青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜の概要
青山学院大学国際政治経済学部は、渋谷キャンパスに位置し、国際政治・経済・コミュニケーションの3分野を横断的に学べる日本屈指の国際系学部です。総合型選抜は一般選抜とは異なり、学力試験だけでなく、受験生の個性・経験・意欲・ポテンシャルを総合的に評価する入試方式です。英語力や海外経験、グローバルな視点を持つ学生を積極的に受け入れるため、国際政治経済学部の総合型選抜は特に英語力と問題意識の高さが問われる内容となっています。
総合型選抜では、書類審査から始まり、面接・口頭試問・小論文など複数のステップで選考が行われます。一般選抜と異なり、出願から合格発表まで約2〜3か月かかることが多く、早期からの準備が合否を分けます。特に志望理由書・活動実績報告書・英語資格証明書の質が一次選考突破の鍵となるため、高校1年生から意識的にキャリアを積み上げていくことが推奨されます。
青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜の種類
青山学院大学国際政治経済学部が実施する総合型選抜は、主に「自己推薦型総合型選抜(AO型)」として設定されています。この選抜方式では、高校在学中に培った語学力・国際経験・課外活動・リーダーシップ経験などを多面的に評価します。
選抜の区分としては大きく分けて以下の種類があります。まず、国内の高校に在籍または卒業した一般的な受験生を対象とした「国内型」と、帰国子女・海外留学経験者を対象とした「帰国生型」があります。国内型では評定平均や英語外部試験スコアが重視され、帰国生型では海外滞在年数や現地校の成績なども評価対象となります。
また、各学科(国際政治学科・国際経済学科・国際コミュニケーション学科)ごとに募集を行っており、それぞれ求める人物像やアドミッション・ポリシーが異なります。国際政治学科は国際関係・外交・安全保障への関心、国際経済学科はグローバル経済・開発・貿易への理解、国際コミュニケーション学科は異文化理解・言語・メディアへの探究心が求められます。
青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜の募集学部一覧
国際政治経済学部の総合型選抜では、以下の3学科で募集が行われています。
国際政治学科は、外交・安全保障・国際機関・国際法などを専門的に学ぶ学科です。国際社会の政治的課題に関心を持ち、英語で政治分析を行う能力を養います。募集人員は例年10〜15名程度です。
国際経済学科は、グローバル経済・国際貿易・開発経済・金融などを学ぶ学科です。計量経済学的なアプローチに加え、フィールドワークや国際機関との連携も強みです。募集人員は例年10〜15名程度です。
国際コミュニケーション学科は、異文化コミュニケーション・言語学・メディア・観光などを学ぶ学科です。英語による発信力と異文化適応力が特に重視されます。募集人員は例年10〜15名程度です。
各学科とも定員が少ないため競争率が高く、絞り込まれた選考が行われます。複数学科への併願は基本的に不可のため、出願前に十分なリサーチが必要です。
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青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜の出願条件
出願条件は学科や選抜区分によって細かく異なりますが、共通して求められるのは「英語力」「一定の評定平均」「志望分野への明確な問題意識」の3点です。出願資格を満たしているかどうかは、出願前に大学公式の募集要項を必ず確認してください。以下に2025年度入試を参考とした一般的な条件をまとめます。
青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜の評定基準
青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜では、評定平均値(全体の学習成績の状況)に関する基準が設定されています。具体的には、学科によって若干異なりますが、概ね評定平均4.0以上が出願の目安とされています。国際政治学科・国際経済学科では4.0以上、国際コミュニケーション学科では3.8以上が一般的な基準として提示されることが多いです。
ただし、評定平均はあくまで「出願資格」の一部であり、合否を直接左右するものではありません。評定が基準を超えていても、志望理由書や面接の内容が不十分であれば不合格になります。逆に評定が基準ギリギリであっても、英語力・課外活動・志望動機の強さで十分に補える可能性があります。
