TOEIC750点はIELTS換算するとどれくらい?TOEIC750点のレベルと難易度

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竹本先生

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【この記事の監修者:英検コーチ塾長竹本明弘先生】

これまでTOEIC750点の合格者を多数輩出してきました。当記事ではTOEIC750点に合格するための効果的な勉強法を具体的に解説します。ぜひ参考にしてみてください。

TOEIC750点のレベルと難易度

TOEIC750点は、英語学習において一つの大きな節目となるスコアです。TOEICの満点は990点であり、750点はその約75%にあたるスコアです。

日本人のTOEIC受験者の平均スコアはおよそ580点前後と言われており、TOEIC750点はその平均を170点以上も上回るレベルになっています。全受験者の中での位置づけとしては上位30%程度に相当するため、決して簡単に取れるスコアではありません。

TOEIC750点を持っている人は、日常的な英語コミュニケーションをある程度スムーズにこなせる実力があると判断されます。ビジネスの現場でも、基本的なメールのやり取りや会議の内容を理解することができるレベルです。

ただし、TOEIC750点はネイティブスピーカーのスピードに完全についていけるレベルとは言えません。速い英語になるとついていけない場面も出てきますし、語彙の面でも完璧ではないため、さらなる学習が必要な段階です。

TOEIC750点を取るための勉強時間については、英語の基礎がある状態から始めて、500時間前後の学習が必要と言われています。公式TOEIC問題集を使った対策や、単語帳としてTOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ(通称 金フレ)を使った学習が効果的です。

大学受験生の立場から見ると、TOEIC750点は難関大学の英語入試と同等かそれ以上のレベルにあたります。このレベルに達するためには、英語の4技能をバランスよく鍛えることが大切であり、TOEICの問題形式に特化した学習だけでなく、総合的な英語力の向上を意識することが重要です。TOEIC750点という目標を持つことで、大学受験の英語対策にも良い影響が生まれます。

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TOEIC750点はIELTS換算するとどのレベル?

TOEIC750点をIELTSのスコアに換算すると、およそバンドスコア5.5から6.0程度に相当します。IELTSのバンドスコアは0から9までの段階で評価され、6.0は中級から上級の入り口に位置するレベルです。

IELTSのバンドスコア6.0は、英語圏の大学への入学基準としてよく設定されているスコアでもあります。オーストラリアやカナダの多くの大学では、IELTS6.0以上を入学要件としていることが多く、TOEIC750点相当の英語力があれば、海外大学進学の最低基準をクリアできる可能性があります。

TOEIC750点とIELTSの関係を理解する上で大切なのは、この2つの試験が測定する英語力の種類が異なるという点です。TOEICはビジネス英語に特化したリスニングとリーディングのみの試験であるのに対し、IELTSはリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4技能すべてを評価します。

つまり、TOEIC750点を持っている人がIELTSを受験した場合、リーディングやリスニングでは相応のスコアが出る可能性がありますが、ライティングやスピーキングについては別途しっかりとした対策が必要です。IELTSで高いスコアを取るためには、TOEIC750点対策とは別のアプローチが求められます。

TOEIC750点からIELTS6.5以上を目指す場合は、ライティングとスピーキングの対策に特に力を入れる必要があります。IELTSのライティングにはAcademic WritingとGeneral Writingという2つの形式があり、それぞれに特有の書き方があります。Cambridge IELTSシリーズの公式問題集を使いながら、4技能をバランスよく鍛えることがIELTSスコアアップの近道です。

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TOEIC750点のリーディングのレベルと難易度をIELTSと比較

TOEIC750点を取るためには、リーディングセクションでおよそ370点から390点程度のスコアが必要です。TOEICのリーディングは100問で構成されており、語彙や文法の問題から始まり、長文読解へと続く構成になっています。

TOEIC750点相当のリーディング力をIELTSのバンドスコアで表すと、おおよそ5.5から6.0程度に対応します。IELTSのリーディングでは学術的な内容の文章が出題されることが多く、TOEICのビジネス英語とは文体や語彙が異なります。

TOEICのリーディングで高得点を取るために特に重要なのは、速読力と語彙力です。TOEICのリーディングは時間との戦いであり、75分で100問を解く必要があります。一方でIELTSのリーディングも60分で40問という制限があり、スピードと正確さの両方が求められます。

TOEICリーディングの対策として効果的な教材は、公式TOEIC Listening & Reading 問題集シリーズです。この問題集を繰り返し解くことで、出題形式に慣れるとともにビジネス英語の語彙力を高めることができます。また金フレを使って頻出単語を徹底的に覚えることも得点アップにつながります。

