# 立命館大学理工学部の総合型選抜の対策・出願条件・日程・倍率を徹底解説【2026年版】
立命館大学理工学部の総合型選抜は、「数学・物理が好き」「理工系の学びへの熱意がある」高校生にとって、一般選抜とは異なるアプローチで入学を目指せる入試方式です。本記事では2026年度(2025年秋実施)の最新情報をもとに、出願条件・試験内容・対策法・倍率まで徹底的に解説します。
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立命館大学理工学部の総合型選抜の概要
立命館大学理工学部の総合型選抜の種類
立命館大学理工学部の総合型選抜は、**AO選抜入学試験「理工セミナー方式」**という名称で実施されています。
この入試の最大の特徴は、試験当日に行われる**数学・物理に関するセミナー(講義)**を受講し、その内容に関する筆記試験に取り組む形式である点です。一般的なAO入試のように面接や活動報告書だけで評価されるのではなく、「学問への適性・理解力」を講義への反応と筆記試験で直接測ります。
セミナーの難易度は「高校学習から大学学習へつながる水準」と定義されており、高校で培った数学・物理の基礎力をもとに、大学の入口レベルの内容を理解できるかを問われます。暗記で乗り切れる試験ではなく、**本質的な理解力と学習意欲**が問われる方式です。
立命館大学理工学部では他にもUNITE Program方式など複数の総合型選抜が設定されていますが、本記事では「理工セミナー方式」に焦点を絞って解説します。
立命館大学理工学部の総合型選抜の募集学部一覧
2026年度の募集学科と募集人数は以下のとおりです。
| 学科 | 募集人数 |
|——|———|
| 数理科学科 | 5名 |
| 物理科学科 | 8名 |
| 電気電子工学科 | 5名 |
| 電子情報工学科 | 3名 |
| 機械工学科 | 6名 |
| ロボティクス学科 | 3名 |
| 環境都市工学科 | 3名 |
| **合計** | **33名** |
合計33名という少人数募集である点に注意が必要です。1学科あたり3〜8名という狭き門ですが、その分、同じ志を持つ学生が集まる環境で学べる魅力もあります。志望学科を明確に定め、その学科に対する本気の熱意をアピールすることが合否を左右します。
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立命館大学理工学部の総合型選抜の出願条件
立命館大学理工学部の総合型選抜の評定基準
出願には以下の**全条件を満たす**必要があります。
1. **立命館大学理工学部を第一志望とすること**
2. **全体の学習成績の状況(評定平均)が3.0以上**
3. **数学・理科・英語それぞれの評定が3.0以上**
4. **数学III・Cの履修・修得(見込みも可)**
5. **物理(物理基礎・物理)の履修・修得(見込みも可)**
評定平均3.0という基準は、5段階評価の平均値です。「3」は標準的な評定ですが、**全体と教科別の両方で3.0以上**が求められる点に注意しましょう。たとえば全体の評定が3.5であっても、英語の評定が2.8であれば出願資格を満たしません。
また、数学III・Cと物理(物理基礎・物理)の履修・修得が条件となっています。「修得見込み」も認められるため、高3在学中に履修中であれば出願可能ですが、未履修の場合は出願できません。理工系への進学を考えているなら、高1・高2のうちから理系カリキュラムをしっかり選択しておくことが前提条件です。
立命館大学理工学部の総合型選抜の英検資格条件
英語に関しては、**英語の評定が3.0以上であること**が出願条件となっています。英検・TOEFL・IELTSなどの外部試験スコアによる単独での出願資格付与はなく、学校の評定で判断されます。
ただし、立命館大学理工学部には「UNITE Program方式」という別の総合型選抜方式が存在し、そちらでは英語資格が活用される場合があります。英語資格を持っている方は、出願方式を選ぶ際に公式要項を確認してください。
理工セミナー方式においては、英語外部試験スコアがあっても出願条件上の優遇にはなりません。あくまで**学校の英語評定**が基準となります。
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立命館大学理工学部の総合型選抜の試験内容
立命館大学理工学部の総合型選抜の一次選考
**理工セミナー方式には一次選考(書類審査による足切り)はありません。**
出願書類(志望理由書・調査書)を提出すれば、出願条件を満たす全員が二次選考(当日試験)に進めます。これは受験生にとって大きなメリットです。一次選考がないため、書類だけで落とされる心配はなく、当日の試験に全力を注ぐことができます。
