九州大学歯学部の総合型選抜の対策・出願条件・日程・倍率を徹底解説【2026年版】

# 九州大学歯学部の総合型選抜の対策・出願条件・日程・倍率を徹底解説【2026年版】

九州大学歯学部の総合型選抜を検討している高校生・既卒生・保護者の方に向けて、公式募集要項をもとに出願条件・試験内容・対策スケジュール・倍率まで徹底的に解説します。九州大学は、平成11年に国立大学として初めてアドミッションセンターを設立した、総合型選抜の先駆者的存在です。その独自の選考方式をしっかり理解し、万全の準備で臨みましょう。

九州大学歯学部の総合型選抜の概要

九州大学は福岡市に位置し、旧帝国大学の一つとして国内最難関校に数えられる総合大学です。伊都キャンパスを中心に、医・歯・薬など多様な学部を擁しており、特に歯学部は九州・西日本を代表する歯科医師養成の拠点として高い評価を受けています。

九州大学の総合型選抜は、単なる学力測定にとどまらず、「認知領域」(知識・技能・問題発見能力・論理的思考力など)と「情意領域」(感性・意志・学習意欲・好奇心・責任感・誠実性・協調性など)を総合的に評価することを理念としています。これは平成11年の制度創設以来一貫した方針であり、他大学の総合型選抜とは一線を画す深みのある選考が行われています。

歯学部の総合型選抜では、特に「課題講義に対するレポート」という独自の選考形式が採用されており、大学での実際の講義を受講したうえでレポートを作成するという、入学後の学びにダイレクトにつながる選考が行われます。歯科医療・歯科医学の発展に貢献したいという強い意志と、九州大学歯学部への確固たる第1志望意識が求められます。

九州大学歯学部の総合型選抜の種類

九州大学の総合型選抜には「総合型選抜I」と「総合型選抜II」の2種類がありますが、**歯学部が実施しているのは総合型選抜IIのみ**です。

| 種別 | 実施学部 | 共通テスト |
|——|———-|————|
| 総合型選抜I | 共創学部・教育学部のみ | 課さない |

| **総合型選抜II** | **歯学部(歯学科)など** | **課す** |

総合型選抜IIは**大学入学共通テストを必須とする**点が最大の特徴です。総合型選抜でありながら共通テストの得点が合否に直結するため、学力面での準備も欠かせません。歯学部の場合、6教科8科目・575点満点の共通テスト成績が第2次選抜で活用されます。総合型選抜だからといって共通テスト対策をおろそかにすることは絶対に避けましょう。

九州大学歯学部の総合型選抜の募集学部一覧

令和7(2025)年度における歯学部の総合型選抜の募集概要は以下のとおりです。

| 学部・学科 | 募集人員 | 選抜区分 |
|————|———-|———-|
| 歯学部(歯学科) | **8名** | 総合型選抜II |

募集人員は8名と少数精鋭です。なお、**合格者が募集人員に満たない場合、その不足人員は一般選抜前期日程の募集人員に加えられます**。定員を厳格に守る方針であり、基準を満たさない受験生を無理に合格させることはない、という九州大学の姿勢を示しています。

九州大学歯学部の総合型選抜の出願条件

九州大学歯学部の総合型選抜II(令和7年度)の出願資格は、以下の**すべての条件を満たす者**が対象となります。一つでも条件を欠く場合は出願できないため、事前に必ず確認してください。

**ア.卒業(見込)要件**
高等学校若しくは中等教育学校を令和5(2023)年4月以降に卒業した者、および令和7(2025)年3月までに卒業見込みの者が対象です。令和5年4月以降の卒業という条件があるため、**それ以前に卒業した既卒生(浪人生)は出願できません**。令和6年3月卒業・令和7年3月卒業見込みの現役生・1浪生が主な対象となります。