IELTSのリーディングと比べると、TOEICのリーディングは文章の難易度という点ではIELTSよりもやや易しめです。ただし、TOEICは問題数が多く、素早く正確に情報を読み取るスキルが求められます。IELTSのリーディングはアカデミックな内容が多く、より深い読解力と論理的な理解力が問われます。

TOEIC750点レベルのリーディング力を身につけるためには、英文を速く読む訓練が欠かせません。毎日英字新聞や英語のニュースサイトを読む習慣をつけることで、読解スピードと語彙力を同時に高めることができます。この習慣はIELTSのリーディング対策にも直結するため、TOEIC750点とIELTSの両方を視野に入れている人には特におすすめです。

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TOEIC750点のリスニングのレベルと難易度をIELTSと比較

TOEIC750点を取るためのリスニングセクションの目安スコアは、およそ360点から380点程度です。TOEICのリスニングは100問で構成されており、写真描写問題、応答問題、会話問題、説明文問題の4パートに分かれています。

TOEIC750点相当のリスニング力をIELTSのバンドスコアで表すと、おおよそ6.0前後に対応します。TOEICのリスニングは主にアメリカ英語やイギリス英語で収録されていますが、IELTSはオーストラリア、カナダ、イギリス、アメリカなどさまざまなアクセントの英語が出題されます。

この点において、IELTSのリスニングはTOEICよりも幅広い英語の発音やアクセントへの対応力が求められます。TOEIC750点を持っている人がIELTSのリスニングを受験した場合、慣れない方言やアクセントに戸惑う場面が生じることがあります。

TOEICのリスニング対策として効果的なのは、公式問題集を使ったシャドーイングです。シャドーイングとは、流れてくる音声のすぐ後を追いかけて声に出す練習法であり、リスニング力とスピーキング力を同時に高めることができます。毎日30分のシャドーイングを3ヶ月間続けると、TOEICリスニングのスコアが大幅に向上するケースが多いです。

IELTSのリスニング対策としては、さまざまなアクセントの英語に慣れることが最優先です。BBCのラジオ番組やポッドキャスト、オーストラリアのABCニュースなど、多様な英語音源を日常的に聞く習慣をつけることが大切です。またCambridge IELTSシリーズの問題集を使って、本番と同じ形式の問題を繰り返し練習することが重要です。

TOEIC750点レベルのリスニング力を持っている人がIELTS6.0以上を目指す場合は、TOEIC対策で培ったリスニングの基礎力を活かしながら、IELTSに特有の出題形式や多様なアクセントへの対応力を追加で身につけることが近道です。

TOEIC750点とIELTSをCEFRを軸に比較

CEFRとはCommon European Framework of Reference for Languagesの略称であり、ヨーロッパを中心に世界中で使われている外国語の習熟度を表す国際基準です。CEFRはA1、A2、B1、B2、C1、C2という6つのレベルに分類されており、A1が最も基礎的なレベル、C2が最も高度なレベルとなっています。

TOEIC750点はCEFRでB2レベルに相当します。B2レベルとは、自分の専門分野の技術的な議論も含め、複雑な内容の主要点を理解でき、母語話者と流暢に自然なコミュニケーションができるレベルと定義されています。

IELTSのバンドスコアとCEFRの対応については、IELTS5.5がB2の下位、IELTS6.0がB2の標準、IELTS6.5から7.0がC1レベルに対応するとされています。TOEIC750点がB2レベルに相当するため、IELTS換算ではおよそ5.5から6.0程度となります。

CEFRのB2レベルに到達するための学習目安として、英語学習を始めた時点から数えると約600から800時間の学習が必要と言われています。TOEIC750点とIELTS6.0はどちらもこのB2レベルに位置するため、必要な学習量という観点では同程度の努力が求められます。

大学受験生にとってCEFRのB2レベルは、難関大学の英語入試においても十分対応できるレベルです。早稲田大学慶應義塾大学の英語入試もおおよそCEFRのB2レベルを想定した問題が多く、TOEIC750点の英語力があれば難関大学受験においても大きなアドバンテージになります。

TOEIC750点とIELTSをCEFRを軸に比較することで、自分の英語力がどの段階にあるのかを客観的に把握することができます。英語の学習計画を立てる際には、CEFRを基準にして目標を設定すると、TOEIC750点やIELTSといった異なる試験でも共通の指標として活用できるため、とても便利です。

TOEIC750点は大学の偏差値ではどれくらいのレベル?