ただし、書類審査なしとはいえ、**志望理由書の内容は当日の面接(口頭試問)で問われる可能性があります**。形式的に書くのではなく、志望動機や学びへの熱意を丁寧に記述しておくことが重要です。
立命館大学理工学部の総合型選抜の二次選考
当日試験は以下のプロセムで構成されています。
**① セミナー(講義)受講**
– 数学・物理に関する講義を受講する
– 水準は「高校学習から大学学習へつながる水準」
– メモを取りながら内容を理解することが重要
**② セミナー後の筆記試験**
– 受講したセミナーの内容に関する問題が出題される
– その場で聞いた内容を理解・応用して解答する形式
– 事前に何の問題が出るかは不明
**③ 面接(口頭試問)**※数理科学科・物理科学科のみ
– 受験生1名に対して面接者2名の構成
– 高校数学・物理の理解度を確認する口頭試問
– 予め用意した答えの暗唱ではなく、問いへの的確な応答を重視
この試験形式の核心は、**「当日に聞いた講義を理解し、即座に筆記試験で表現できるか」**です。一夜漬けの暗記では対応できません。日頃から数学・物理の概念を深く理解し、新しい内容をすばやく吸収できる力を磨いておくことが不可欠です。
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立命館大学理工学部の総合型選抜に受かる対策スケジュール
立命館大学理工学部の総合型選抜はいつから対策を始めるべき?
**高校3年生の4月、遅くとも夏休み前(7月)には対策を開始することを強く推奨します。**
理由は明確です。試験日(2025年11月21日)に向けて、準備すべき要素が複数あるからです。
– **数学・物理の実力強化**:短期間では身につかない
– **志望理由書の執筆と推敲**:複数回の書き直しが必要
– **口頭試問対策**(数理・物理科学科):練習を積む必要がある
– **出願書類の準備**:調査書発行など学校への依頼も必要
逆算すると、夏休みに数学・物理の集中強化と志望理由書の初稿執筆を終えていれば、秋以降の仕上げに余裕が生まれます。
立命館大学理工学部の総合型選抜に受かる対策スケジュール(月間)
以下は月ごとのタスク例です。
| 月 | 主な取り組み |
|—-|————|
| 4月 | 出願条件の確認、評定の見直し、数学III・物理の進捗確認 |
| 5月 | 数学・物理の基礎固め(教科書レベルの完全理解) |
| 6月 | 志望理由書のテーマ設定・下書き開始、理工学部の研究内容調査 |
| 7月 | 夏季集中で数学・物理の標準問題演習、志望理由書の初稿完成 |
| 8月 | 志望理由書の推敲・完成、口頭試問練習(数理・物理科学科志望者) |
| 9月 | セミナー形式の模擬練習、大学のオープンキャンパス参加 |
| 10月 | 出願書類一式の最終確認・提出(10/17〜10/24) |
| 11月 | セミナー・筆記試験対策の総仕上げ、試験本番(11/21) |
| 12月 | 一次合格発表(11/30)、最終合格発表(12/10)、入学手続き |
立命館大学理工学部の総合型選抜に受かる対策スケジュール(年間)
高1・高2の段階から逆算した年間計画です。
**高校1〜2年生のうちにやっておくべきこと**
– 数学・物理・英語の評定を意識して定期テストに取り組む(各3.0以上が必須)
– 数学III・物理の履修を確実に選択する
– 理工系の分野に関する読書・調べ学習で興味を深める
– 科学コンテスト・数学オリンピック・物理オリンピックへの参加を検討する
**高校3年生(4月〜12月)**
上記の月別スケジュールを参照。特に4〜7月の基礎固めと志望理由書の下書きが、秋以降の余裕を生み出します。
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立命館大学理工学部の総合型選抜の日程
立命館大学理工学部の総合型選抜の出願期間
2026年度入試(2025年秋実施)の日程は以下のとおりです。
| イベント | 日付 |
|———|——|
| **出願期間** | 2025年10月17日(金)〜10月24日(金) |
| **試験日** | 2025年11月21日(金) |
| **一次合格発表** | 2025年11月30日(日) |
| **最終合格発表** | 2025年12月10日(水) |
