英検とTEAPの違いを徹底比較!レベル・難易度・おすすめの選び方

TEAPコーチ
竹本先生

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【この記事の監修者:英検コーチ塾長竹本明弘先生】

これまで英語資格試験の合格者を多数輩出してきました。当記事では英語資格試験に合格するための効果的な勉強法を具体的に解説します。ぜひ参考にしてみてください。

いきなり最終結論!英検とTEAPの違いと選び方

英検とTEAPはどちらも英語の4技能を測定できる資格試験ですが、その目的や試験内容には大きな違いがあります。

英検は幅広い年齢層を対象とした汎用的な英語資格で、社会人から小学生まで多くの人が受験します。一方TEAPは、上智大学と公益財団法人日本英語検定協会が共同開発した試験で、大学受験を目指す高校生向けに設計されたアカデミック英語の検定試験です。

英検とTEAPのどちらを選ぶかは、志望大学の入試制度と自分の英語学習の目的によって決まります。大学受験での活用を最優先に考えるなら、まず志望校が英検とTEAPのどちらを採用しているかを確認することが最も重要です。

英検の方が知名度と汎用性で優れており、就職活動や留学などでも広く使えます。TEAPは大学受験に特化した設計で、高校生が取り組みやすいアカデミックな内容が中心となっています。

英検とTEAPのどちらが自分に向いているかは、この記事を最後まで読めば明確になります。受験生として限られた時間を最大限に活かすために、英検とTEAPの違いをしっかりと理解したうえで最適な選択をしてください。

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英検とTEAPの基本情報の違い

英検の正式名称は実用英語技能検定で、1963年から実施されている歴史ある試験です。5級から1級まで7つのレベルがあり、年齢や学習段階に関係なく誰でも受験できます。

年間の実施回数は一次試験が年3回で、英検S-CBTという形式であれば毎月受験が可能なため、試験機会の多さは英検の大きなメリットです。受験料は英検2級の場合8,500円前後となっています。

TEAPは2014年にスタートした比較的新しい試験で、高校生が大学入試で活用することを前提として開発されています。受験資格は高校生以上とされており、スコアは4技能それぞれ20点から100点の範囲で採点され、合計では80点から400点のスコアが得られます。

試験の実施回数は年に2回から3回程度で、英検と比べると受験機会は少なめです。受験料はTEAPの4技能試験で15,900円程度となっており、英検よりも費用は高くなります。

英検とTEAPの大きな違いのひとつが試験の目的です。英検は実用的な英語能力全般を測る試験として設計されており、日常会話からビジネス英語まで幅広い内容をカバーしています。

TEAPは大学でのアカデミックな場面を想定した英語力を測定することに特化しており、論文を読む力や学術的なディスカッションに必要なスキルが問われます。TEAPのスコアは取得してから2年間有効であるため、高校2年生の時に取得しておけば大学受験まで使い続けることができます。

英検は日本全国どこでも受験会場が確保されており、受験しやすい環境が整っています。TEAPは受験会場が比較的限られているため、地域によっては会場まで遠出が必要になるケースもあります。受験のしやすさという点では英検の方が利便性が高いといえます。

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英検とTEAPの試験形式と出題内容の違い

英検の試験形式は一次試験と二次試験に分かれており、一次試験でリーディング・リスニング・ライティングの3技能を測定し、一次試験合格者のみが面接形式の二次試験(スピーキング)を受けることができます。

英検2級の場合、一次試験の配点はリーディング・リスニング・ライティングそれぞれがCSEスコアで評価され、3技能合計の合格基準スコアは1520点となっています。スピーキングの二次試験は460点満点で、560点以上が合格の目安です。

TEAPの試験は4技能すべてを1回の試験で受けることができます。リーディング・リスニング・ライティングが同日に実施され、スピーキングは別日に行われますが、1つの試験として申し込む仕組みです。

