返す方が圧倒的に効果的です。金フレを1日200語のペースで回し、7周以上することで自然に語彙力が身についていきます。
2つ目は、リスニングの音読練習を毎日欠かさず行うことです。聞くだけの練習では処理スピードがなかなか上がりません。スクリプトを見ながら音声と同じスピードで声に出す同時音読を毎日25回以上行うことで、2週間から3週間で確実に変化を感じられるようになります。
3つ目は、時間管理の感覚を体に染み込ませることです。TOEIC800点高校生として本番で実力を発揮するためには、Part5を10分・Part6を8分・Part7を57分という時間配分を模試演習で繰り返し練習し、感覚として身につけることが欠かせません。本番で時間を意識するよりも、体が自然に動くレベルまで練習しておくことが理想です。
これら3つのポイントを同時に意識して勉強を続けることが、TOEIC800点高校生として最短でスコアアップを実現するための王道の方法です。毎日の積み重ねを大切にしながら、模試で弱点を把握してすぐに対策を打つサイクルを維持してください。
高校生のTOEIC800点の合格率(突破率)
TOEICには合格・不合格という概念はなく、スコアで英語力を示す試験です。ただし、高校生がTOEIC800点を突破する割合については公式データから推測することができます。
2024年度のTOEIC L&Rの全受験者の平均スコアは約615点でした。800点を超えるスコアは全受験者の上位15%から20%程度と言われています。
高校生のTOEIC受験者の中で800点を達成している割合はさらに少なく、全体の5%から10%程度と考えられています。多くの高校生は英語の授業での学習が中心であり、TOEICのビジネス特化型の語彙や出題形式に慣れていないことが理由として挙げられます。
ただしこれはあくまでTOEIC特有の勉強法を知らずに受験した場合の話です。正しい勉強法で3ヶ月から6ヶ月間継続して取り組んだ高校生であれば、800点突破は現実的に達成可能な目標です。
TOEIC800点高校生として必要な学習時間は現在の英語力によって異なります。英検2級レベルの基礎力がある場合は200時間から300時間の学習が目安で、英検準2級レベルから始める場合は400時間から500時間程度が必要とされています。
1日2時間の学習を継続したとして、英検2級レベルからであれば3ヶ月から4ヶ月、英検準2級レベルからであれば6ヶ月から8ヶ月が現実的な目安です。正しい勉強法で取り組めば、高校生でも800点突破は決して不可能な目標ではありません。
高校生がTOEIC800点を取る難易度
TOEIC800点高校生を目指すうえで、まずその難易度を正確に把握しておくことが大切です。TOEICの800点はビジネスの場で英語を活用できるレベルに相当し、外資系企業の採用基準や社内昇進の目安として使われることも多いスコアです。
高校英語の学習だけでTOEIC800点を取るのは率直に言ってかなり難しいです。なぜなら、高校の英語教育はTOEICのビジネス語彙や出題形式に特化していないためです。TOEICには会議・出張・求人・不動産・財務・マーケティングなど、学校の教科書では扱わない場面が多数登場します。
しかし、TOEIC対策に特化した勉強法で取り組めば高校生でも十分に800点を達成できます。英語が得意な高校生が3ヶ月から6ヶ月間集中して対策した結果800点を超えたケースは珍しくありません。
難易度の目安として、現在600点台のスコアを持っている高校生が800点を達成するには、1日2時間の学習を3ヶ月から4ヶ月間継続することが現実的な目安です。現在500点台から始める場合は6ヶ月から8ヶ月の学習期間を見込むと良いでしょう。
TOEIC800点高校生として目標を持って取り組むことは、大学受験の英語対策にもプラスの影響を与えます。TOEICを通じて鍛えたリスニング力・読解スピード・語彙力は共通テストの英語でも大いに役立つため、一石二鳥の学習効果が期待できます。
よくある質問
TOEIC800点は高校生が短期間で達成できますか
TOEIC800点高校生として短期間で達成することは可能ですが、現在の英語力と学習時間によって必要な期間が変わります。英検2級レベルの基礎がある場合、1日2時間の学習を3ヶ月から4ヶ月続けることで800点を突破できる可能性があります。英検準2級レベルから始める場合は6ヶ月から8ヶ月が現実的な目安です。
重要なのは勉強法を間違えないことです。単語帳を金フレで1日200語高速回転・リスニングは音読中心・リーディングはPart5の文法パターン習得から始めることが最短ルートとなります。
また、問題を解いた後の復習を丁寧に行い、間違えた問題の原因を分類して次の勉強に生かすサイクルを続けることが800点への近道です。模試を解くだけで満足せず、正答率をパート別に記録して弱点を把握し翌日から対策を打つことを意識してください。短期間でスコアを伸ばした高校生のほとんどが、この復習サイクルを徹底していた点が共通しています。
1日何時間勉強すればTOEIC800点に届きますか