出願期間はわずか**1週間**(10/17〜10/24)です。この短い期間を逃すと出願できません。調査書の発行依頼は担任の先生に2〜3週間前には依頼するのが一般的ですので、**10月初旬には依頼を済ませておく**ことをお勧めします。
試験日は11月21日(金)の平日です。学校を欠席することになるため、担任・進路担当への事前報告と手続きを忘れずに行いましょう。
立命館大学理工学部の総合型選抜の合格発表日
一次合格発表(2025年11月30日)と最終合格発表(2025年12月10日)の2段階があります。
一次合格発表から最終合格発表まで約10日間の猶予があります。この間に何らかの追加提出書類や手続きがある場合は、要項で確認しておきましょう。
**最終合格発表(12月10日)以降は入学確約の手続きが必要**です。総合型選抜で合格した後は、原則として入学を確約することが求められます。「合格したけど、やっぱり一般選抜を受けたい」という選択肢はなくなるため、出願前に十分な意思決定を行ってください。
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立命館大学理工学部の総合型選抜の倍率
立命館大学理工学部の総合型選抜の学部別倍率
2025年度実績の学科別倍率は以下のとおりです。
| 学科 | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 |
|——|———|———|——|
| 数理科学科 | 11名 | 8名 | **1.4倍** |
| 物理科学科 | 10名 | 6名 | **1.7倍** |
| 電気電子工学科 | 10名 | 6名 | **1.7倍** |
| 電子情報工学科 | 7名 | 4名 | **1.8倍** |
| 機械工学科 | 14名 | 9名 | **1.6倍** |
| ロボティクス学科 | 10名 | 6名 | **2.0倍** |
| 環境都市工学科 | 18名 | 4名 | **4.5倍** |
注目すべきは**環境都市工学科の4.5倍**という突出した高倍率です。募集人数3名に対して18名が志願しており、他学科と比べて非常に競争が激しい状況です。一方、**数理科学科は1.4倍**と比較的競争率が低く、ロボティクス学科は2.0倍と中程度です。
志望学科を選ぶ際は、自分の興味・適性を最優先にしつつも、倍率の現状も把握しておきましょう。
立命館大学理工学部の総合型選抜の倍率の推移
学部全体の倍率推移は以下のとおりです。
| 年度 | 全体倍率 |
|——|———|
| 2024年度 | **1.5倍** |
| 2025年度 | **1.7倍** |
2024年度から2025年度にかけて0.2ポイント上昇しています。総合型選抜への注目度が高まる中、今後も競争率が上がる可能性は十分あります。特に環境都市工学科の倍率上昇は顕著であり、受験者増加のトレンドが見られます。
ただし、総合型選抜全体の志願者数は一般選抜と比べて絶対数が少ないため、年度によって倍率が大きく変動することがある点も念頭に置いておきましょう。最新の倍率については必ず**立命館大学公式サイト**で確認してください。
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立命館大学理工学部の総合型選抜の志望理由書の書き方
立命館大学理工学部の総合型選抜の志望理由書のポイント
志望理由書は**800字程度**で、出願学科への志望動機を記載します。以下のポイントを押さえた構成が効果的です。
**① 具体的な「きっかけ」から始める**
「なぜ理工学に興味を持ったのか」という原体験を具体的に述べましょう。「数学が好きだから」という抽象的な表現ではなく、「高2の授業でフーリエ変換を学んだとき、音が波として表現できることに衝撃を受けた」のような具体的なエピソードが読み手の印象に残ります。
**② 立命館大学理工学部を選んだ明確な理由**
他大学ではなく立命館大学理工学部を選ぶ理由を述べます。特定の研究室・教員・カリキュラムに言及することで、「しっかり調べた上で志望している」という意欲が伝わります。
**③ 入学後に何を学び、将来どう活かすか**
学びたい内容と将来のビジョンをつなげて記述します。「○○を研究し、将来は△△の分野で社会に貢献したい」という流れが理想的です。
**④ 文字数を守り、読みやすい文体で**
800字程度という制限をしっかり守りましょう。極端に短い(600字未満)場合は熱意不足と判断される可能性があります。
立命館大学理工学部の総合型選抜の志望理由書の注意点
– **「第一志望である」という姿勢を明確に表現する**:出願条件に「第一志望であること」が含まれるため、文中でも第一志望である意思を伝えましょう
