IELTSの種類と違いを、アカデミックとジェネラルトレーニング、ペーパーとコンピューターの方式から解説します。選び方の注意点まで分かりやすく整理しました。
IELTSにはいくつかの種類や受験の方式があり、目的に合わせて選ぶ必要があります。
この記事では、IELTSの種類と違いの基本から、アカデミックとジェネラルトレーニングの違い、受験の方式による違い、そして選ぶときに気をつけたいことまでを順番に整理して解説します。
これからIELTSを受ける方が、自分に合った種類を選べるようにまとめました。
IELTSの種類と違いの基本
IELTSには、大きく分けていくつかの種類があります。
まず知っておきたいのが、目的によって受ける種類が分かれるという点です。
進学のために受ける種類と、移住や就労のために受ける種類があります。
さらに、留学のビザ申請に使う種類など、用途が限定されたものもあります。
これらは、測る力の一部や、使える場面が異なります。
自分の目的に合わない種類を受けると、出願などに使えないことがあります。
そのため、まず自分が何のためにIELTSを受けるのかをはっきりさせることが大切です。
目的が決まれば、受けるべき種類が見えてきます。
IELTSのアカデミックとジェネラルトレーニングの違い
IELTSの代表的な種類が、アカデミックとジェネラルトレーニングです。
アカデミックは、大学や大学院への進学のために使う種類です。
学問的な内容を読んだり書いたりする力が測られます。
ジェネラルトレーニングは、移住や就労のために使う種類です。
日常的な場面や、仕事に関わる内容を扱う力が測られます。
この2つは、聞く力と話す力の試験は共通していますが、読む力と書く力の試験の内容が異なります。
読む力と書く力の部分で、扱う題材や求められる書き方が変わります。
なお、受験料はどちらも同じで、種類によって料金が変わることはありません。
自分の目的が進学なのか、移住や就労なのかによって、どちらを受けるかを選びましょう。
多くの受験者が対象になるのは、この2つの種類です。
海外の大学への進学を目指す場合はアカデミック、海外での生活や仕事のために英語力を示す場合はジェネラルトレーニングを選ぶのが基本です。
IELTSの用途が限定された種類
IELTSには、アカデミックとジェネラルトレーニングのほかに、用途が限定された種類もあります。
1つは、留学のビザ申請に使う種類です。
イギリスなどの国では、ビザの申請にあたって、決められた形式のIELTSが求められることがあります。
この種類は、通常のIELTSと内容は近いものの、指定された会場や手続きで受ける必要があります。
もう1つは、日常生活で必要な英語の力を測る種類です。
この種類は、話す力と聞く力を中心に測るもので、通常のIELTSとは形式が異なります。
これらの用途が限定された種類は、対象となる場面が決まっています。
自分の目的がこうした特別な用途にあたる場合は、通常の種類ではなく、指定された種類を受ける必要があります。
出願先や申請先が、どの種類を求めているのかを、事前に必ず確認しておきましょう。
IELTSの受験の方式による違い
IELTSには、種類の違いに加えて、受験の方式による違いもあります。
1つは、紙で解答するペーパーの方式です。
問題用紙に解答を書き込む形で受験します。
もう1つは、コンピューターで解答する方式です。
パソコンの画面で問題を見て、キーボードなどで解答します。
この2つの方式では、問題の内容そのものは変わらず、結果も同じように扱われます。
違いは、解答の仕方と、結果が出るまでの日数にあります。
コンピューターの方式のほうが、結果が早く出る傾向があります。
また、実施される日程も方式によって異なることがあります。
自分が解答しやすい方式や、結果を急ぐかどうかを踏まえて、方式を選ぶとよいでしょう。
IELTSの種類を選ぶときに気をつけたいこと
IELTSの種類を選ぶときには、いくつか気をつけたい点があります。
1つ目は、出願先が指定する種類を確認することです。
出願先によって、必要な種類が決まっていることがあります。
自分の目的だけでなく、出願先が求める種類を確認することが大切です。
2つ目は、用途が限定された種類に注意することです。
留学のビザ申請に使う種類など、用途が限定されたものがあります。
自分の目的に合った種類かどうかを、事前に確認しましょう。
3つ目は、方式による結果の日数を踏まえることです。
出願の締め切りが近い場合は、結果が早く出る方式を選ぶことも1つの方法です。
方式ごとの結果の日数を確認しておきましょう。
4つ目は、自分が受けやすい形式を考えることです。
紙で解答するか、パソコンで解答するかは、人によって得意な形式が異なります。
自分が力を発揮しやすい方式を選ぶことも大切です。
種類と方式の違いを、次の表に整理しました。
| 分け方 | 選ぶときの基準 |
|---|---|
| アカデミックかジェネラルトレーニングか | 進学か、移住や就労かという目的で選ぶ |
| 用途が限定された種類か | ビザ申請など、特別な用途にあたるかで選ぶ |
| ペーパーかコンピューターか | 解答のしやすさや、結果を急ぐかで選ぶ |
この表のように、IELTSは目的や状況に応じて、種類と方式を組み合わせて選びます。
まず目的に合った種類を決め、次に受けやすい方式を選ぶという順で考えると、迷いにくくなります。
IELTSの種類と違いに関するよくある質問
IELTSにはどんな種類がありますか?
進学のために使うアカデミックと、移住や就労のために使うジェネラルトレーニングが代表的です。
留学のビザ申請に使う、用途が限定された種類もあります。
自分の目的に合わせて選ぶ必要があります。
アカデミックとジェネラルトレーニングは何が違いますか?
聞く力と話す力の試験は共通していますが、読む力と書く力の試験の内容が異なります。
アカデミックは学問的な内容、ジェネラルトレーニングは日常や仕事に関わる内容を扱います。
受験料はどちらも同じです。
ペーパーとコンピューターの方式は何が違いますか?
問題の内容や結果の扱いは変わらず、解答の仕方と結果が出るまでの日数が異なります。
コンピューターの方式のほうが、結果が早く出る傾向があります。
自分が解答しやすい方式を選ぶとよいでしょう。
どの種類を受ければいいか分かりません。
まずは自分が何のためにIELTSを受けるのかをはっきりさせましょう。
進学ならアカデミック、移住や就労ならジェネラルトレーニングが基本です。
あわせて、出願先が指定する種類も確認することが大切です。
種類によって受験料は変わりますか?
アカデミックとジェネラルトレーニングで、受験料に違いはありません。
ペーパーとコンピューターの方式でも、受験料は基本的に同じです。
種類ではなく、目的に合ったものを選ぶことが大切です。



