巣鴨中学校の入試の概要
巣鴨中学校は東京都豊島区に位置する私立男子校で、中高一貫教育を行っている伝統校です。
1910年に創立された歴史ある学校であり、駒場東邦中学校や海城中学校と並んで中学受験における新御三家の一角として知られています。
巣鴨中学校の中学受験では毎年多くの受験生が挑戦しており、質実剛健な校風と高い大学進学実績が保護者からも高く評価されています。
巣鴨中学校の入試は複数回実施されるのが大きな特徴です。
第I期から第III期までの4教科入試に加えて算数選抜入試も設けられており、受験生にとって複数のチャンスがあります。
中学受験を考えるご家庭にとっては、各回の特徴をしっかり理解したうえで受験計画を立てることが重要です。
巣鴨中学校の入試の特徴
巣鴨中学校の中学受験で最も大きな特徴は、入試が複数日程で実施される点です。
第I期は2月1日、第II期は2月2日、第III期は2月4日に行われ、さらに2月1日の午後には算数選抜入試も実施されます。
このように巣鴨中学校は合計4回の受験機会を設けているため、受験生は自分の得意分野や併願校のスケジュールに応じて最適な日程を選ぶことができます。
第I期から第III期までの試験は国語と算数と理科と社会の4教科で実施されます。
一方で算数選抜は算数1教科のみで受験できるため、算数が得意な受験生にとっては大きなチャンスとなっています。
巣鴨中学校の入試では面接は実施されず、学力試験の結果のみで合否が判定されます。
また巣鴨中学校の入試問題は論理的な思考力を重視した出題が特徴的です。
単なる暗記ではなく、自分の頭でしっかり考えて解答する力が求められます。
中学受験の対策としては早い段階から思考力を鍛える学習を進めることが大切です。
巣鴨中学校の募集人員と受験資格
巣鴨中学校の募集人員は第I期が約80名、第II期が約100名、第III期が約40名、算数選抜が約20名となっています。
合計すると約240名の募集となりますが、実際には各回で合格者を多めに出す傾向があります。
中学受験においては募集人員の数だけでなく実際の合格者数にも注目することが重要です。
受験資格は2026年3月に小学校を卒業見込みの男子であることが基本的な条件です。
巣鴨中学校は男子校のため女子の受験はできません。
出願にあたっては特別な資格や検定の取得は求められませんので、小学校の学習をしっかりと積み重ねたうえで中学受験の対策を行えば誰でも挑戦することができます。
巣鴨中学校の偏差値と難易度
巣鴨中学校の偏差値の目安
巣鴨中学校の偏差値は模試によって異なりますが、四谷大塚の80%合格偏差値では第I期が54、第II期が58、第III期が60、算数選抜が65となっています。
首都圏模試センターの偏差値では第I期が66、第II期が68、第III期が69、算数選抜が74です。
SAPIXの偏差値では第II期が53、第III期が57、算数選抜が61となっています。
このように巣鴨中学校の中学受験は入試日程が後になるほど偏差値が高くなる傾向があります。
これは後半の日程ほど募集人員が少なくなることや、他校の結果を踏まえた受験生が集まることが要因です。
算数選抜は1教科入試であるため偏差値が高く出やすいですが、算数が得意な受験生にとっては十分に合格を狙える試験です。
巣鴨中学校の偏差値の推移
巣鴨中学校の偏差値はここ数年で安定した推移を見せています。
2020年度から2021年度にかけては受験者数が増加し、それに伴って偏差値もやや上昇しました。
中学受験全体の志願者数が増えている中で巣鴨中学校の人気も堅調に推移しています。
近年は特に算数選抜入試の人気が高まっており、算数1教科で受験できる手軽さから多くの受験生がエントリーしています。
2023年度の算数選抜では556名が受験し272名が合格するなど、高い関心が寄せられています。
巣鴨中学校は中学受験における難関校として安定した評価を維持しており、今後も偏差値は現在の水準を保つと見られています。
巣鴨中学校の倍率
巣鴨中学校の年度別の倍率の推移
巣鴨中学校の中学受験における倍率は年度や入試回によって大きく異なります。
第I期の実質倍率は2015年度の1.8倍から2021年度の3.8倍まで幅広く推移しており、2022年度は2.8倍、2023年度は2.9倍となっています。
2024年度は受験者309名に対して合格者105名で2.9倍でした。