評定平均を高めるためには、高校1・2年次から定期試験に真剣に取り組み、特に英語・現代社会・歴史・数学の成績を意識的に維持することが重要です。推薦入試では高3の1学期(または前期)までの評定が使用されることが多いため、3年生になってから慌てても手遅れになるケースがあります。理想的には高1から常に4.2〜4.5以上を維持する意識を持ちましょう。
青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜の英検資格条件
青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜では、英語力の証明として英語外部試験のスコア提出が求められます。代表的な資格・スコアの目安は以下の通りです。
英検(実用英語技能検定)では、2級以上の取得が出願要件となることが多く、準1級以上を取得していると選考で有利に働きます。英検CSEスコアで換算すると、2級相当が2200点前後、準1級相当が2600点前後です。特に国際コミュニケーション学科では英検準1級またはそれに相当するスコアを持つ受験生が合格者の大半を占める傾向があります。
TOEFLは、iBTで72点以上が一つの目安とされており、90点以上あると書類審査で強いアピール材料になります。TOEICは900点以上(Listening & Reading)が高評価につながります。IELTSであれば5.5以上、理想的には6.0以上を目標にしましょう。
英語資格は出願時点での最新スコアを提出することが原則です。スコアの有効期限(英検は合格後永続有効、TOEFLは2年間など)にも注意が必要です。高2の秋までに英検準1級取得を目標に設定し、不合格でも複数回受験して着実にスコアアップを目指す戦略が効果的です。
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青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜の試験内容
青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜の一次選考
一次選考は書類審査で行われます。提出書類の内容をもとに、大学が定める評価基準に沿って合否が判定されます。主な提出書類は、志望理由書・活動実績報告書・評定証明書・英語外部試験スコア証明書・調査書などです。
志望理由書は多くの場合800〜1200字程度で記述し、なぜ青山学院大学国際政治経済学部を志望するのか、入学後何を学びたいか、卒業後どのようなキャリアを描いているかを論理的に述べることが求められます。審査官は「本気度」「独自性」「論理的思考力」「大学への適合性」という4つの観点から書類を評価します。
活動実績報告書では、高校在学中に行ってきた課外活動・ボランティア・国際交流・受賞歴・資格取得などを具体的に記述します。単なる羅列ではなく、それぞれの活動を通じて何を学び、どのような課題意識を持つようになったかを述べることが重要です。
一次選考の通過率は概ね30〜50%程度と見られており、書類の質が二次選考への道を左右します。特に志望理由書は添削を複数回繰り返し、完成度を高めることが不可欠です。
青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜の二次選考
二次選考は対面またはオンラインによる面接・口頭試問で行われます。面接時間は概ね20〜30分程度で、複数の教員が評価を行います。
面接では志望理由書の内容に基づいた深掘り質問が中心となります。「なぜ国際政治(経済・コミュニケーション)を学びたいのか」「日本の外交政策についてどう考えるか」「最近気になった国際ニュースは何か」「大学でどのような研究をしたいか」といった質問が代表的です。また、英語での口頭試問が実施される場合もあり、英語でのコミュニケーション能力が直接評価されます。
一部の学科では、面接に加えて小論文試験(日本語または英語)が課される場合もあります。小論文では国際問題・政治経済に関するテーマが与えられ、800〜1200字程度で自身の見解を論述します。小論文では「問題の本質を正確に把握できているか」「論理の一貫性はあるか」「独自の視点があるか」が評価されます。
二次選考を突破するためには、志望理由書の内容を完全に自分のものとして語れるよう繰り返し練習し、時事問題への知識を深め、英語での質疑応答にも対応できる準備が必要です。
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青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜に受かる対策スケジュール
青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜はいつから対策を始めるべき?