TOEIC800点高校生として1日どのくらいの学習時間が必要かというと、一般的には1日2時間から3時間の学習を3ヶ月から6ヶ月継続することが目安です。ただし、学習時間の長さよりも質が大切です。
1日2時間の内訳として、単語学習に30分・リスニング音読に45分・リーディング演習に45分という配分が効果的です。通学時間などのスキマ時間を活用して単語学習を行えば、まとまった学習時間が取れない日でも着実に語彙力を積み上げられます。
1日の学習を朝・昼・夜の3回に分けることで記憶の定着率も大幅に上がります。特に単語は朝に50語・通学中に50語・夜に100語というように分散して覚えることで、1回に長時間まとめて覚えるよりも効果的に定着します。毎日欠かさず続けることが、TOEIC800点達成への最大のポイントです。
どの参考書がTOEIC800点を目指す高校生に一番おすすめですか
TOEIC800点高校生に最もおすすめの参考書は、TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ(金フレ)と公式TOEIC Listening & Reading 問題集の2冊です。金フレはTOEIC頻出の1000語が収録されており、ビジネス場面ごとに単語をまとめて覚えられます。公式問題集は本番と同じクオリティの問題が収録されており、実践力をつけるうえで欠かせない教材です。
800点以上を目指す場合はさらに、TOEIC L&R TEST 文法問題 でる1000問(TEX加藤著)でPart5の文法パターンを徹底的に身につけることをおすすめします。また、700点台から800点・900点へとスコアを伸ばしたい人には、TOEICテスト 990点 新・全方位シリーズ(ジャパンタイムズ出版)が非常に効果的です。このシリーズはリスニング・リーディング・文法&語彙の3冊で構成されており、弱点分析テストから高負荷トレーニング・総仕上げ模試という3段階で実力を引き上げてくれます。参考書は2冊から3冊に絞り1冊を何度も繰り返すことが高得点への近道です。
TOEIC800点を目指す高校生はどのパートから対策すべきですか
TOEIC800点高校生として最初に対策すべきなのは単語とリスニングのPart2とリーディングのPart5の3つです。この3つは短期間でスコアに直結しやすい分野です。
特にPart5の文法問題はパターンを覚えれば数週間で正答率が大きく上がり、解答スピードも速くなります。Part2のリスニングは問題が短いため音読練習をしっかり行えば2週間から3週間で改善を感じられます。
単語は早い段階から習慣化することが大切で、金フレを毎日200語のペースで回すことを最優先にしてください。リスニングのPart3・Part4やリーディングのPart7は学習の基礎が固まった後で取り組むことで、効率よくスコアを伸ばせます。いきなりすべてのパートに手を広げようとすると、どれも中途半端になってしまうため注意が必要です。
TOEIC800点高校生はどんな勉強スケジュールを組めばいいですか
TOEIC800点を目指す高校生の勉強スケジュールは、平日と休日で役割を分けることがおすすめです。平日は朝の登校前に単語学習を30分・帰宅後にリスニング音読を30分・就寝前にPart5の演習を20分というように合計1時間20分程度をコアの学習時間として確保しましょう。通学中のスキマ時間を使えばさらに単語の復習を加えることができます。
休日は模試演習の日として1回分の公式問題集を本番と同じ時間設定で解き、その後2時間以上をかけて丁寧に復習します。特にリスニングは毎日音読を行うことが処理スピードの向上に直結するため、たとえ10分でも毎日継続することを最優先にしてください。
このスケジュールを3ヶ月継続できれば、英検2級レベルの高校生であれば800点達成は十分に現実的な目標です。また、スケジュール通りに進まない日があっても落ち込まず、翌日からすぐに再開することが大切です。
TOEIC800点を目指す高校生にとって最も難しいパートはどこですか
TOEIC800点高校生が最も苦戦するのはリーディングのPart7長文問題です。Part7はシングルパッセージ・ダブルパッセージ・トリプルパッセージが含まれ、合計54問を57分程度で解く必要があります。特にダブルパッセージやトリプルパッセージは複数の文書をまたいで情報を組み合わせて答えを導く問題が多く、高い読解スピードと語彙力が求められます。
Part7で点数を落とす原因の多くはPart5とPart6に時間をかけすぎることと、単語力不足によって1文を読むのに時間がかかることです。まずPart5を1問15秒から20秒で解けるレベルに高め、Part7に57分を確保できるようにすることが先決です。
並行して金フレでの単語習得を徹底することで知らない単語で読み止まる回数が減り、Part7の読解スピードが自然と上がっていきます。設問を先に読んでから本文を読む先読みの習慣を身につけることも、Part7攻略において非常に効果的です。