– **コピペや定型文は厳禁**:面接(口頭試問)で志望理由書の内容を深掘りされることがあります。自分の言葉で書いた内容でなければ、面接で矛盾が生じます
– **具体性のない表現を避ける**:「理工学に興味があります」「将来は社会に役立ちたいです」のような漠然とした表現は評価されません
– **誤字脱字・文法ミスに注意**:書き終えたら必ず第三者(担任や家族)に読んでもらいましょう
立命館大学理工学部の総合型選抜で評価される活動実績の例
理工セミナー方式では活動実績の提出は必須書類ではありませんが、志望理由書の中で言及できる活動実績があれば説得力が増します。以下は参考例です。
– **数学・物理オリンピックへの参加・受賞実績**
– **科学系コンテスト(科学甲子園・ロボットコンテスト等)への参加**
– **自主研究・自由研究での取り組み(理科の自由研究の発展的探究など)**
– **プログラミング・電子工作などの自己学習実績**
– **理工系の書籍や論文を読んだ経験とそこから得た気づき**
活動実績がなくても、「日常の学習の中での深い気づき・疑問・探究の姿勢」を具体的に書くことで十分に評価されます。
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立命館大学理工学部の総合型選抜の面接対策
立命館大学理工学部の総合型選抜の面接でよく聞かれること
面接(口頭試問)は**数理科学科・物理科学科のみ**実施されます。受験生1名に対して面接者2名という構成です。以下は想定される質問カテゴリです。
**志望動機・将来の展望に関する質問**
– 立命館大学理工学部を志望した理由は何ですか?
– 入学後に取り組みたい研究テーマはありますか?
– 将来どのような仕事・研究をしたいと考えていますか?
**高校数学・物理に関する口頭試問**
– ○○(定理・法則)を説明してください
– この現象を数式で表してみてください
– セミナーで学んだ内容について、自分の言葉で説明してください
**学習・探究姿勢に関する質問**
– 数学・物理の中で最も興味深いと感じた分野はどこですか?
– 最近、理工系の分野で印象に残ったニュースや発見はありますか?
立命館大学理工学部の総合型選抜の面接のポイント
**① セミナー内容を十分に吸収して臨む**
当日のセミナー(講義)の内容は面接でも問われる可能性があります。受講中は積極的にメモを取り、内容を整理しながら聞く姿勢が重要です。
**② 「的確な応答」を意識する**
面接では「予め用意した内容を主張する」よりも「問いへの的確な応答」が重視されます。質問の意図を正確に理解し、ポイントを絞って答える練習をしましょう。
**③ 「わからない」を正直に言える勇気を持つ**
口頭試問でわからない問題が出たとき、無理に答えようとして誤答するより、「この部分はわかりませんが、○○から考えると…」と思考プロセスを見せる方が評価されます。
**④ 自分の言葉で語る**
暗記したスクリプトを読み上げるような話し方は面接官に伝わります。自分の体験・考えを自分の言葉で語ることを心がけましょう。
立命館大学理工学部の総合型選抜の面接でやってはいけないこと
– **志望理由書と矛盾することを言う**:書類と話の内容が食い違うと信頼性を損ないます
– **一方的に長く話しすぎる**:問われていないことまで延々と話すと、質問への応答力が低いと評価されます
– **高校数学・物理の内容を「習っていない」で逃げる**:数学III・物理は出願条件に含まれています。基礎的な内容はしっかり答えられるように準備しましょう
– **当日のセミナーをぼーっと聞く**:セミナーの理解度が筆記試験・面接の両方に直結します。集中力を切らさないことが大前提です
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立命館大学理工学部の総合型選抜の評定の目安
立命館大学理工学部の総合型選抜の評定平均
出願に必要な評定の基準を整理します。
| 評価項目 | 最低基準 |
|———|———|
| 全体の評定平均 | **3.0以上** |
| 数学の評定 | **3.0以上** |
| 理科の評定 | **3.0以上** |
| 英語の評定 | **3.0以上** |
全体の評定平均だけでなく、**数学・理科・英語それぞれの教科別評定も個別に3.0以上**である必要があります。どれか一つでも2点台があると出願資格を失います。
現在の評定が基準に届いていない科目がある場合、次の定期テストから改善に取り組みましょう。一度の定期テストで評定を大幅に上げることは難しいですが、3年間の評定の平均値であるため、早期に行動することが重要です。