総合型選抜の対策は、遅くとも高校2年生の4月には開始するべきです。理想的には高校1年生の段階から「総合型選抜で受験する」という方針を固め、活動実績の積み上げ・英語力の強化・評定管理を並行して進めることが求められます。
多くの受験生が「高3の夏から始めれば間に合う」と考えがちですが、それでは書類作成に費やせる時間が極めて短く、質の高い志望理由書を仕上げることが難しくなります。特に英検準1級は一朝一夕では取れないため、高2の春〜秋にかけて集中的に対策し、高2の秋または高3の春の試験で取得することが現実的な目標です。
また、志望理由書に書く「経験」は出願前に積んでおく必要があります。ボランティア・留学・模擬国連参加・論文コンテスト応募・国際交流活動などは、高3になってから急いでも十分な内容にはなりません。高1〜高2のうちから意識的に活動に参加し、記録を残しておくことが合格への近道です。
青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜に受かる対策スケジュール(月間)
月間スケジュールの一例を示します。高校3年生を基準とした場合の流れです。
4〜5月は「自己分析・テーマ設定」の時期です。自分が国際政治経済の分野でどのような課題に関心を持っているか、大学でどう探究したいかを深く考え、キーワードを書き出します。志望学科の教員の研究内容や学部の特色を調べ、志望理由書の骨子を固めます。
6月は「志望理由書ドラフト作成」の月です。第一稿を書き上げ、学校の先生や塾の講師に見せてフィードバックをもらいます。この時点で英検スコアがまだ不十分な場合は、6月または7月の英検受験に向けて並行して対策を続けます。
7月は「書類の精度向上・面接準備開始」の時期です。志望理由書を第三稿以降まで磨き上げ、活動実績報告書も完成させます。面接で聞かれそうな質問をリストアップし、回答の準備を始めます。
8月は「模擬面接・時事対策の強化」月です。夏休みを活用して模擬面接を繰り返し行い、英語での口頭試問にも慣れるよう練習します。国際ニュースを毎日チェックし、自分の意見を持てるようにします。
9月は「出願書類の最終確認・提出」の月です。出願期間(多くの場合9月上旬〜中旬)に合わせて書類を最終確認し、誤字脱字・様式の確認・提出期限の厳守に注意します。
10〜11月は「一次・二次選考対応」の時期です。一次選考通過後は二次選考(面接・口頭試問)に向けた最終調整を行います。
青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜に受かる対策スケジュール(年間)
高校1年生では英語力の基礎固めを最優先に行います。英検2級取得を高1〜高2の間に目指し、定期試験で評定4.0以上を維持します。国際ニュースへの関心を高め、模擬国連・英語ディベート・海外短期留学などの活動にできるだけ参加します。
高校2年生では英検準1級取得を目標にします。また、研究したいテーマの初期探索を始め、関連書籍・論文・ニュースを読み込みます。夏休みに海外大学のサマースクール・国際ボランティアなどに参加できれば、志望理由書の内容が一層充実します。評定は引き続き4.0以上を維持します。
高校3年生では上述の月間スケジュールを軸に、書類作成・面接対策・英語強化を同時進行で進めます。一般選抜との併用を検討している場合は、夏以降の共通テスト・個別試験対策も怠らないよう計画を立てます。
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青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜の日程
青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜の出願期間
青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜の出願期間は、例年9月上旬から9月中旬にかけて設定されています。2025年度入試(2026年4月入学)を参考にすると、出願受付は9月5日〜9月16日頃が目安となります(年度によって変動があります)。
出願はインターネット出願システムを通じて行われます。出願サイトへの登録・志望学科の入力・書類のアップロード・出願料の支払いをすべて期限内に完了させる必要があります。書類郵送が必要な場合は、期間最終日の消印有効か必着かを必ず確認してください。
出願書類の不備があった場合は受理されないこともあるため、出願開始の1〜2週間前には全書類を揃えた状態にしておくことが理想です。
青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜の合格発表日