英検と異なり、TEAPは一次試験の合否で二次試験の受験資格が決まるような仕組みではなく、4技能のすべてのスコアが最初から一括して発行されます。試験結果の受け取りもシンプルで、1枚のスコアレポートで4技能すべての結果を確認できます。

出題内容の面では、英検の問題は日常生活に関連したテーマや社会的な話題が中心です。英検2級であれば医療・環境・テクノロジーなど時事的なテーマに関する長文問題が出題されます。

一方TEAPの問題は、大学の講義や学術的な研究を想定した文章が多く使われており、論説文や説明文のような堅めの文章が中心となっています。高校生が英検とTEAPを比較したとき、普段の学校の授業に近いのはTEAPの方だという意見も多くあります。

TEAPは高校生が大学入試に向けて準備することを想定して作られた試験であるため、高校の教科書で扱うような学術的なテーマと相性が良い面があります。英検は社会人も受けるため、ビジネスや日常生活に関する内容が含まれており、高校生には馴染みが薄いテーマが出ることもあります。

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英検とTEAPのスコア・級・CEFRレベルの違い

英検のスコアはCSE(Common Scale for English)スコアという独自のスケールで表示されます。英検2級の合格基準スコアは一次試験が1520点で、準1級は1792点が基準となっています。

英検のスコアはCEFRという国際的な基準に対応しており、英検2級がB1からB2レベル、英検準1級がB2レベル、英検1級がC1レベルに相当します。英検は5級がA1以下、4級がA1、3級がA2、準2級がA2からB1という段階的な対応になっています。

TEAPのスコアは各技能が20点から100点の範囲で採点されます。4技能合計のスコアで大学入試に活用する場合、多くの大学ではTEAP合計スコアが225点以上をB1レベル、309点以上をB2レベルとして扱っています。

早稲田大学慶應義塾大学をはじめとする多くの難関私立大学がTEAPのスコアを入試に活用しており、TEAPスコアが高いほど有利になる入試形式が増えています。特に早稲田大学の一部学部ではTEAPスコアが出願要件として設定されており、所定のスコアに達していないと出願自体ができないケースもあります。

英検とTEAPのスコアをCEFRで比較すると、大学受験生が目指すべきレベルはB2程度となることが多いです。英検でB2レベルに相当するのは準1級以上であり、TEAPでは4技能合計で309点以上が目安となっています。

どちらの試験でもB2レベルを証明することができれば、多くの大学で英語入試の優遇を受けられる可能性があります。英検は級という概念があるため自分の現在の実力を把握しやすく、英検3級から準2級、2級、準1級という形で段階的に力を伸ばしていける設計になっています。

TEAPは単一の試験形式でスコアのみで評価されるため、自分の成長を数値で確認しやすい一方で、初心者には取り組みにくい面もあります。英語学習を始めたばかりの高校1年生が最初の目標として設定するなら、まず英検から取り組む方が段階的に学習できるためおすすめです。

英検とTEAPの難易度を比較

英検とTEAPの難易度を比べたとき、一概にどちらが難しいとは言えませんが、大学受験生が目標とするレベルで比較すると判断の参考になります。

英検2級の一次試験の合格率は約25%程度とされており、4人に1人が合格できる試験です。英検2級の二次試験(スピーキング)の合格率は80%以上と高いため、一次試験に合格すれば高い確率で最終合格まで到達できます。英検準1級になると合格率はさらに低くなり、合格するためには相当高いレベルの英語力が必要です。

英検2級は共通テストの英語に近いレベルといわれており、大学受験の勉強と並行して取り組みやすい難易度です。英検2級の問題では熟語や派生語を含めて3000語から5000語程度の単語知識が求められており、受験英語の学習と高い親和性があります。

TEAPは英検のように合否が出る試験ではないため合格率という概念がありませんが、高校3年生の平均スコアは4技能合計で約220点前後といわれています。大学受験で有利になる目標スコアとして240点や309点が挙げられることが多く、平均スコアからは距離があるため、しっかりとした対策が必要です。