立命館大学理工学部の総合型選抜の条件の詳細
評定以外の出願条件についても再確認します。
**数学III・Cの履修条件について**
数学III・Cは理系の高校で標準的に3年次に履修する科目です。出願時点で「履修見込み」でも可とされているため、3年次に履修中であれば出願可能です。ただし、理系カリキュラムでない高校の場合は注意が必要です。
**物理(物理基礎・物理)の履修条件について**
物理基礎と物理の両方の履修・修得(見込み)が必要です。物理を選択していない場合(化学・生物選択など)は出願資格を満たせません。
**「第一志望」の確認について**
「立命館大学理工学部を第一志望とする者」という条件は、精神的な誓約です。合格後に入学確約が求められることと合わせて、本当に立命館大学理工学部への進学を第一志望として考えているかを出願前に自問してください。
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立命館大学理工学部の総合型選抜の過去問
立命館大学理工学部の総合型選抜の過去問の傾向
理工セミナー方式の筆記試験は、**当日受講したセミナー(講義)の内容に基づく問題**が出題されます。そのため、「過去問をそのまま再現する」という対策は本質的ではありません。
過去の傾向から得られる情報としては、以下の点が挙げられます。
– **高校数学・物理の基礎〜標準レベル**が土台となっている
– **大学入口レベルの内容**も含まれるが、セミナーで丁寧に解説されるため予備知識は不要
– 講義を聞いて理解し、**その場で応用する力**が問われる
– 単純な計算問題だけでなく、**概念の理解度**を問う出題が含まれる可能性がある
公式の過去問配布はありませんが、**立命館大学公式サイトで一部の資料が公開されている場合があります**。出願前に公式サイトをこまめに確認しましょう。
立命館大学理工学部の総合型選抜の過去問の対策
過去問が入手できない状況でも、以下の方法で効果的な対策ができます。
**① 高校数学・物理の「概念理解」を徹底する**
計算手順を暗記するのではなく、「なぜこの公式が成立するのか」「この定理はどういう意味を持つのか」という本質的な理解を深めることが最重要です。
**② 大学1年次レベルの入門書に触れる**
「高校から大学へつながる水準」のセミナーに備えるため、大学数学・物理の入門書を読んでおくことが有効です。「マセマ」シリーズや「ファインマン物理学入門」など、読みやすい入門書から始めましょう。
**③ セミナー形式の模擬練習を積む**
「初めて聞く内容を短時間で理解し、問題を解く」力は練習で鍛えられます。授業や参考書で新しい単元を学ぶとき、「聞いた内容をすぐに使って問題を解く」練習を日常的に取り入れましょう。
**④ 公式サイトの情報を定期的にチェックする**
立命館大学公式サイトで公開される資料や過去の出題例は、対策の重要な手がかりになります。定期的に確認する習慣をつけましょう。
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立命館大学理工学部の総合型選抜の出願書類
立命館大学理工学部の総合型選抜の出願書類の一覧
出願に必要な書類は以下のとおりです。
| 書類 | 内容 |
|——|——|
| **志望理由書** | 800字程度、出願学科への志望動機 |
| **調査書** | 高校発行の公式書類(担任の先生に依頼) |
| **入学試験料** | 所定の金額(要項で確認) |
書類の数自体はシンプルですが、**調査書は高校が発行する公式書類**であるため、発行には一定の時間(通常1〜2週間)がかかります。出願締め切り(10月24日)の2〜3週間前、すなわち**10月初旬までには担任に発行依頼**をしましょう。
その他、書類の提出方法(郵送・Web出願など)については、最新の募集要項で必ず確認してください。
立命館大学理工学部の総合型選抜の出願の流れ
1. **出願要項の確認**(8〜9月):立命館大学公式サイトから最新の募集要項を入手
2. **出願条件の確認**(9月):評定・履修状況が条件を満たしているか確認
3. **志望理由書の執筆・完成**(9〜10月初旬):800字を複数回推敲
4. **調査書の発行依頼**(10月初旬):担任の先生に早めに依頼
5. **入学試験料の振込**(出願期間中):所定の方法で納付
6. **書類提出**(10月17日〜24日):期間内に確実に提出
7. **試験本番の準備**(10〜11月):数学・物理の最終確認