合格発表は例年11月下旬から12月上旬にかけて行われます。一次選考(書類審査)の合格通知は10月中旬頃、二次選考(面接・口頭試問)終了後の最終合格発表は11月下旬〜12月初旬頃が目安です。
合格発表はインターネット上の大学専用サイト(合否照会システム)で確認するのが基本です。郵便による通知と併用される場合もあります。合格後は入学手続きの締め切りが設定されており、概ね合格発表から2週間以内に入学金・手続き書類の提出が求められます。手続き期限を過ぎると合格が取り消されるため、日程を手帳やカレンダーに必ず記録しておきましょう。
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青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜の倍率
青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜の学部別倍率
青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜の倍率は、学科によって異なります。近年(2022〜2024年度)のデータを参考にすると、以下のような傾向が見られます。
国際政治学科では概ね3.5〜5.0倍の倍率が続いています。募集定員が10〜15名程度であるのに対し、毎年50〜60名前後の出願者が集まるため、書類審査の段階で半数以上が絞り込まれます。
国際経済学科は最も競争が激しい傾向にあり、倍率が4.0〜6.0倍程度に達することもあります。グローバルビジネス・国際金融への関心が高まる中、志願者数は増加傾向にあります。
国際コミュニケーション学科は3.0〜4.5倍程度です。英語力の高い受験生が多く集まる学科ですが、国際経済学科と比べると若干競争率は低い傾向があります。
これらの倍率はあくまで目安であり、実際の数値は年度によって変動します。特定の年に有名な時事テーマが注目されると、それに関連する学科の志願者が急増することもあります。
青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜の倍率の推移
過去5年間の倍率推移を見ると、全体として横ばいまたはやや上昇傾向にあります。2020年度前後のコロナ禍では一時的に倍率が下がった年もありましたが、2022年度以降は再び上昇に転じています。これは、総合型選抜(AO入試)そのものへの認知度が高まり、受験生の間でも対策が一般化してきたことが主因として挙げられます。
また、近年は英語力の高い帰国子女の受験が増えており、国内在学組にとっては競争がより厳しくなっています。倍率の上昇に対応するためには、「英語力が高い」だけでなく「明確な研究テーマと問題意識を持っている」ことを書類・面接で示すことが不可欠です。
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青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜の志望理由書の書き方
青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜の志望理由書のポイント
志望理由書は総合型選抜の合否を最も左右する書類といっても過言ではありません。審査官は1枚の志望理由書から受験生の知性・誠実さ・目的意識・適合性を読み取ろうとします。
優れた志望理由書に共通するポイントは「具体性」「一貫性」「独自性」の3点です。具体性とは、「国際問題に興味があります」ではなく「ミャンマーの民主化運動と軍政の関係に関心を持ち、○○という本を読んで××という問いを持った」というように、固有名詞・出来事・文献名を盛り込んで述べることです。
一貫性とは、「なぜ国際政治に関心を持ったのか(過去)→青山学院大学でどう学びたいか(現在)→卒業後どのように社会に貢献したいか(未来)」という時系列のストーリーが論理的につながっていることです。審査官が読んで「なるほど、この人がこの学科を目指す必然性がある」と感じられる文章が理想です。
独自性とは、他の受験生と差別化できる経験・視点・問い意識を持っていることです。「国際政治に興味があってAGUを志望した」という内容は何千人もが書けますが、「難民支援ボランティアを通じて感じた国際法の限界を研究したい」という内容は固有の経験に基づいています。
青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜の志望理由書の注意点
志望理由書でよくある失敗として以下の点が挙げられます。まず、「青山学院大学は偏差値が高いから」「キャンパスが渋谷にあって通いやすいから」といった大学名のブランドや立地への言及は絶対に避けてください。志望理由書はあくまで「学問的な動機」を述べる場です。