TOEIC750点を大学の偏差値に換算すると、英語の科目偏差値でおよそ65から70程度に相当すると言われています。大学の偏差値65から70というのは、早稲田大学慶應義塾大学、MARCHの上位校といった難関私立大学に合格できる英語力に相当します。

国公立大学で見ると、東京大学や京都大学、一橋大学といった最難関大学の英語入試レベルがおおよそCEFRのB2からC1レベルとされており、TOEIC750点はこの最難関大学の入試英語の下位に位置するイメージです。旧帝国大学の多くはTOEIC800点以上のレベルを必要とするため、TOEIC750点はその一歩手前の段階と考えると分かりやすいです。

日本全国の大学受験生の中で、英語の偏差値70以上を持つ生徒は全体のおよそ2.3%と言われています。TOEIC750点はそのレベルに近いスコアであるため、大学受験における英語の最上位グループに近い実力を示しています。

また、多くの有名大学がTOEICスコアを入学後の単位認定や英語授業の免除に活用しています。TOEIC750点以上を持っていると、大学の英語必修科目が免除になったり、上位クラスに振り分けられたりする大学もあります。このような制度は大学によって異なりますが、TOEIC750点は大学入学後においても十分に活用できるスコアです。

大学受験生がTOEIC750点を目指す場合、高校3年生の段階でこのスコアを取得していると、推薦入試や総合型選抜においても大きな強みになります。英語の資格スコアを評価する大学が増えているため、TOEIC750点という実績は出願書類においても説得力のある証明となります。

IELTSの観点から見ると、TOEIC750点相当のIELTS5.5から6.0は、海外大学の学部入学に必要な最低基準をクリアするレベルです。将来的に留学を考えている大学受験生にとっても、TOEIC750点を目指して英語力を鍛えることは、IELTSスコアの底上げにも直結します。

TOEIC750点はすごい?すごくない?

TOEIC750点が「すごい」かどうかという問いに対する答えは、比較する基準によって変わります。一般的な日本人の英語力という観点から見ると、TOEIC750点は確実にすごいと言えます。

日本でのTOEIC受験者の平均スコアはおよそ580点前後です。TOEIC750点はその平均よりも170点以上高いスコアであり、上位30%に入る実力です。社会人の中でもTOEIC750点以上を持っている人の割合は少なく、就職活動においても履歴書に書けるアピールポイントとして十分な価値があります。

ただし、グローバルな基準で考えると、TOEIC750点はまだ発展途上の段階です。IELTSのバンドスコア6.0相当のこのレベルは、英語圏の大学入学の最低基準をクリアする程度であり、ネイティブスピーカーとのスムーズなコミュニケーションにはまだ限界があります。

外資系企業や国際的なビジネスの現場では、TOEIC800点以上が求められることが多く、TOEIC750点は入り口のレベルと見なされることもあります。グローバルに活躍するためには、TOEIC750点はあくまでもスタートラインであると捉えることが大切です。

大学受験生の立場から見ると、TOEIC750点は非常に価値のある実績です。高校生でTOEIC750点を取得している人は非常に少なく、大学の推薦入試や総合型選抜において大きな差別化要因になります。またIELTSの受験を視野に入れている場合も、TOEIC750点の英語力はIELTS対策の強力な土台となります。

TOEIC750点を取得した後の次のステップとしては、TOEIC800点や860点を目指すか、IELTSやTOEFLといった別の英語資格にチャレンジするかという選択肢があります。将来の目標に合わせて最適な英語試験を選ぶことが、効率的な英語力向上につながります。

TOEIC750点とCEFRを軸に他の英語資格と徹底比較

TOEIC750点はCEFRのB2レベルに位置していますが、同じB2レベルに対応する他の英語資格と比較することで、TOEIC750点の位置づけをより深く理解することができます。

英検で言うと、TOEIC750点はおおよそ英検2級から準1級の間に相当します。英検2級がCEFRのB1からB2の下位、英検準1級がCEFRのB2からC1レベルに対応するとされており、TOEIC750点はちょうどその中間にあると考えると分かりやすいです。

TOEFLのスコアと比較すると、TOEIC750点はTOEFL iBTでおよそ72から87点程度に相当します。TOEFLはアメリカの大学入学に必要な試験として広く知られており、多くの大学がTOEFL iBT80点以上を入学要件としています。

IELTSのバンドスコア6.0はCEFRのB2レベルとされており、TOEIC750点と同じ位置づけになります。ただし先ほども触れたように、IELTSは4技能すべてを測定するため、TOEIC750点を持っていても自動的にIELTS6.0が取れるわけではありません。ライティングとスピーキングは別途しっかりと練習する必要があります。

ケンブリッジ英検のB2 First(旧FCE)はCEFRのB2レベルに対応しており、TOEIC750点と同じ位置づけです。ケンブリッジ英検はヨーロッパでの就職や留学に活用されることが多く、日本でもIELTSと並んで認知度が高まっています。

日本語を母語とする学習者がCEFRのB2レベルの英語力を身につけるには、平均的に600から800時間の学習が必要と言われています。TOEIC750点とIELTS6.0はともにこのB2レベルを示しており、どちらを目指すにしても相応の努力と時間が必要です。TOEIC750点という目標を持って英語学習を進める際には、自分の将来の目標と照らし合わせながら、IELTSや英検準1級なども視野に入れて学習計画を立てることが大切です。

TOEIC750点とIELTSに関するよくある質問

TOEIC750点を取るには何ヶ月の勉強が必要ですか?