8. **試験日当日**(11月21日):セミナー受講→筆記試験(→面接)
出願期間は1週間しかありません。ギリギリに動くと書類の不備や郵送遅延などのトラブルが起きやすいため、**締め切り2〜3日前には全ての書類を揃える**ことを目標に逆算して準備しましょう。
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立命館大学理工学部の総合型選抜の併願
立命館大学理工学部の総合型選抜の併願可否
理工セミナー方式には「立命館大学理工学部を第一志望とする者」という出願条件があります。これは実質的に**専願に近い条件**です。
**他大学の総合型選抜(AO入試)との併願**については、試験日程が異なれば物理的には可能な場合があります。しかし「第一志望」という誓約条件がある以上、他大学のAO入試に同時期に出願することが条件に抵触しないかは、**立命館大学の募集要項を詳細に確認し、必要に応じて大学に問い合わせる**ことをお勧めします。
**他大学の一般選抜との組み合わせ**についても、総合型選抜で合格した場合は入学確約が求められるため、合格後に他大学の一般選抜を受けることは原則として不可能になります。
立命館大学理工学部の総合型選抜と一般選抜の両立
**総合型選抜に出願しながら一般選抜の準備も並行して進めること**は、戦略的に有効です。
– 総合型選抜の数学・物理対策は、そのまま一般選抜の実力強化につながります
– 総合型選抜に不合格だった場合、一般選抜(共通テスト利用・前期日程等)で立命館大学に再チャレンジできます
– ただし、**総合型選抜合格後は入学確約が必要**になるため、合格した場合は一般選抜の受験は不要になります
「総合型選抜はチャレンジとして受けるが、本命は一般選抜」という位置づけではなく、**本気で第一志望として臨む姿勢**が求められていることを忘れないでください。併願戦略の詳細については最新の募集要項、または直接大学への問い合わせで確認してください。
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立命館大学理工学部の総合型選抜の合格のポイント
立命館大学理工学部の総合型選抜に受かる人の特徴
合格者に共通する特徴を以下に整理します。
**① 数学・物理の「本質的な理解」がある**
セミナー方式の試験は、暗記量ではなく理解の深さを問います。公式を暗記しているだけでなく、「なぜそうなるか」を説明できるレベルの理解がある受験生が有利です。
**② 学習への好奇心・積極性が感じられる**
「授業で言われたことだけ」ではなく、自分から疑問を持ち、深く調べる習慣がある受験生は、志望理由書でも面接でも説得力のある話ができます。
**③ 当日のセミナーに高い集中力で臨める**
見知らぬ内容の講義を聞き、すぐに問題を解く形式は、集中力と柔軟な思考力が求められます。普段からこのような「インプット→即アウトプット」の学習スタイルを習慣化している受験生が有利です。
**④ 立命館大学理工学部を本当に第一志望としている**
面接(口頭試問を含む)では、「なぜ立命館大学なのか」が問われます。明確な理由と具体的なビジョンを持った受験生は、面接でも自信を持って話すことができます。
立命館大学理工学部の総合型選抜に落ちた時の対処法
総合型選抜は少人数募集ゆえ、実力があっても不合格になることがあります。不合格の際の対処法を整理します。
**① 一般選抜へ切り替える**
最終合格発表は12月10日です。その後の一般選抜(共通テスト・前期日程)まで時間はあります。総合型選抜の対策で積み上げた数学・物理の実力はそのまま一般選抜に活かせます。気持ちを切り替え、一般選抜対策に注力しましょう。
**② 不合格の原因を分析する**
志望理由書の内容、面接での受け答え、筆記試験の出来を振り返り、何が課題だったかを分析します。この分析は、浪人して翌年再チャレンジする場合にも、他大学の総合型選抜に挑む場合にも役立ちます。
**③ 浪人・再受験を検討する**
翌年度も同じ方式で再チャレンジすることは可能です。ただし、翌年度の募集要項が変更される可能性があるため、必ず最新情報を確認しましょう。
**④ 他大学・他学部の選択肢を検討する**
立命館大学の他の入試方式(共通テスト利用・全学統一方式等)や、関関同立・国公立大学など他大学への出願も視野に入れて柔軟に対応しましょう。
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立命館大学理工学部の総合型選抜についてのよくある質問