英検とTEAPの難易度を決める大きな要因は問題の内容にあります。英検はリーディングの語彙問題(空所補充)がある程度ハードルになりますが、TEAPは長文の内容が学術的で読み応えがあるため、英文を深く理解する力が求められます。

英検の方が問題形式に慣れやすく、市販の参考書や問題集が豊富なため、独学で対策しやすい環境が整っています。難易度の観点から英検とTEAPのどちらを先に受けるべきかという点では、英語力の基礎固めとして英検2級を目標にしてから、その後TEAPに挑戦するという流れが効率的だと考える受験生も多くいます。

英検2級の学習で身につけた語彙力や文法力はTEAPの対策にも直結するため、英検とTEAPを段階的に活用する戦略は合理的です。高校2年生のうちに英検2級を取得し、高校3年生でTEAPに挑戦するという計画を立てる受験生も増えています。

英検とTEAPのリーディング・リスニングの違い

英検のリーディングは、短文の語句空所補充、長文の語句空所補充、長文の内容一致選択という3つのパートで構成されています。英検2級では語彙力が特に重要で、派生語や熟語を含めて3000語から5000語程度の単語を習得していることが求められます。

英検のリーディングにおいて語彙問題は全体の3割程度を占めており、単語力が得点に直結します。旺文社の英検2級でる順パス単を使って頻出単語を効率よく覚えることが、英検リーディング対策の第一歩となります。

TEAPのリーディングは長文読解中心の構成で、図表を含む問題や複数の文章を比較する問題なども出題されます。TEAPのリーディングでは文章の論理的な構造を理解する力や、筆者の主張を正確に読み取る力が問われます。

大学の教材で使われるような堅い英文が出題されるため、英検のリーディングよりも文章の難易度は高い傾向にあります。TEAPのリーディングで高得点を取るためには、パラグラフごとの要旨をすばやく把握するスキャニングと、細部の情報を正確に読み取るスキャミングを使い分ける力が必要です。

英検のリスニングは短い会話文を聞いて答える問題や、長めの説明文を聞いて答える問題で構成されています。英検2級のリスニングでは自然な会話のスピードで話される英語を聞き取る力が必要で、アメリカ英語やイギリス英語など様々なアクセントの音声が使われます。

TEAPのリスニングは大学の授業や講義を想定した長い音声が使われることが特徴です。講演や会議の場面、学術的なインタビューなど、アカデミックな場面での英語理解力が問われます。英検のリスニングと比べると音声の長さや内容の難しさにおいてTEAPの方が高い情報処理能力を求められる問題が多いです。

リーディングとリスニングの対策においては、英検とTEAPで共通して使えるスキルも多くあります。速読力と精読力を高めることはどちらの試験でも有効であり、英字新聞や英語のニュースを日頃から読む習慣をつけることが両方の試験に役立ちます。またリスニングはNHK World Radioやいわゆる英語学習系のポッドキャストを毎日聴く習慣をつけることで、英検とTEAPの両方に対応できるリスニング力を鍛えることができます。

英検とTEAPのライティング・スピーキングの違い

英検のライティングは与えられたトピックについて自分の意見を英語で書く形式です。英検2級では80語から100語程度の英作文が求められ、2024年度からは英検2級以上でライティングが2問になり、要約問題が加わりました。

要約問題では英文を読んで内容を60語程度にまとめる力が求められるため、読解力とライティング力の両方が必要になります。英検準1級では120語から150語程度の英作文が求められ、より高度な語彙や表現を用いながら論理的に意見を展開する力が評価されます。

TEAPのライティングは英検よりも論述の質を重視する傾向があります。TEAPのライティングでは与えられた資料や図表を参考にしながら自分の考えを展開する問題が出題されます。

単に意見を述べるだけでなく、根拠を明示しながら論理的に書く力が求められるため、英検よりも構成力とアカデミックライティングのスキルが問われます。TEAPのライティングは大学のレポートや論文を書く際に必要な文章力を測ることを目的としているため、序論・本論・結論という構成を意識した英作文の練習が効果的です。