**イ.共通テスト受験要件**
本学歯学部が指定する令和7(2025)年度大学入学共通テストの教科・科目(英語のリスニングを含む)を受験することが条件です。

**ウ.志望意欲・適性要件**
歯科医療や歯科医学の発展に貢献したいという強い意志と適性を持ち、**本学歯学部を第1志望とする者**であることが求められます。

九州大学歯学部の総合型選抜の評定基準

**九州大学歯学部の総合型選抜IIには、評定平均値(学習成績の状況)に関する基準は公式に設定されていません。**

募集要項において評定平均の下限基準は明記されておらず、評定が一定以上でなければ出願できないという足切り要件はありません。ただし、第1次選抜では**調査書(50点)**が評価項目の一つとして用いられます。調査書には学習成績の状況(評定平均)が記載されますので、高い評定平均を維持していることはプラスに働きます。

評定の基準がないからといって学業をおろそかにせず、できる限り高い評定平均を目指して高校生活を送ることが、合格への近道といえるでしょう。

> **注意:** 評定平均の基準を含む出願条件は年度により変更される可能性があります。必ず最新の公式募集要項でご確認ください。

九州大学歯学部の総合型選抜の英検資格条件

**九州大学歯学部の総合型選抜IIでは、英語外部検定資格(英検・TOEFL・TEAPなど)の提出は出願条件として求められていません。**

共通テストの英語(リーディング+リスニング)を受験することのみが条件です。英検などの民間資格を持っていなくても出願は可能です。

ただし、第2次選抜では共通テストの**外国語(英語)が200点満点と最も配点が高い科目**となっています(リーディング100点+リスニング100点の合計)。英語力は合否に大きく影響するため、外部検定の取得有無にかかわらず、英語の学力向上に力を入れることが重要です。

九州大学歯学部の総合型選抜の試験内容

九州大学歯学部の総合型選抜IIは、第1次選抜と第2次選抜の2段階で行われます。特に第1次選抜の「課題講義に対するレポート」は他大学ではほとんど見られない独自の形式であり、しっかりと理解して対策することが重要です。

九州大学歯学部の総合型選抜の一次選考

第1次選抜は、以下の内容で構成されます。

**■ 評価項目と配点**

| 評価項目 | 配点 |
|———-|——|
| 課題講義に対するレポート(2科目分) | 200点 |

| 調査書 | 50点 |
| **合計** | **250点** |

上記の合計点をもとに、**A・B・Cの3段階で総合評価**されます。また、**グループ面接**も実施されますが、これは総合評価の参考とされるのみで点数化はされません。

**■ 課題講義の流れ(試験当日スケジュール)**

「課題講義」とは、九州大学で実際に行われている大学の講義を2科目受講し、それぞれの講義後にレポートを作成するという形式です。大学レベルの学問内容に触れながら、その内容を理解・分析・論述する能力が問われます。

| 時間 | 内容 |
|——|——|
| 9:00 | 集合(九州大学歯学部A棟(本館)正面玄関前) |

| 9:30〜10:20 | 講義(第1科目)50分 |
| 10:30〜11:45 | レポート(第1科目)75分 |
| 11:45〜12:45 | 昼休み |

| 12:45〜13:35 | 講義(第2科目)50分 |
| 13:45〜15:00 | レポート(第2科目)75分 |
| 15:30〜 | グループ面接 |

**課題講義の特徴と求められる力**

– 事前に講義テーマは知らされません。当日はじめて内容に接し、限られた時間でレポートにまとめる対応力が必要です
– 講義を受動的に聞くだけでなく、重要な論点を把握し、自分の考えを論理的に構成して記述する力が問われます
– 大学レベルの専門用語や概念に触れる可能性があるため、普段から医療・歯学・生命科学系の文章を読む習慣をつけることが対策になります

– グループ面接では、他の受験生との協調的なやり取りが見られます。議論の場でも威圧的にならず、傾聴と発言のバランスを意識することが重要です

**■ 第1次選抜合格者数**
募集人員の3倍程度、すなわち**約24名**が第1次選抜を通過します。

九州大学歯学部の総合型選抜の二次選考

第2次選抜では、第1次選抜の評価点と大学入学共通テストの成績を合算して、再度3段階(A・B・C)で総合評価されます。

**■ 共通テストの受験科目と配点(575点満点)**

| 教科 | 科目 | 配点 |
|——|——|——|
| 国語 | 国語 | 100点 |

| 地歴・公民 | 地理総合・地理探究/歴史総合・日本史探究/歴史総合・世界史探究/公共・倫理/公共・政治経済から1科目 | 50点 |
| 数学 | 数学I・数学A + 数学II・数学B・数学C | 100点 |
| 理科 | 物理・化学・生物から2科目 | 100点 |

| 外国語 | 英語・ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語から1科目 | 200点 |
| 情報 | 情報I | 25点 |
| **合計** | **6教科8科目** | **575点** |