次に、活動実績の羅列だけで終わる志望理由書も評価されません。どの活動をしたかより、その活動を通じて何を学び、どのような問いが生まれたかを丁寧に掘り下げることが重要です。
また、字数オーバー・字数不足にも注意が必要です。指定字数の90〜100%程度を使い切ることが望ましく、あまりにも短い場合は「熱意が感じられない」と判断されることがあります。誤字脱字・文法ミスは論外ですが、特に漢字の誤りには気をつけましょう。
青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜で評価される活動実績の例
書類審査・面接で高く評価される活動実績の具体例を挙げます。
模擬国連(MUN)への参加は、国際問題への深い理解と英語での議論能力を証明できる活動として高評価を受けます。全国大会・国際大会での受賞経験があればなお強力なアピール材料になります。
海外留学・語学研修も有効ですが、「○か月留学した」という事実より「留学中に何を感じ、何を学び、帰国後どう行動を変えたか」という内省が重要です。英語力だけでなく、異文化適応力と問題意識の深さを示せる留学体験が理想です。
国際的なボランティア活動や社会課題への取り組みも評価されます。例えば、国内の外国人支援NPOでの活動、難民・移民問題に関する研究会への参加、SDGsに関連するプロジェクトへの貢献などが挙げられます。
論文コンテストへの応募・入賞も非常に有効です。英語論文コンテストや社会科学系の論文大会に挑戦することで、アカデミックな文章作成能力と探究心をアピールできます。
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青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜の面接対策
青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜の面接でよく聞かれること
面接では大きく3つのカテゴリーから質問が出されます。
一つ目は「志望動機・自己PR」に関する質問です。「なぜ青山学院大学国際政治経済学部を選んだのですか」「入学後に取り組みたい研究テーマを教えてください」「高校時代で最も力を入れた活動は何ですか」などが代表的な質問です。
二つ目は「学問的関心・時事問題」に関する質問です。「最近の国際ニュースで最も関心を持っているものは何ですか」「日本の安全保障政策についてどう考えますか」「グローバル化のメリット・デメリットを教えてください」「ウクライナ問題が国際秩序に与える影響をどう見ますか」などが出題されることがあります。
三つ目は「志望理由書の深掘り」です。書類に記載した活動実績や研究テーマについて、より詳細に説明するよう求められます。「この論文を読んでどのような考えを持ちましたか」「ボランティア活動を通じて感じた課題は何ですか」といった質問が来ます。志望理由書に書いた内容を完全に自分の言葉で語れるように準備しておくことが必須です。
青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜の面接のポイント
面接で高評価を得るための重要なポイントをまとめます。
まず、「結論→理由→具体例→まとめ」というPREP法の構成で答えることが効果的です。長々と前置きをせず、最初に結論を述べることで、論理的思考力をアピールできます。
次に、「自分の意見を持っている」ことを示すことが重要です。時事問題に対して「難しい問題だと思います」と逃げるのではなく、「私は具体的なテーマという立場から考えると自分の考えだと思います。その理由は〜」と明確に見解を述べましょう。ただし、極端に偏った意見や感情的な発言は避け、複数の視点を踏まえた上での自分の考えを述べる姿勢が好印象を与えます。
英語での口頭試問では、完璧な英語である必要はありません。多少の文法ミスがあっても、積極的に自分の考えを伝えようとする姿勢と、コミュニケーション能力が評価されます。沈黙が長くなるより、言い換えや確認をしながらでも会話を続けることが大切です。
服装は清潔感のあるスーツまたはフォーマルな私服が基本です。入退室時のマナー、姿勢、アイコンタクトなど非言語コミュニケーションも評価対象となることを意識しましょう。
青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜の面接でやってはいけないこと
面接で致命的なマイナス評価につながる行動を以下に挙げます。
志望理由書に書いていない内容を面接で話すことは大きなリスクです。書類と面接の内容が矛盾していると、審査官に「書類は他人に書いてもらったのではないか」と疑われる可能性があります。