英検のスピーキングは一次試験合格後に面接形式で行われます。試験官と対面し、音読や質疑応答、絵を見て状況を説明するタスクなどを行います。英検2級のスピーキングの合格率は80%以上と高く、一次試験に合格すれば二次試験もほとんどの人が通過できる水準です。

TEAPのスピーキングはICレコーダーに向けて話す形式で、試験官との対面ではありません。TEAPのスピーキングでは与えられたトピックについての意見を述べたり、インタビュー形式の質問に答えたりします。試験官と直接話すプレッシャーがない分緊張しにくいという受験生もいる一方で、レコーダーに向かって一人で話すことに慣れていない人には難しく感じることもあります。

ライティングとスピーキングは日本の高校生が特に苦手とする技能です。英検とTEAPのどちらを受験する場合も、アウトプットの練習を意識的に行うことが重要で、日頃から英語で意見を述べる練習や英作文のトレーニングを積み重ねることが高得点への近道となります。スピーキングの練習としては、英検やTEAPの過去問のトピックを使って自分の意見を1分間で話す練習を毎日続けることが効果的です。

英検とTEAPは大学受験・留学・就職でどちらが有利?

大学受験においては、英検とTEAPの両方を受験している大学が多くあります。ただしTEAPを入試に活用している大学は主に私立大学に集中しており、早稲田大学上智大学立命館大学明治大学青山学院大学などの難関私立大学がTEAPスコアを入試に積極的に取り入れています。

上智大学はTEAPの共同開発大学であることもあり、TEAPのスコアを入試で重視している傾向があります。早稲田大学の一部学部ではTEAPの合計スコアが309点以上を出願要件としており、スコアが不足していると受験自体ができないため注意が必要です。

国公立大学では英検の方が活用されているケースが多く、共通テストの英語と英検スコアを組み合わせて評価する大学も増えています。志望校が国公立大学であれば英検、私立大学であればTEAPというように、志望校の入試制度を事前に調べることが最も重要です。

留学においては、英検とTEAPのどちらも国際的な認知度はTOEFLやIELTSには及びません。短期留学や語学研修では英検の級を証明として提出できる場合がありますが、本格的な海外大学への進学を考えるのであれば英検やTEAPよりもIELTSやTOEFLのスコアが必要になります。

英検とTEAPはどちらも国内の大学受験での活用が主な用途であると理解しておくことが大切です。将来的に海外留学を視野に入れている人は、英検やTEAPで英語の基礎を固めてからIELTSやTOEFLの対策に移行するという段階的な学習計画を立てることをおすすめします。

就職においては英検の方が知名度が高く、採用担当者にとってもわかりやすい資格です。英検準1級以上を持っていれば英語力の証明として評価される企業も多くあります。TEAPは高校生向けの試験として設計されているため、就職活動での活用は限定的です。

社会に出てから英語力をアピールしたいのであれば、英検準1級以上やTOEICなどの取得を考えることをおすすめします。大学入試という短期目標と、就職や留学という長期目標を両立させるために、英検とTEAPをどう組み合わせるかを早い段階で考えておくことが重要です。

英検がおすすめな人とTEAPがおすすめな人

英検がおすすめな人の特徴として、まず国公立大学を志望している受験生が挙げられます。国公立大学では英検のスコアが入試に活用されているケースが多く、英検2級や準1級の取得が入試で有利に働く可能性があります。

また英語力を段階的に積み上げていきたい人にも英検は向いています。英検は5級から1級まで7段階あり、自分の現在のレベルに合った試験から受け始めて少しずつ上を目指せるため、モチベーションを維持しながら学習を続けやすい設計になっています。英検S-CBTを利用すれば毎月受験できるため、チャレンジしやすい環境でもあります。

さらに英語の勉強を大学受験だけでなく将来の仕事や留学にも活かしたいと考えている人にとっては英検の方が汎用性が高いです。英検準1級や1級は社会人になっても通用する英語力の証明として認知されており、長期的な視点で英語力を高めたい人に適しています。