※英語はリーディング(100点)とリスニング(100点)の合計点を利用します。

**注目すべき配点のポイント**

– **外国語(英語)が200点と最大配点**です。リーディング・リスニングともに高得点を狙う必要があります
– 数学は数学I・A と 数学II・B・Cの2科目合計で100点。どちらも手を抜けません
– 理科は2科目選択で100点。医療系志望者は物理・化学・生物の中から得意科目を2つ選びましょう

– 情報Iが25点とやや低めですが、落とさないよう対策しておきましょう
– 地歴・公民は50点と比較的低配点ですが、確実に得点することが大切です

九州大学歯学部の総合型選抜に受かる対策スケジュール

九州大学歯学部の総合型選抜は、共通テストと独自の課題講義レポートの両方が必要なため、**学力対策と表現力・思考力の対策を同時並行で進める必要があります**。早期からの計画的な準備が合格を引き寄せます。

九州大学歯学部の総合型選抜はいつから対策を始めるべき?

**高校1・2年生のうちから準備を始めることを強く推奨します。**

出願資格の条件に「令和5(2023)年4月以降の卒業者」という縛りがある(つまり浪人できる年数に制限がある)うえ、共通テストで高得点を取るためには長期にわたる学力養成が必要です。また、志望理由書や調査書に記載できる「歯科医療への貢献意欲を示す活動実績」を積むためにも、高校在学中の早い段階から行動を起こすことが重要です。

**対策開始の目安:**
– **高校1年生〜2年生:** 基礎学力の定着、医療・歯学への関心醸成、活動実績の蓄積
– **高校3年生4〜6月:** 共通テスト対策の本格化、志望理由書の構成整理

– **高校3年生7〜9月:** 志望理由書の完成、レポート・小論文の練習
– **高校3年生10月〜:** 出願準備、共通テスト最終仕上げ

九州大学歯学部の総合型選抜に受かる対策スケジュール(月間)

**月ごとの重点取り組み(高校3年生を想定)**

| 月 | 重点取り組み |
|—-|————-|
| 4月 | 共通テスト目標点の設定、歯学関連のニュース・文献読み始め |

| 5月 | 志望理由の核心(なぜ歯学部か・なぜ九州大学か)の言語化 |
| 6月 | 志望理由書の初稿作成、共通テスト英語・数学の強化 |
| 7月 | レポート・小論文演習の開始、模擬講義を聴いてまとめる練習 |

| 8月 | 志望理由書の推敲、グループ面接の想定練習 |
| 9月 | 出願書類最終確認、共通テスト二次仕上げ |
| 10月 | 出願(10月21日〜11月1日)、共通テスト対策継続 |

| 11月 | 第1次選抜本番(11月23日)、直前の課題レポート練習 |
| 12月 | 第1次選抜結果待ち(12月23日頃通知)、共通テスト最終仕上げ |
| 1月 | 共通テスト本番、成績請求票の提出(1月6日〜10日) |

| 2月 | 第2次選抜実施(2月1日)→ 合格発表(2月12日) |

九州大学歯学部の総合型選抜に受かる対策スケジュール(年間)

**年間を通した大きな流れ(高校2年生から始める場合)**

– **高校2年生(前半):** 定期試験で高い評定平均を維持しながら、医療・生命科学系の読書や歯科医院見学などの体験活動を積む
– **高校2年生(後半):** 共通テストの基礎科目(英語・数学・理科)を中心に土台づくり。小論文の基礎練習も開始
– **高校3年生(春〜夏):** 志望理由書・課題レポート・グループ面接の対策を本格化。共通テスト演習を並行