曖昧な答えや「まだ決まっていません」という回答も避けるべきです。「大学に入ってから考えます」という姿勢では積極性が感じられません。大学での学びのビジョンを具体的に語れるよう、入学後の講義・ゼミ・留学計画まで調べておきましょう。
また、面接官の質問を遮ったり、批判的・攻撃的な態度を取ることは絶対に禁物です。反論したい場面であっても「先生のおっしゃることも理解できますが、私は〜という視点から〜と考えます」と敬意を持って述べることが大切です。
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青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜の評定の目安
青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜の評定平均
評定平均は総合型選抜の出願資格を判断する重要な指標です。青山学院大学国際政治経済学部では、おおむね評定平均4.0以上が出願の目安とされています。実際に合格している受験生の評定平均を見ると、4.2〜4.7の範囲に集中している傾向があります。
ただし、評定が4.0を超えていれば安心というわけではありません。評定と同時に英語力・活動実績・志望理由書の質が複合的に評価されます。高評定でも英語力が低い場合は書類審査で落とされることがあり、逆に評定が4.0ギリギリでも英検準1級・海外活動経験・研究テーマの独自性があれば通過するケースもあります。
評定を構成する各科目については、英語と現代社会系(政治経済・倫理・歴史)の成績が特に重視される傾向があります。理系科目の評定が低くても、文系科目全体の平均が高ければ問題ない場合が多いです。
青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜の条件の詳細
出願資格の条件を整理すると、以下のような要素が複合的に求められます。
学業面では評定平均4.0以上(学科によっては3.8以上)が基準です。英語外部試験については英検2級以上・TOEFL iBT 72点以上・IELTS 5.5以上・TOEIC 900点以上などが目安として挙げられることが多いです。
課外活動面では、高校在学中に国際的な活動・社会貢献活動・学術的な探究活動などに取り組んだ実績が求められます。具体的な資格・受賞・参加証明書などを書類で提出できる活動を積んでおくことが望ましいです。
人物面では、アドミッション・ポリシーに合致する問題意識・向上心・コミュニケーション能力・他者への敬意が評価されます。これらは主に志望理由書と面接を通じて判断されます。
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青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜の過去問
青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜の過去問の傾向
総合型選抜には一般選抜のような「過去問」が存在しないケースが多いですが、面接・口頭試問・小論文に関しては過去の出題テーマを参考にすることが可能です。
小論文では近年、以下のようなテーマが出題されています。「グローバル化と国家主権の関係」「難民問題と国際法の役割」「AIが国際関係に与える影響」「新興国の台頭と既存の国際秩序」「気候変動と国際協調の可能性」などが代表的なテーマです。これらは現代の国際問題における主要論点であり、複数の視点から論じる能力が問われます。
口頭試問では英語・日本語ともに出題され、英語では「あなたの考える日本の外交政策の課題は何ですか」「国際機関の役割についてどう思いますか」などの意見表明型の質問が多い傾向があります。
青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜の過去問の対策
小論文対策としては、まず現代の国際問題に関するキーワードと論点を整理したノートを作成することを推奨します。国連・NATO・ASEAN・WTO・IMFなど主要な国際機関の役割と課題、主要国の外交政策の特徴、経済のグローバル化と格差問題などについて、自分なりの意見をA4用紙1〜2枚程度にまとめる練習を積みましょう。
英字新聞(Japan Times・The Economist・Guardian)や国際政治経済系の日本語書籍(例:「現代国際政治」「国際経済入門」)を週2〜3本は読む習慣をつけることも重要です。読んだ記事について英語で200〜300字程度の意見文を書く練習を繰り返すことで、小論文・口頭試問の両方に対応できる力がつきます。
また、過去に合格した先輩の体験談や予備校の模擬面接サービスを積極的に活用することをお勧めします。実際の面接では質問の意図を正確に把握し、論理的に答える練習が不可欠です。