第II期は2015年度の2.2倍から2021年度の3.2倍の範囲で推移しています。
2022年度は2.1倍、2023年度も2.1倍と比較的落ち着いた水準でした。
2024年度は受験者405名に対して合格者157名で2.6倍となっています。
第III期は募集人員が少ないこともあり倍率が高めに出る傾向があります。
2020年度には9.7倍という非常に高い倍率を記録しましたが、2023年度は3.7倍まで落ち着いています。
2024年度は受験者312名に対して合格者49名で6.4倍となり、巣鴨中学校の中学受験では最も競争が激しい日程です。
巣鴨中学校の実質倍率と合格者数
巣鴨中学校の中学受験では各回とも募集人員を大きく上回る合格者を出す傾向があります。
これは入学辞退者を見込んでいるためであり、たとえば第II期は募集人員100名に対して2024年度は157名の合格者を出しています。
算数選抜は募集人員20名に対して2024年度は284名の合格者を出しており、合格のチャンスは数字以上に広がっています。
算数選抜の実質倍率は2019年度の2.8倍から2023年度の2.0倍へとやや低下傾向にあります。
ただし受験者数自体は毎年500名から700名の間で推移しており、中学受験生からの人気は非常に高い状態が続いています。
巣鴨中学校の合格を目指す受験生は複数回受験することで合格の可能性を高めることができます。
巣鴨中学校の過去問の傾向と対策
巣鴨中学校の算数の傾向と対策
巣鴨中学校の中学受験における算数は試験時間50分で配点は100点です。
大問は4題構成で、大問1が小問集合、大問2以降は単元別の出題となっています。
頻出分野は平面図形と立体図形、速さ、割合と比、規則性、数の性質、場合の数です。
巣鴨中学校の算数ではミスを誘発するような出題が見られるため、式を書いて解く習慣を身につけることが不可欠です。
計算問題は単独では出題されませんが、各問題の中で正確な計算力が求められます。
中学受験の算数対策としては過去問にできるだけ多くの年度分取り組み、出題パターンに慣れることが重要です。
図形分野は特に難易度が高いため重点的な対策が必要です。
解答欄のサイズにも特徴があるため、過去問を原寸大で印刷して練習することをおすすめします。
巣鴨中学校の算数は差がつきやすい科目ですので、合格のためにはこの科目で確実に得点することが大切です。
巣鴨中学校の国語の傾向と対策
巣鴨中学校の中学受験における国語は試験時間50分で配点は100点です。
大問は3題構成で、大問1が漢字、大問2と大問3が文章題となっています。
大きな特徴として物語文や小説はほとんど出題されず、説明文と随筆文が中心となっています。
記述問題は50字から70字程度の制限字数で出題されることが多いです。
選択肢問題や書き抜き問題もバランスよく出題されるため、幅広い解答形式に対応する力が必要です。
巣鴨中学校の国語は基本から標準レベルの問題が多いため高得点が必要な科目であり、ケアレスミスが命取りになります。
中学受験の国語対策としては説明文と随筆文の読解に集中して取り組むことが効果的です。
筆者の主張や表現の真意を正確に読み取る力を日頃から鍛えておくことが重要です。
漢字は確実に得点できる分野ですので、毎日の学習で着実に語彙力を高めていくことが合格への近道です。
巣鴨中学校の理科の傾向と対策
巣鴨中学校の中学受験における理科は試験時間30分で配点は50点です。
大問は4題構成で、物理と化学と生物と地学の4分野からまんべんなく出題されます。
最大の特徴は計算問題の量が非常に多く、すべての大問に計算問題が含まれている点です。
物理分野と化学分野は特に難度が高く、複雑な計算を正確にこなす力が求められます。
一方で生物分野と地学分野は知識問題が中心となっており、基本的な知識をしっかり定着させていれば得点しやすい分野です。
中学受験の理科対策としては計算問題を中心に演習量を確保することが合格のカギとなります。
試験時間が30分と短いため、時間配分にも注意が必要です。
解ける問題から確実に解いていく戦略が有効です。
巣鴨中学校の理科は算数と同様に過去問をできるだけ多くの年度分さかのぼって演習することが効果的な対策となります。
巣鴨中学校の社会の傾向と対策
巣鴨中学校の中学受験における社会は試験時間30分で配点は50点です。
大問は3題構成で、地理と歴史と公民に加えて時事問題も一部出題されます。