– **高校3年生(秋〜冬):** 出願・第1次選抜・共通テスト本番・第2次選抜という本番期間を万全の状態で迎える

九州大学歯学部の総合型選抜の日程

令和7(2025)年度の日程を参考として掲載します。**令和8(2026)年度以降の日程は、九州大学公式サイトの最新募集要項でご確認ください。**

九州大学歯学部の総合型選抜の出願期間

| 日程 | 内容 |
|——|——|
| 令和6年10月15日(火)〜 | 入学検定料のWeb入力・支払い開始(出願期間前から可能) |

| **令和6年10月21日(月)〜11月1日(金)** | **出願期間** |
| 令和6年11月13日(水)頃〜 | 受験票のダウンロード可能開始 |
| **令和6年11月23日(土・祝)** | **第1次選抜(課題講義レポート・グループ面接)** |

| 令和6年12月23日(月)頃 | 第1次選抜結果通知(郵便) |
| 令和7年1月6日(月)〜1月10日(金) | 共通テスト成績請求票の提出期間 |
| 令和7年1月(中旬〜下旬) | 大学入学共通テスト本番 |

| **令和7年2月1日(土)** | **第2次選抜実施日** |

出願はインターネット出願を利用します。書類の郵送期限と検定料の支払い期限を混同しないよう、早めに手続きを進めてください。

九州大学歯学部の総合型選抜の合格発表日

| 日程 | 内容 |
|——|——|
| **令和7年2月12日(水)11時頃** | **合格者発表** |

| 令和7年2月12日(水) | 合格通知書・入学手続書類の発送 |
| 令和7年2月13日(木)〜2月19日(水) | 入学手続期間 |

合格発表後、入学手続きまでの期間が非常に短いため、合格した場合の手続き準備(必要書類・費用の準備)を事前にしておくことをおすすめします。

九州大学歯学部の総合型選抜の倍率

九州大学歯学部の総合型選抜の学部別倍率

令和7(2025)年度の歯学部(歯学科)の倍率は以下のとおりです。

| 年度 | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 |
|——|———-|———-|——|
| 令和7(2025)年度 | 20名 | 8名 | **2.40倍** |

| 令和6(2024)年度 | (参考)| (参考)| **3.90倍** |

募集人員8名に対して令和7年度は20名が志願し、倍率は2.40倍でした。前年度(令和6年度)の3.90倍と比べると低下していますが、それでも一般選抜とは異なる難しさがある選考です。

九州大学歯学部の総合型選抜の倍率の推移

現在公式に確認できる倍率は上記2年分です。

– **令和7年度:2.40倍**
– **令和6年度:3.90倍**

倍率の変動幅が大きい点に注意が必要です。募集人員が8名と少ないため、志願者数が数名変わるだけで倍率が大きく動きます。倍率が低い年でも気を抜かず、高い年でも過度に恐れず、自分の実力を最大限発揮することが大切です。

> 過去のすべての倍率データや詳細な入試結果については、九州大学公式サイトまたは入試課にお問い合わせのうえ最新情報をご確認ください。

九州大学歯学部の総合型選抜の志望理由書の書き方

志望理由書は総合型選抜において最も重要な書類の一つです。九州大学歯学部のアドミッションポリシーをしっかり読み込み、それに対応した内容を自分の言葉で書くことが求められます。所定の様式が用意されているため、募集要項の添付書類を必ず確認してください。

九州大学歯学部の総合型選抜の志望理由書のポイント

**① 「なぜ歯科医師か」を深く掘り下げる**

歯科医師を志した原体験・きっかけを具体的に記述しましょう。「歯科医院でアルバイトをした」「家族が歯科治療でQOLが改善した」「歯科医師の社会的役割に気づいたエピソード」など、リアルな体験にもとづいた動機が説得力を生みます。

**② 「なぜ九州大学歯学部か」を明確にする**

九州大学歯学部の特色(総合型選抜の先駆者としての教育理念、チーム医療重視のカリキュラム、研究環境など)と自分のビジョンを結びつけて述べましょう。「第1志望であること」が出願条件になっているため、その理由を明確に示す必要があります。