英検は参考書や問題集の充実度も大きな魅力のひとつです。旺文社の英検2級でる順パス単、英検2級過去6回全問題集、学研の英検2級総合対策など、数多くの教材が書店に並んでいるため、自分に合った教材を選びやすい環境が整っています。

TEAPがおすすめな人は、TEAPを入試に活用している私立大学を志望している受験生です。特に早稲田大学上智大学のような難関私立大学を目指すのであれば、TEAPのスコアが出願要件や入試の得点換算に使われることがあるため、TEAPの対策に集中することが合理的です。

また、すでに英検2級程度の英語力がある高校生にとってはTEAPの方が短期間でスコアを伸ばしやすいという側面もあります。英検の上位級(準1級や1級)はハードルが高いですが、TEAPで高スコアを狙うことは着実な対策によって実現可能です。

学術的な英語に興味があり、大学の勉強に向けた英語力を身につけたいという意欲のある人にもTEAPはおすすめです。TEAPの問題は大学の授業で使われるような文章が中心であるため、大学入学後の英語学習にもスムーズにつながっていきます。英検とTEAPを迷っている場合は、志望校の過去の入試要項を確認することが最初のステップです。

英検とTEAPの勉強時間・対策方法の違い

英検2級の合格に必要な勉強時間の目安は、英語が普通程度の高校生であれば200時間から300時間程度といわれています。英検の対策では、まず語彙力を強化することが最優先で、英検2級向けの単語帳としてはパス単(旺文社の英検2級でる順パス単)が定番となっています。

英検2級のパス単には約1700語の単語と熟語が収録されており、1日25語を覚えるペースで取り組めば約70日間で一通り終わらせることができます。単語を覚えた後は英検2級の過去問集を使って本番形式に慣れるための演習を積むことが大切です。英検の過去問集は旺文社から過去6回分や12回分がまとめられたものが出版されており、形式慣れには十分な問題量があります。

英検準1級を目指す場合はさらに高いレベルの語彙力と読解力が必要で、500時間以上の勉強時間が必要になることもあります。英検準1級の対策ではパス単英検準1級に加えて、英文読解の問題集を使って長文読解の精度を上げることが重要です。

TEAPの対策に必要な勉強時間は目標スコアによって異なりますが、合計240点以上を狙うのであれば150時間から250時間程度が目安とされています。TEAPはライティングとスピーキングの配点が大きいため、アウトプット技能の練習に時間を割くことが高得点の鍵となります。

TEAPの問題に特化した参考書としては、旺文社のTEAP対策問題集や英検協会公式のTEAP練習問題が活用できます。TEAPは問題の形式が独特なため、本番と同じ形式の問題をできるだけ多く解くことが重要です。特にTEAPのライティングはアカデミックな文章の形式に慣れる必要があるため、模範解答を参考にしながら自分で英文を書いて添削を受ける練習が効果的です。

英検とTEAPの対策において共通して重要なのは4技能をバランスよく鍛えることです。特にライティングとスピーキングは後回しになりがちですが、英検とTEAPの両方でアウトプット技能の配点が高いため、早めに対策を始めることが高得点への鍵となります。独学での対策が不安な場合は英検やTEAPの対策に力を入れている予備校や塾を活用することも選択肢のひとつです。英検とTEAPのどちらに取り組む場合も、毎日英語に触れる習慣を高校1年生のうちから身につけることが最終的な合格への最短ルートになります。

英検とTEAPの違いに関するよくある質問

英検とTEAPは同時に受験することができますか?

英検とTEAPは試験日程が異なれば同時期に受験することは可能です。ただし費用と勉強時間の負担を考えると、まず志望校が英検とTEAPのどちらの試験を活用しているかを確認したうえで優先順位をつけて対策することをおすすめします。英検とTEAPの両方を取得しておけば受験できる大学の幅が広がりますが、学習計画に無理が生じないようにすることが大切です。

英検とTEAPはどちらが大学入試で使いやすいですか?