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青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜の出願書類
青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜の出願書類の一覧
出願に必要な書類は概ね以下の通りです。年度によって変更があるため、必ず最新の募集要項を確認してください。
1. 入学志願票(大学所定の様式、またはWeb出願システムで作成)
2. 調査書(高校が発行する公式書類、出願前3か月以内発行のもの)
3. 志望理由書(大学所定の様式または自由書式、800〜1200字程度)
4. 活動実績報告書(課外活動・受賞・資格等の一覧と説明)
5. 英語外部試験の公式スコア証明書(英検合格証・TOEFLスコアレポートなど)
6. その他の証明書類(留学証明書・表彰状のコピー等、任意提出)
7. 出願料の支払い証明(振込明細など)
書類は原本が必要なものとコピーで対応できるものが混在するため、注意が必要です。証明書類は偽造厳禁であり、不正が発覚した場合は合格取り消しだけでなく法的責任が生じることもあります。
青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜の出願の流れ
出願の手順は以下の通りです。
まず大学公式サイトにアクセスし、Web出願システムに登録します。個人情報・志望学科・選択入試区分などを入力します。志望理由書・活動実績報告書はWord等で作成しPDFに変換してアップロードするか、指定の書式に記入して郵送する場合があります。
出願料(多くの場合35,000円前後)をクレジットカード・コンビニ払い・銀行振込などで支払います。支払い完了後、証明書類一式を郵送します。調査書は高校の担任・進路指導部に依頼して取得する必要があるため、出願期間の2〜3週間前には依頼しておくべきです。
書類到着後、大学から受付完了通知が届きます。不備があった場合は大学から連絡が来るため、出願期間中は携帯電話・メールをこまめに確認しましょう。
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青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜の併願
青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜の併願可否
青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜では、一般的に他大学の総合型選抜や推薦入試との併願が可能です。ただし、一部の入試区分では「専願」を条件としているケースもあるため、募集要項の「出願資格」欄を必ず確認してください。
他大学の総合型選抜との日程が重なる場合は、優先順位を明確にして計画を立てましょう。面接日程が重複した場合、多くの大学では日程変更に対応していないため、出願前にスケジュールを徹底的に確認することが重要です。
また、同一大学の複数学科への出願(例:国際政治学科と国際経済学科の両方に出願)については、多くの場合一つの学科への出願のみ認められています。複数学科を検討している場合は事前に大学の入試担当部署に問い合わせるのが確実です。
青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜と一般選抜の両立
総合型選抜と一般選抜を両立して対策することは十分に可能ですし、推奨される戦略でもあります。総合型選抜の結果が出るのは11月〜12月初旬であり、不合格だった場合でも共通テスト(1月中旬)・個別試験(2月〜3月)に間に合います。
ただし、総合型選抜の準備(志望理由書作成・面接練習・英語資格取得)に時間を取られすぎると、一般選抜の対策が疎かになるリスクがあります。夏休みは総合型選抜の書類作成に集中し、9月の出願完了後は一般選抜の準備に本格的に切り替えるというスケジュール管理が効果的です。
共通テストの勉強は総合型選抜の準備とも相乗効果があります。特に現代社会・政治経済・倫理の知識は小論文・口頭試問でも直接役立ちます。一般選抜の英語対策を続けることで、英語外部試験のスコアアップにもつながります。
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青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜の合格のポイント
青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜に受かる人の特徴