**③ アドミッションポリシーとの整合性**

九州大学歯学部は以下の資質を求めています。これらを意識して書きましょう。

– 多方面にわたる学力の高さ
– 人間性・社会性・国際性
– 医療福祉の観点からの高い倫理観・奉仕精神・利他主義

– チーム医療や課題探求型チーム学習への協調性
– 自律的な学究を指向する姿勢

**④ 将来のビジョンを具体的に描く**

「歯科医師として何を実現したいか」を具体的に描くことが重要です。「地域の予防歯科に貢献したい」「口腔がんの早期発見に関わる研究をしたい」など、九州大学での学びと将来の姿を結びつけてください。

九州大学歯学部の総合型選抜の志望理由書の注意点

– **抽象的な表現を避ける:**「歯科医師になりたい」「人の役に立ちたい」だけでは評価されません。具体的な経験・エピソードを必ず入れましょう
– **コピー・AIの無断使用は厳禁:**面接やグループ面接で志望理由書の内容について問われます。自分の言葉で書いていない内容は必ず見透かされます
– **字数・書式を厳守:**所定の様式がある場合、欄外に書いたり指定字数を大幅に超過・不足したりすることは印象を悪くします

– **誤字・脱字・表現の揺れに注意:**提出前に必ず複数回の見直しを行い、信頼できる先生や保護者にも確認してもらいましょう

九州大学歯学部の総合型選抜で評価される活動実績の例

以下のような活動実績は、調査書や志望理由書でプラスに評価される可能性があります。

| カテゴリ | 活動例 |
|———-|——–|
| 医療・歯科関連 | 歯科医院でのボランティア・職場体験、歯科医師へのインタビュー |

| 学術・研究 | 医療・生命科学系の課題研究、論文・レポート執筆 |
| 社会活動 | 地域の健康イベントへの参加、福祉施設ボランティア |
| 国際性 | 語学検定(英検など)の取得、国際交流活動への参加 |

| リーダーシップ・協調性 | 生徒会活動、部活動でのチームへの貢献 |

> 活動実績の「有無」ではなく「そこから何を学んだか・どう歯学への志望につながるか」の質が重要です。

九州大学歯学部の総合型選抜の面接対策

第1次選抜のグループ面接は点数化されないものの、「総合評価の参考」として位置づけられています。グループ面接という形式は、個人面接とは異なるスキルが求められます。

九州大学歯学部の総合型選抜の面接でよく聞かれること

グループ面接では、受験生同士でのやり取りや意見交換が行われます。よく問われるテーマの例として以下が想定されます。

– 歯科医師を志望する動機・きっかけ
– 歯科医療・口腔保健の社会的な役割について考えること
– チーム医療における歯科医師の役割

– 課題講義の内容を踏まえた意見や感想(当日の講義内容に基づく)
– 自分の長所・短所、高校生活での取り組み
九州大学歯学部を第1志望とした理由

> 具体的な過去の質問内容については、公式には公表されていません。最新の情報は九州大学入試課や予備校の情報をご参照ください。

九州大学歯学部の総合型選抜の面接のポイント

**グループ面接ならではの対策が必要です。**

– **傾聴力を示す:**他の受験生の意見をきちんと聞き、それを踏まえて自分の意見を述べると「協調性」が伝わります
– **論理的かつ簡潔に話す:**グループ面接では一人の持ち時間が限られます。結論→理由→具体例の順で端的に述べる練習をしましょう
– **課題講義の内容を活かした発言をする:**当日の講義を聴いてしっかりメモし、面接の場でも活用できるよう準備しておきましょう

– **倫理観・社会性を自然に示す:**歯学部のアドミッションポリシーにある「奉仕精神・利他主義・高い倫理観」を、押しつけがましくなく自分の言葉で表現できると好印象です

九州大学歯学部の総合型選抜の面接でやってはいけないこと

– **他の受験生の発言を遮ったり否定したりする:**チーム医療への適性を評価する場で協調性のなさは致命的です
– **発言しない・消極的すぎる:**グループの場での積極的な貢献姿勢も見られています。適切なタイミングで必ず発言しましょう
– **準備したセリフを棒読みする:**流暢すぎる定型文は「丸暗記」と受け取られます。自分の言葉で、その場で考えて話す姿勢が大切です