どちらが使いやすいかは志望校によって異なります。国公立大学を目指すなら英検の方が使える大学が多く、私立大学を目指すならTEAPを活用できる学校が多い傾向にあります。早稲田大学上智大学青山学院大学などの難関私立大学を志望するのであればTEAPを優先して対策することが効率的です。必ず志望校の公式サイトや募集要項で英検とTEAPの活用方法を確認するようにしてください。

英検2級とTEAPではどちらが難しいですか?

一概に比較することは難しいですが、英語の総合力という点では英検2級とTEAPの中程度のスコア(合計240点前後)は似た難易度といわれています。英検2級は語彙問題の難易度が高く、TEAPはアカデミックな長文読解の難易度が高い傾向にあります。自分が得意な技能や学習スタイルに合わせてどちらに取り組むかを決めることが良いでしょう。英検とTEAPのどちらも本番形式の問題を多く解くことで合格やスコアアップに近づくことができます。

TEAPのスコアはいつまで有効ですか?

TEAPのスコアは取得してから2年間有効です。高校2年生の時にTEAPを受験してスコアを取得しておけば、高校3年生の大学受験までそのスコアを使うことができます。ただし大学によって有効期限の扱いが異なる場合があるため、志望校の入試要項を必ず確認するようにしてください。英検についても同様に、スコアや級の証明書の有効期限が大学ごとに設定されていることがあります。

英検の勉強はTEAPにも役立ちますか?

英検の勉強で身につけた語彙力・文法力・長文読解力はTEAPの対策にも直接役立ちます。特に英検2級の対策で3000語から5000語程度の単語を習得しておくことで、TEAPのリーディングやリスニングに必要な基礎力が固まります。英検とTEAPは試験形式や出題傾向は異なりますが、英語力の根本は共通しているため、英検の勉強を土台としてTEAPに取り組むことは非常に効率的な学習法です。

英検とTEAPの問題集はどこで手に入りますか?

英検の問題集は書店で非常に多く販売されています。旺文社や学研などが出版している英検公式対応問題集や過去問題集が定番で、級別に揃っているため自分のレベルに合ったものを選べます。TEAPの問題集は英検ほど種類は多くありませんが、旺文社のTEAP対策問題集や、日本英語検定協会の公式サイトで公開されている練習問題を活用することができます。英検とTEAPの両方で、過去問を繰り返し解くことが最も効果的な対策方法のひとつです。

CEFRを基準とした難易度比較表

CEFRはヨーロッパで開発された語学力の国際的な基準で、A1からC2までの6段階で英語力を評価します。英検とTEAPはどちらもこのCEFRに対応したスコアやレベルを持っており、異なる試験同士の英語力を比較する際の共通の物差しとして活用できます。

英検とTEAPのCEFRレベル対応表は以下のとおりです。

CEFRレベル英検TEAP(4技能合計スコア)
C21級(上位)対応なし
C11級対応なし
B2準1級309点から400点
B12級225点から308点
A2準2級・3級100点から224点
A14級・5級80点から99点

この表からわかるように、TEAPはA1からB2までのレベルに対応しており、C1やC2レベルを証明する試験としては設定されていません。英検とTEAPを比べたとき、英検の方が幅広いレベルをカバーしているため、英語力の高い受験生が上を目指す際には英検の方が対応範囲が広いです。

大学受験生として英検とTEAPのどちらを活用するにしても、目指すべき水準はB1からB2レベルです。英検でB1レベルに到達するには2級の合格、B2レベルには準1級の合格が必要となり、TEAPではB1レベルに225点から308点、B2レベルには309点以上が求められます。

英検とTEAPのCEFRレベルを基準に自分の現在の英語力と目標スコアを確認し、計画的な学習を進めることが大学受験成功への近道となります。英検やTEAPの対策を通じて身につけた英語力はCEFRという国際基準で測定できるため、将来的な留学や就職活動でも自分の英語力を客観的に示すための基礎となります。

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