合格者に共通する特徴として、まず「明確な研究テーマと問題意識を持っている」点が挙げられます。「国際政治に漠然と興味がある」ではなく、「東南アジアにおける権威主義体制の台頭と民主化運動の関係を研究したい」というように、具体的かつ深い問いを持っている受験生が高く評価されます。
次に「英語で自分の意見を発信できる能力」を持っていることです。スコアだけでなく、実際に英語を使って考えを表現できる能力が面接で問われます。英語力は単なる語学スキルではなく、国際社会における主体性の証明として評価されます。
さらに「経験の深さ」も合格者の特徴です。活動の種類が多いより、一つの活動を深く掘り下げ、そこから問いを見つけた経験がある人が評価されます。例えば、難民支援ボランティアを3年間継続し、現場での課題を自分の研究テーマに結びつけられている受験生は非常に強力な候補者です。
青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜に落ちた時の対処法
総合型選抜で不合格になった場合も、焦る必要はありません。多くの合格者が一般選抜でも挑戦しており、特に青山学院大学は一般選抜でも多くの学生を受け入れています。
不合格の通知を受けた後は、まず気持ちを切り替えて共通テストの準備に集中します。総合型選抜の準備を通じて深めた国際問題への知識や英語力は、一般選抜でも必ず活きます。特に英語・現代社会・政治経済の科目は直接関連があります。
また、他大学の総合型選抜・公募推薦との併願を事前に検討しておくことも重要です。早稲田大学国際教養学部・上智大学国際教養学部・法政大学グローバル教養学部など、類似の方向性を持つ大学の入試も視野に入れておきましょう。不合格になった理由を分析し(書類の不備か、面接のパフォーマンスか、英語力不足かなど)、翌年再挑戦する際の改善点を明確にすることも大切です。
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青山学院大学国際政治経済学部の総合型選抜についてのよくある質問
Q. 英検2級のみで出願できますか?
英検2級は多くの場合、出願資格の最低基準を満たしています。ただし、合格者の多くは準1級またはそれに相当するスコアを持っているため、英検2級のみで書類審査を通過するには、他の書類(志望理由書・活動実績)が非常に高いレベルである必要があります。可能であれば出願前に準1級取得を目指すことを強くお勧めします。
Q. 帰国子女でなくても合格できますか?
合格できます。国内の一般的な高校に通いながら独自の努力で英語力を高め、国際問題への深い探究心を持って合格する受験生は毎年います。帰国子女との差を埋めるためには、英語外部試験のスコアと研究テーマの独自性を武器にすることが効果的です。
Q. 浪人生は出願できますか?
高校卒業後1〜2年以内の「既卒者」として出願できる場合があります。ただし、「現役高校生対象」と明記された選抜区分では出願資格がない場合もあります。必ず最新の募集要項を確認し、既卒者の出願可否を確認してください。
Q. オンライン面接と対面面接はどちらが有利ですか?
基本的に優劣はありません。ただし、オンライン面接では通信環境の整備・カメラ映りの確認・適切な照明設定が重要です。対面面接では入退室時のマナーや姿勢も評価されます。いずれの方式でも、内容の充実度と論理的な表現力が最重要です。
Q. 評定が3.9でも出願できますか?
学科によっては3.9でも出願資格を満たす場合があります(国際コミュニケーション学科は3.8以上が目安)。出願可能かどうかは学科・年度ごとに異なるため、大学の募集要項または入試相談窓口に直接確認することをお勧めします。
Q. 面接は何分程度ですか?
面接時間は概ね20〜30分程度です。複数の教員(2〜3名)によるパネル形式が一般的です。英語での質疑応答が含まれる場合は、日本語部分と英語部分で合わせて30〜40分になることもあります。
Q. 活動実績がほとんどない場合はどうすればよいですか?
活動実績が少ない場合は、書籍・論文の読書・独自研究・時事問題への考察などを積極的にアピールすることで補える場合があります。「活動の量より深さ」が重要であり、一つのテーマを自分なりに深く掘り下げた読書歴・考察記録なども立派な知的活動として評価されます。また、高3の春〜夏にかけて短期集中でボランティア・研究会参加・コンテスト応募などに取り組む手段もあります。
Q. 合格後に入学を辞退できますか?
手続き期限までに入学手続きを完了していなければ合格は自動取り消しとなります。一方、入学手続きを完了した後に辞退する場合は、大学所定の辞退届を提出することで可能ですが、入学金の返還はされないことが一般的です。この点を踏まえた上で、総合型選抜と一般選抜の志望校を整理しておくことが重要です。