選択肢問題が大部分を占めますが、50字程度の記述問題も複数出題されるのが特徴です。
巣鴨中学校の社会で特徴的なのは正しくないものを選ばせる問題が多い点です。
このタイプの問題では一つひとつの選択肢を丁寧に吟味する力が求められます。
中学受験の社会対策としては正誤判定に強くなるよう、正確な知識を身につけることが大切です。
地形図や地図、統計資料を読み解く問題も頻出しています。
地形図の読み取りは日頃から練習しておくとよいです。
巣鴨中学校の社会は理科と同じく試験時間が30分と短いため、素早く正確に解答する練習を重ねることが合格への対策として有効です。
巣鴨中学校の併願校の選び方
巣鴨中学校との併願パターン
巣鴨中学校の中学受験を考える場合、併願校の選び方がとても重要になります。
1月の埼玉入試では城北埼玉中学校や栄東中学校、西武学園文理中学校を受験して合格を確保しておくパターンが多く見られます。
1月校で合格を得ておくことで2月の本番に自信を持って臨むことができます。
2月1日の午前に巣鴨中学校の第I期を受験した場合、午後に算数選抜を受験することも可能です。
また午後入試として東京都市大学付属中学校や獨協中学校を選ぶ受験生もいます。
2月2日は巣鴨中学校の第II期のほかに城北中学校や本郷中学校なども候補となります。
2月4日の第III期まで受験する場合は成蹊中学校なども併願先として検討できます。
巣鴨中学校の中学受験では複数回受験が可能なため、巣鴨中学校だけで最大4回のチャンスがあります。
併願校と巣鴨中学校の日程をうまく組み合わせて、合格の可能性を最大限に高めることが大切です。
巣鴨中学校と他校の入試日程の兼ね合い
巣鴨中学校の中学受験では入試日程が2月1日と2日と4日に設定されているため、他校との日程調整がしやすい面があります。
2月3日は巣鴨中学校の入試がないため、この日に他校を受験することが可能です。
たとえば2月3日に海城中学校の第2回や筑波大学附属駒場中学校を受験するなど、上位校への挑戦を組み込むこともできます。
2月1日に巣鴨中学校の第I期を受験しつつ、午後に算数選抜も受けるという受験パターンは体力的な負担が大きいため注意が必要です。
お子さんの体力や精神面も考慮して無理のないスケジュールを組むことが中学受験では大切です。
保護者の方はお子さんとよく相談しながら、最適な受験プランを立てることをおすすめします。
巣鴨中学校の合格実績豊富な進学塾一覧
巣鴨中学校の中学受験で合格実績が豊富な進学塾としてはSAPIXや日能研、四谷大塚、早稲田アカデミーなどの大手塾が挙げられます。
SAPIXは最難関校への合格実績に定評があり、巣鴨中学校の算数選抜対策にも強みがあります。
四谷大塚は中堅校から難関校まで幅広い学校に対応したカリキュラムが特徴です。
日能研は豊富なデータに基づいた志望校対策が充実しています。
早稲田アカデミーは面倒見のよい指導で知られており、巣鴨エリアの校舎からも多くの合格者を輩出しています。
大手塾のほかにも個別指導塾や家庭教師を活用して弱点を補強するという方法も中学受験では効果的です。
塾選びの際は合格実績だけでなく、お子さんの性格や学習スタイルとの相性も重要な判断材料となります。
体験授業や説明会に参加して実際の雰囲気を確かめることをおすすめします。
巣鴨中学校の中学受験対策は小学4年生頃から本格的に始めるご家庭が多いです。
巣鴨中学校の入試科目と配点
巣鴨中学校の各科目の配点と試験時間
巣鴨中学校の中学受験における第I期から第III期までの4教科入試の配点と試験時間は以下のとおりです。
算数は試験時間50分で配点は100点、国語は試験時間50分で配点は100点です。
理科は試験時間30分で配点は50点、社会は試験時間30分で配点は50点で、4教科合計の満点は300点となっています。
算数選抜入試は算数1教科のみで、試験時間は60分、配点は100点です。
4教科入試と算数選抜では算数の試験時間が異なり、算数選抜のほうが10分長く設定されています。
算数選抜では通常の4教科入試よりもさらに高いレベルの問題が出題される傾向にあります。
巣鴨中学校の中学受験では算数と国語の配点が高いため、この2教科でしっかり得点することが合格の大きなポイントです。
理科と社会は配点が半分ですが、合否を左右する重要な科目であることに変わりはありません。
4教科をバランスよく学習して総合点を高めることが巣鴨中学校の合格には欠かせません。