– **課題講義の内容を全く活かさない:**当日の講義を受けたうえでの面接ですから、その内容に一切触れないのは不自然です

九州大学歯学部の総合型選抜の評定の目安

九州大学歯学部の総合型選抜の評定平均

前述のとおり、**九州大学歯学部の総合型選抜IIには、公式の評定平均基準(足切り)は設定されていません。**

ただし、調査書が50点の評価項目として使われることから、評定平均は高ければ高いほど有利であることは間違いありません。難関国立大学である九州大学歯学部への挑戦を考えるのであれば、**評定平均4.5以上を目安に高校生活の学業に取り組むことを推奨します。**

もちろん評定だけでなく、課題講義レポートや共通テストの得点力、調査書に記載される活動内容なども総合的に評価されます。評定が高くなくても逆転できる可能性はありますが、それだけ他の要素での高得点が求められます。

九州大学歯学部の総合型選抜の条件の詳細

改めて出願条件を整理します。

| 条件 | 内容 |
|——|——|
| 卒業年度 | 令和5(2023)年4月以降卒業者 または 令和7(2025)年3月卒業見込み |

| 共通テスト | 指定科目(英語リスニング含む)を受験すること |
| 志望意欲 | 歯科医療・歯科医学への強い意志と適性、本学歯学部を第1志望とする |
| 評定平均 | 基準なし(ただし調査書として選考に使用) |

| 英語外部検定 | 要件なし |
| 他選抜との併願 | 本学の総合型選抜・学校推薦型選抜・国際入試(教育学部)との併願不可 |

九州大学歯学部の総合型選抜の過去問

九州大学歯学部の総合型選抜の過去問の傾向

九州大学歯学部の総合型選抜の第1次選抜で出題される「課題講義」のテーマは、当日はじめて受験生に知らされます。**事前に特定のテーマが公表されることはなく、従来型の「過去問」という形式の問題集は存在しません。**

ただし、以下の点から出題の方向性はある程度推測できます。

– **歯学・口腔医学系のテーマ:**大学で実際に行われている講義をもとにするため、歯周病・う蝕(虫歯)・口腔がん・咬合・顎骨・歯科材料・口腔解剖など、歯学部で扱う基礎・臨床的なテーマが出題される可能性があります
– **医療倫理・社会医学系のテーマ:**チーム医療・医療格差・高齢化社会と口腔健康など、歯科医療の社会的文脈に関するテーマも考えられます
– **生命科学・基礎科学系のテーマ:**細胞生物学・免疫・遺伝子など、歯学部の基礎教育で扱う内容が出ることもあります

> 過去問の具体的な内容・テーマについては、九州大学公式サイトや入試課にお問い合わせのうえ最新情報をご確認ください。

九州大学歯学部の総合型選抜の過去問の対策

過去問がない分、以下のような「課題講義レポート」に対応する実践的な練習が有効です。

**① 大学の公開講義・オープンコースウェアを活用する**

九州大学や他大学が公開している講義動画・講義資料を実際に視聴し、内容を制限時間内(75分程度)でレポートにまとめる練習をしましょう。

**② 医療・歯学系の文章読解とまとめの訓練**

医療系の新聞記事・白書・科学雑誌(Newton、日経サイエンス等)を読み、その内容を論理的に要約・分析する練習をすることで、課題講義の内容を素早く把握する力が鍛えられます。

**③ 小論文の基礎的な表現力を磨く**

課題レポートは小論文の形式に近いものと考えられます。「主張→根拠→具体例→結論」の論理構成でまとめる訓練を積んでおきましょう。

**④ 歯学部のオープンキャンパスへ参加する**

九州大学のオープンキャンパスに参加し、実際の講義の雰囲気を体感することが最も直接的な対策になります。

九州大学歯学部の総合型選抜の出願書類

九州大学歯学部の総合型選抜の出願書類の一覧

令和7(2025)年度の出願に必要な書類は以下のとおりです。

| 書類 | 備考 |
|——|——|
| 調査書(または調査書に代わる書類) | 出身高校から発行してもらう |

| 志望理由書等 | 所定の様式あり(募集要項の添付書類参照) |
| 受験票 | インターネット出願後にダウンロード・印刷 |
| 入学検定料 | Web入力・支払い(出願期間前の10月15日から可能) |