**Q1. 評定が3.0ちょうどでも出願できますか?**
A. 出願条件は「3.0以上」ですので、3.0ちょうどは出願資格を満たします。ただし全体の評定平均だけでなく、数学・理科・英語それぞれの教科別評定も個別に3.0以上である必要があります。一科目でも2.9以下があると出願できませんので、成績通知書で全科目の評定を確認してください。
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**Q2. 数学III・Cをまだ修得していませんが(高3の途中です)、出願できますか?**
A. はい、「修得見込み」でも出願可能です。高3在学中で現在履修中であれば問題ありません。ただし「未履修・未選択」の場合は出願資格を満たさないため注意が必要です。
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**Q3. 面接(口頭試問)はすべての学科で実施されますか?**
A. いいえ、面接は**数理科学科・物理科学科のみ**実施されます。電気電子工学科・電子情報工学科・機械工学科・ロボティクス学科・環境都市工学科では面接は実施されません。ただし、最新の要項で必ず確認してください。
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**Q4. セミナーで使われる数学・物理の範囲はどの程度ですか?**
A. 公式の範囲表示はありませんが、「高校学習から大学学習へつながる水準」とされています。高校の数学III・物理の内容を土台として、大学入学直後レベルの発展的内容が扱われると想定されます。高校の教科書内容を深く理解した上で、大学数学・物理の入門書に目を通しておくと安心です。
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**Q5. 他大学のAO入試と同時出願はできますか?**
A. 出願条件に「立命館大学理工学部を第一志望とすること」が含まれています。他大学のAO入試との同時出願が条件に抵触しないかは、最新の募集要項を詳細に確認し、不明な点は立命館大学入試課に直接問い合わせることをお勧めします。
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**Q6. 総合型選抜の過去問はどこで入手できますか?**
A. 公式の過去問配布はありません。立命館大学公式サイトで一部の資料が公開されている場合がありますので、定期的に確認してください。なお、当日試験はセミナー内容に基づく問題のため、高校数学・物理の深い理解を積み重ねることが最も効果的な対策です。
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**Q7. 総合型選抜で合格した後、一般選抜も受験できますか?**
A. 総合型選抜で最終合格した場合、入学確約の手続きが必要となります。その後の一般選抜(共通テスト・前期日程等)で立命館大学理工学部を受験することは原則として不可となります。詳細な規約は最新の募集要項で確認してください。
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最後に――受験生へのエール
立命館大学理工学部の総合型選抜「理工セミナー方式」は、当日のセミナーに集中し、その場で考え・理解する力が問われる、他にはないユニークな入試です。偏差値や模試の点数だけが評価される試験ではなく、**「学ぶことへの本物の情熱と、理解する力」**が直接試されます。
だからこそ、この試験にチャレンジするあなたは、「数学・物理が好き」「新しいことを学ぶのが楽しい」という気持ちを大切にしてください。その気持ちこそが、この入試で最大の武器になります。
志望理由書を書きながら自分の動機を見つめ直し、面接練習を通じて自分の言葉で語る力を磨いてください。当日のセミナーには、「面白そう、理解したい」という前向きな気持ちで臨んでください。
合否は一つの答えでしかありません。この入試に挑んだ経験は、どんな結果であれ、あなたの学びへの姿勢を深め、理工系の学問への理解を豊かにします。
全力で取り組んだあなたを、立命館大学理工学部が待っています。応援しています。
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*本記事の情報は2026年度入試(2025年秋実施)に関するものです。最新の出願要項・日程・条件については、必ず[立命館大学公式サイト](https://www.ritsumei.ac.jp/)の入試情報ページでご確認ください。*