巣鴨中学校の合格最低点の目安
巣鴨中学校の中学受験における2024年度の合格最低点は、第I期が300点満点中199点で得点率は約66%でした。
第II期は300点満点中200点で得点率は約67%、第III期は300点満点中208点で得点率は約69%となっています。
算数選抜は100点満点中85点で得点率は85%と非常に高い水準が求められます。
第III期は倍率が高いこともあり、合格最低点も他の回より高くなる傾向があります。
中学受験の本番では7割程度の得点を目標にして学習を進めるとよいです。
算数選抜については8割以上の得点が必要となるため、算数の基本問題は確実に得点し応用問題でも部分点を取りにいく姿勢が大切です。
合格最低点は年度によって変動しますので、あくまで目安として参考にしてください。
過去問演習では合格最低点を超えることを目標にして時間を計って練習することが効果的です。
巣鴨中学校の中学受験に向けては日頃から本番を意識した学習を心がけることが重要です。
巣鴨中学校の入試日程
巣鴨中学校の出願期間
巣鴨中学校の中学受験における出願はインターネット出願で行われます。
miraicompassというシステムを利用してWeb上で手続きを行う形式です。
第I期と算数選抜の出願期間は1月10日9時から1月31日18時までとなっています。
第II期の出願期間は1月10日9時から2月1日23時50分までです。
第III期の出願期間は1月10日9時から2月3日23時50分までとなっています。
後半の日程ほど出願締切が遅く設定されているため、前の回の結果を見てから出願を決めることも可能です。
出願にあたっては受験料として25000円が必要です。
Web出願のため自宅から24時間手続きが可能ですが、締切間際はアクセスが集中する場合があります。
巣鴨中学校の中学受験に挑戦する場合は余裕を持って早めに出願手続きを済ませることをおすすめします。
巣鴨中学校の試験日と合格発表日
巣鴨中学校の中学受験における試験日と合格発表日についてご説明します。
第I期の試験日は2月1日で、試験時間は8時30分から12時15分までです。
合格発表は試験当日の2月1日に行われ、入学手続きの締切は翌日の2月2日となっています。
算数選抜は2月1日の午後に実施されます。
第II期は2月2日に試験が行われ、合格発表も同日です。
第III期は2月4日に試験と合格発表が行われます。
巣鴨中学校の中学受験では全ての回で試験当日に合格発表が行われるため、結果をすぐに確認できます。
合格発表はインターネット上で行われますので、自宅で確認することが可能です。
中学受験の当日はお子さんの体調管理をしっかり行い、万全の状態で試験に臨めるよう準備を整えてください。
巣鴨中学校の受験に必要な準備
巣鴨中学校の受験に向けた学習スケジュール
巣鴨中学校の中学受験に向けた学習は小学4年生から本格的に始めるのが一般的です。
小学4年生では基礎学力の定着を目標に、算数の計算力や国語の読解力をしっかり身につけることが大切です。
この時期に学習習慣を確立しておくことが中学受験の成功につながります。
小学5年生になると学習内容が本格化し、各科目の応用問題にも取り組み始めます。
巣鴨中学校は算数の難度が高いため、図形や速さの分野は5年生のうちからしっかり演習を重ねておくことが重要です。
理科の計算問題対策もこの時期から意識して取り組むとよいです。
小学6年生では志望校対策が中心となります。
巣鴨中学校の過去問に取り組み始める時期は9月頃が目安です。
中学受験の直前期は過去問の反復と弱点の補強に集中し、本番で実力を発揮できるよう仕上げていくことが大切です。
巣鴨中学校の受験におすすめの塾と教材
巣鴨中学校の中学受験対策にはSAPIXや四谷大塚、日能研、早稲田アカデミーなどの大手進学塾がおすすめです。
これらの塾では巣鴨中学校の出題傾向を熟知した講師が指導にあたっており、効率的な受験対策が可能です。
集団授業だけでなく個別指導を組み合わせることで弱点を効率的に克服することもできます。
教材としては各塾のテキストに加えて巣鴨中学校の過去問集が必須です。
声の教育社や東京学参から出版されている過去問集を活用して出題傾向を把握することが重要です。
算数については中学受験用の図形問題集や速さの問題集で重点的に演習を積むことが効果的です。
国語の説明文読解力を高めるためには新聞の社説やコラムを読む習慣をつけることも有効です。