**注意事項:**
– 志望理由書等の所定様式は募集要項に添付されています。様式を必ずダウンロードし、指定の形式で記入してください
– 調査書は発行に時間がかかる場合があります。出願期間開始前に在籍高校に早めに依頼しましょう

– インターネット出願の操作に不慣れな場合は、出願開始前に流れを確認しておくことをお勧めします

九州大学歯学部の総合型選抜の出願の流れ

1. **募集要項の入手・確認:**九州大学公式サイトから最新の募集要項をダウンロード
2. **出願資格の確認:**全ての条件を満たしているか確認
3. **書類の準備開始:**志望理由書の執筆・調査書の依頼(早めに!)

4. **入学検定料の支払い:**10月15日(火)からWeb入力・支払い可能
5. **インターネット出願の入力:**10月21日(月)〜11月1日(金)
6. **書類の郵送:**出願期間内(締切に注意・余裕を持って送付)

7. **受験票のダウンロード:**11月13日(水)頃〜ダウンロード可能
8. **第1次選抜の受験:**11月23日(土・祝)9:00集合

九州大学歯学部の総合型選抜の併願

九州大学歯学部の総合型選抜の併願可否

**九州大学の総合型選抜と他の選抜方式・他大学との併願可否は以下のとおりです。**

| 併願の種類 | 可否 |
|————|——|
| 九州大学内の他の総合型選抜 | **不可** |

| 九州大学の学校推薦型選抜 | **不可** |
| 九州大学の国際入試(教育学部) | **不可** |
| 他大学の総合型選抜・推薦型選抜 | 可(九州大学の規定上は制限なし) |

| 九州大学一般選抜(前期・後期) | 条件付き可(後述) |

九州大学内の同種の選抜との重複出願は禁止されています。これは「本学歯学部を第1志望とする」という出願条件の趣旨によるものです。

九州大学歯学部の総合型選抜と一般選抜の両立

**総合型選抜IIの合格者が募集人員に満たない場合、不足人員は一般選抜前期日程の募集人員に加えられます。**つまり、総合型選抜で万が一不合格になった場合でも、一般選抜前期日程で再挑戦できます。

この仕組みを最大限に活かすために、総合型選抜の対策と並行して一般選抜に向けた学力養成を続けることが非常に重要です。共通テストは総合型選抜IIでも利用するため、共通テスト対策は「一粒で二度おいしい」準備になります。