TOEIC750点を取るために必要な勉強期間は、現在のスコアによって大きく異なります。現在のスコアが600点前後の場合、適切な学習方法で毎日2時間勉強すれば、3ヶ月から6ヶ月程度でTOEIC750点を達成できる可能性があります。

具体的な学習方法としては、金フレを使って毎日30単語から50単語を覚える語彙強化と、公式TOEIC問題集を使ったパート別の問題演習を組み合わせることが効果的です。またリスニング対策としてシャドーイングを毎日30分行うことで、スコアアップのスピードが大幅に向上します。

TOEIC750点はIELTSの何点に相当しますか?

TOEIC750点はIELTSのバンドスコアでおよそ5.5から6.0に相当します。ただし、この換算はあくまでも目安であり、個人の英語力のバランスによって実際のスコアは前後します。

TOEIC750点を持っていてもIELTSのスピーキングやライティングが苦手な場合は、IELTSのトータルスコアが5.0程度にとどまることもあります。IELTSで6.0以上を取るためには、4技能をバランスよく鍛えることが重要です。

TOEIC750点とIELTS6.0はどちらを取得する方が就職や留学に有利ですか?

就職活動において、日本国内の企業ではTOEIC750点の方が認知度が高く、直接的なアピールになる場合が多いです。一方で、海外留学や海外大学院進学を目指す場合は、IELTSの方が入学要件として求められることが多いため、IELTSを優先する方が有利になります。

外資系企業への就職を目指している場合は、TOEIC750点とIELTS6.0の両方を取得していると、英語力の多角的な証明になり、より説得力のあるアピールができます。

TOEIC750点を持っていれば英検準1級も取れますか?

TOEIC750点と英検準1級はCEFRのレベルが近いですが、測定する内容が異なるため、TOEIC750点を持っているからといって自動的に英検準1級に合格できるわけではありません。

英検準1級はライティングとスピーキングが含まれており、また語彙レベルもTOEICよりも高い傾向があります。TOEIC750点の実力がある人が英検準1級を目指す場合、2ヶ月から4ヶ月程度の準1級対策を行えば合格圏内に入れる可能性があります。旺文社の英検準1級過去問題集や単語帳を使って集中的に対策することが効果的です。

TOEIC750点とIELTSのどちらが難しいですか?

一概にどちらが難しいとは言えませんが、日本人学習者にとっては一般的にIELTSの方が難しいと感じる人が多いです。IELTSはスピーキングとライティングという産出スキルが含まれており、これらは受動的に勉強するだけでは身につきません。

TOEIC750点はリスニングとリーディングのみの試験であるため、対策しやすいという面があります。一方でIELTSは4技能すべてへの対応が必要であり、特にスピーキングテストは試験官との対面式面接形式で行われるため、独特の難しさがあります。IELTSで高得点を取るためには、TOEIC750点の対策とは異なるアプローチが必要です。

高校生がTOEIC750点を取るためにおすすめの学習法は何ですか?

高校生がTOEIC750点を目指す場合、まず基礎的な英語力を固めることが最優先です。具体的には、学校の英語授業の内容をしっかりとマスターした上で、TOEICに特化した教材を使った学習に移行する流れが効果的です。

単語対策としては金フレを使って毎日コツコツと覚える習慣をつけることが大切です。リスニング力向上のためには、英語の音声に毎日触れる環境を作り、シャドーイングを継続することが効果的です。また、公式TOEIC問題集を使って本番と同じ形式の問題に早い段階から慣れておくことも重要です。IELTSも将来視野に入れている高校生は、TOEICの対策と並行して4技能のバランスを意識した学習を行うことで、TOEIC750点とIELTS6.0の両方に対応できる英語力を効率よく身につけることができます。

記事を作成しました。各セクションをです・ます調で統一し、TOEIC750点とIELTSのキーワードを各所に盛り込んでいます。よくある質問は6セットを用意し、見出しも指定の形式にしています。記号・表・体言止めは使用せず、3行ごとの改行も取り入れています。

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