理科の計算問題対策には専用の問題集で繰り返し練習することをおすすめします。
巣鴨中学校の中学受験では日々の積み重ねが合格への最短ルートです。
巣鴨中学校の出願書類と手続き
巣鴨中学校の出願書類の一覧
巣鴨中学校の中学受験における出願はインターネットを通じて行います。
miraicompassという出願システムに必要事項を入力し、受験料の支払いを完了させることで出願が完了します。
紙の願書を学校に郵送する必要はありません。
出願の際に必要な情報としては受験生の氏名や生年月日、在籍小学校名、保護者の連絡先などがあります。
受験票は出願完了後にシステムから印刷する形式となっています。
中学受験の当日は印刷した受験票を忘れずに持参してください。
なお巣鴨中学校のイベント予約をした際に登録したメールアドレスがある場合は、出願時にも同じメールアドレスでログインすることが推奨されています。
出願に関する詳細は巣鴨中学校の公式ホームページで最新の募集要項を確認することが大切です。
中学受験の出願手続きは保護者の方が責任を持って進めるようにしてください。
巣鴨中学校の出題の流れ
巣鴨中学校の中学受験における出願から合格までの流れをご説明します。
まずmiraicompassのサイトでアカウントを作成し、受験する入試回を選択して必要事項を入力します。
次にクレジットカードやコンビニ払いなどで受験料25000円を支払います。
受験料の支払いが確認されると出願が完了し、受験票を印刷できるようになります。
試験当日は受験票と筆記用具を持って巣鴨中学校に向かいます。
試験会場はJR山手線大塚駅から徒歩約8分の場所にある巣鴨中学校の校舎です。
試験終了後は当日中にインターネット上で合格発表が行われます。
合格した場合は所定の期日までに入学手続きを行う必要があります。
巣鴨中学校の中学受験では全体の流れを事前に把握しておくことでスムーズに受験を進めることができます。
巣鴨中学校の学校生活と進学実績
巣鴨中学校の教育方針とカリキュラム
巣鴨中学校の教育方針の根幹にあるのは硬教育という考え方です。
これは努力主義とも言い換えられ、現在の自分より少し高い目標に向かって努力を続けることで人間として成長していくという理念です。
巣鴨中学校では誰にでもできる努力を誰にもできないレベルまでやり遂げることを大切にしています。
カリキュラムは中高6年間の一貫教育を通じて英才早教育を実践しています。
全教科必修主義を掲げており、文系理系に偏らない幅広い学力を育成します。
また全校有段者主義として中学では剣道、高校では柔道または剣道が必修科目となっており、心身ともに鍛えることを重視しています。
中学受験を経て入学した生徒たちは授業だけでなく学校行事や部活動を通じて仲間と切磋琢磨し、人間力を高めていきます。
難関大学の受験に対応する学力はもちろん、実社会で活躍できる力を育むことが巣鴨中学校の教育の目標です。
中学受験でこの学校を志望するご家庭は、こうした教育方針に共感できるかどうかも重要な判断基準となります。
巣鴨中学校の寮生活について
巣鴨中学校には学生寮は設置されていません。
そのため通学圏内にお住まいの方が対象となります。
巣鴨中学校の最寄り駅はJR山手線の大塚駅で、徒歩約8分の距離にあります。
JR埼京線の板橋駅からも徒歩約14分でアクセスが可能です。
東京都内はもちろん埼玉県や神奈川県、千葉県など近隣の県から通学している生徒も多くいます。
中学受験で巣鴨中学校を志望する場合は通学時間や経路を事前に確認しておくことが大切です。
登校時刻は8時となっており、3学期制を採用しています。
昼食は弁当持参のほか食堂や売店も利用できます。
巣鴨中学校では通学を通じて自立心や時間管理の能力も自然と身についていきます。
巣鴨中学校の大学受験の合格実績
巣鴨中学校から巣鴨高等学校へ進学した卒業生の大学合格実績は非常に優れています。
2025年度の実績では卒業生245名のうち、東京大学に1名、京都大学に2名、一橋大学に4名、東京科学大学に6名が合格しています。
早稲田大学には45名、慶應義塾大学には44名が合格しており、早慶合わせて89名という実績です。
特筆すべきは医学部医学科への合格実績で、2025年度は合計92名が合格しています。
そのうち国公立大学の医学部が21名、私立大学の医学部が71名となっています。