**推奨する戦略:**
– 総合型選抜の対策(レポート・志望理由書・面接)を軸にしながら
– 共通テストは一般選抜合格レベルを目指して高得点を狙う

– 総合型選抜の結果に関わらず、一般選抜(前期・後期)への出願も視野に入れておく

九州大学歯学部の総合型選抜の合格のポイント

九州大学歯学部の総合型選抜に受かる人の特徴

九州大学歯学部のアドミッションポリシーや選考内容を踏まえると、合格しやすい受験生には以下のような共通点があります。

**1. 歯科医療への明確な動機と深い関心を持っている**
「なぜ歯科医師なのか」「なぜ九州大学歯学部なのか」に対して、自分の体験や思考に根ざした明確な答えを持っている人が強みを持ちます。

**2. 学力・共通テスト得点力が高い**
総合型選抜IIでありながら共通テスト575点満点の得点が合否に直結します。特に英語(200点)・数学(100点)・理科(100点)での高得点が求められます。

**3. 論理的な文章表現力がある**
課題講義レポートで200点が配分されており、論理的かつ明瞭な文章でまとめる力が直接的に評価されます。

**4. 協調性・傾聴力がある**
グループ面接では、チーム医療に必要な協調性・社会性が見られます。自分だけが目立とうとするのではなく、グループ全体で良い議論ができる姿勢が重要です。

**5. 自律的に学ぶ習慣がある**
アドミッションポリシーに「自律的な学究を指向する人材」とあります。誰かに言われる前に自分から学ぶ姿勢を日頃から実践していることが、調査書や面接にも自然に表れます。

九州大学歯学部の総合型選抜に落ちた時の対処法

万が一、総合型選抜で不合格になった場合は、以下のステップで気持ちを切り替えましょう。

**① 一般選抜前期日程への切り替え**
総合型選抜の合格者が定員に満たない場合、その不足分は前期日程の定員に上乗せされます。一般選抜での挑戦の可能性は残っています。

**② 共通テストの得点を振り返る**
共通テストの成績は自己採点で把握できます。得点に応じて前期・後期の出願校を冷静に判断しましょう。

**③ 翌年度の再挑戦を検討する**
ただし、出願資格の「令和5年4月以降卒業者」という条件から、浪人できる年数に制限があります。何年度まで出願資格があるかを必ず確認してください。

**④ 他の歯学部の総合型選抜・推薦型選抜を調べる**
全国の国公立・私立歯学部では他にも多様な入試方式があります。複数の選択肢を並行して検討することをおすすめします。

九州大学歯学部の総合型選抜についてのよくある質問

**Q1. 評定平均が低くても受験できますか?**
A. 公式の評定平均基準(足切り)は設定されていないため、出願自体は可能です。ただし調査書(50点)の評価に影響するため、できる限り高い評定を維持してください。

**Q2. 浪人生(既卒生)は出願できますか?**
A. 出願資格に「令和5(2023)年4月以降に卒業した者」という条件があります。これより前の卒業者は出願できません。令和6年3月卒(1浪)は対象内です。

**Q3. 英検などの外部検定は必要ですか?**
A. 出願条件として英語外部検定の提出は求められていません。共通テストの英語を受験することのみが条件です。

**Q4. 課題講義のテーマは事前にわかりますか?**
A. テーマは当日はじめて知らされます。事前に特定のテーマが公表されることはありません。

**Q5. グループ面接は何人程度で行われますか?**
A. 公式には人数は明記されていません。九州大学公式サイトや入試課にお問い合わせください。

**Q6. 他大学の総合型選抜と同時に出願できますか?**
A. 九州大学の規定上、他大学との併願制限はありません。ただし「本学歯学部を第1志望とする」という出願資格を誠実に守ることが前提です。

**Q7. 第2次選抜では新たな試験はありますか?**
A. 第2次選抜は、第1次選抜の評価点と共通テストの成績の合算による審査です。別途試験会場に赴く試験は基本的にありません(令和7年度参考)。

**Q8. 不合格の場合、一般選抜前期に出願できますか?**
A. 総合型選抜の結果にかかわらず、一般選抜前期・後期への出願は可能です。また、総合型選抜の合格者が定員を下回った場合、その分の定員が前期日程に加算されます。

**Q9. 入学検定料はいくらですか?**
A. 公式の最新情報については、九州大学公式サイトの募集要項でご確認ください。

**Q10. 課題講義は医学・歯学の専門知識がないと書けませんか?**
A. 大学の講義を初めて受講することを前提とした選考です。専門知識がなくても、講義の内容を論理的に理解し、まとめる力が問われます。ただし、歯学・医療系の基礎知識があるほど有利になることは確かです。

まとめ:九州大学歯学部の総合型選抜に挑むあなたへ

九州大学歯学部の総合型選抜IIは、単なる学力試験でも書類選考でもなく、**大学での学びそのものを体験するユニークな選考**です。課題講義を受けてレポートを書くという形式は、入学後の歯学部での6年間の学びに直結しており、「本当に九州大学で学ぶ意欲があるか」を問うものといえます。

倍率は年度によって変動しますが、募集人員8名という少数精鋭の選考であることは変わりません。だからこそ、準備の質と深さが合否を分けます。

共通テストで高得点を狙いながら、レポート表現力・論理的思考力・協調性を磨き、歯科医療への情熱を自分の言葉で語れるようになった時、あなたはすでに「九州大学歯学部が求める人材」に近づいています。

ぜひ自分を信じて、早めの準備と誠実な努力で、九州大学歯学部の門を叩いてください。応援しています。

> **免責事項:** 本記事は令和7(2025)年度の公式募集要項をもとに作成しています。令和8(2026)年度以降の入試情報は変更される可能性があります。出願前には必ず九州大学公式サイトの最新募集要項をご確認ください。

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