巣鴨中学校は理数系の教育に強みがあり、卒業生の約7割が理数系に進学しています。
東京理科大学に91名、明治大学に56名など、MARCH以上の大学にも多くの合格者を輩出しています。
中学受験の段階での偏差値と比較すると、大学合格実績が非常に高いのが巣鴨中学校の大きな魅力です。
中学受験で巣鴨中学校に入学した後も6年間しっかり学ぶことで難関大学への道が開けます。
巣鴨中学校に合格するためのポイント
巣鴨中学校に受かる子の特徴
巣鴨中学校の中学受験に合格するお子さんにはいくつかの共通した特徴があります。
まず算数の力がしっかりしていることが挙げられます。
巣鴨中学校の入試では算数が最も差がつきやすい科目であるため、算数に自信があるお子さんは有利です。
また粘り強く問題に取り組む姿勢を持っていることも大切な要素です。
巣鴨中学校の教育方針である努力主義に通じる部分があり、難しい問題でも諦めずに考え抜く力が求められます。
中学受験の勉強を通じてこうした姿勢を身につけていくことが合格への道筋となります。
さらに日頃から時間を意識して学習に取り組んでいるお子さんは本番でも力を発揮しやすいです。
巣鴨中学校の入試は特に理科と社会の試験時間が30分と短いため、素早く正確に解答する力が必要です。
中学受験の対策として普段から制限時間を設けて問題演習を行う習慣をつけることが効果的です。
巣鴨中学校に不合格だった場合の対処法
巣鴨中学校の中学受験で残念ながら不合格となった場合でも、落ち着いて次の行動に移ることが大切です。
巣鴨中学校は入試が複数回実施されるため、第I期で不合格でも第II期や第III期で再挑戦することができます。
前の回の結果を踏まえて気持ちを切り替え、次の試験に集中することが重要です。
全ての回で不合格となった場合は、併願校への入学を前向きに検討してください。
事前に安全校を含めた併願計画を立てておくことで、万が一の場合にも進学先を確保することができます。
中学受験はゴールではなくスタートですので、どの学校に進んでもそこでの6年間を充実させることが何より大切です。
保護者の方はお子さんの頑張りをしっかり認めてあげてください。
巣鴨中学校の中学受験に向けて努力した経験は必ず今後の成長につながります。
結果にかかわらずお子さんの努力を称え、次のステップに向けて一緒に歩んでいく姿勢が大切です。
巣鴨中学校の受験についてのよくある質問
Q1 巣鴨中学校の中学受験では何回まで受験できますか
巣鴨中学校では第I期と算数選抜と第II期と第III期の合計4回の受験機会があります。
全ての回に出願して受験することが可能です。
複数回受験することで合格の可能性が高まりますので、スケジュールが許す範囲で複数回の受験を検討することをおすすめします。
Q2 巣鴨中学校の中学受験で算数選抜と4教科入試のどちらを受けるべきですか
算数が非常に得意で偏差値が高いお子さんには算数選抜がおすすめです。
ただし算数選抜は合格最低点が85点と高水準であるため、確実に高得点を取れる実力が必要です。
4教科のバランスがよいお子さんは4教科入試のほうが合格しやすい場合もありますので、模試の結果を参考にして判断してください。
Q3 巣鴨中学校の中学受験ではどの回が最も合格しやすいですか
実質倍率のデータから見ると、第II期が比較的倍率が低く合格者数も多い傾向にあります。
2024年度の実質倍率は第I期が2.9倍、第II期が2.6倍、第III期が6.4倍でした。
第III期は募集人員が少なく倍率が高いため、難易度が最も高い回となっています。
Q4 巣鴨中学校は中学受験の勉強をいつから始めるのがよいですか
巣鴨中学校の中学受験に向けた本格的な学習は小学4年生から始めるのが一般的です。
小学4年生で基礎を固め、5年生で応用力を伸ばし、6年生で志望校対策に集中するという流れが理想的です。
遅くとも小学5年生の春までには受験勉強を始めることをおすすめします。
Q5 巣鴨中学校に入学した後の学校生活は厳しいですか
巣鴨中学校は硬教育の理念のもと、努力を重んじる校風があります。
中学では剣道が必修であったり、学習面でも高い目標が設定されたりと、決して楽な環境ではありません。
しかしその分だけ確かな学力と精神力が身につき、大学受験でも優れた実績を残すことができる環境が整っています。
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