TOEICの受験料がどれくらいかを、公開テストの料金やリピート割引をふまえて解説します。料金に含まれるもの、支払い方法、申し込み後の注意点や総額の目安まで、初めての方にも分かるように整理しました。
TOEICの受験料は、受験するテストの種類や、公式認定証を紙で受け取るかどうかによって変わります。
この記事では、TOEICの受験料がどれくらいかという相場から、料金に含まれるもの、支払い方法、そして申し込み前に確認したい費用の注意点までを順番に整理して解説します。
初めて受験する方でも、総額でいくら準備すればよいかがわかるようにまとめました。
TOEICの受験料はどれくらいか
結論から言うと、もっとも受験者が多いTOEIC Listening & Readingの公開テストの受験料は、7,810円(税込)です。
これは、紙の公式認定証の発行を希望する場合の金額です。
2025年4月から紙の公式認定証は選択制になり、紙での発行を希望しない場合は7,700円(税込)と、少し安くなります。
デジタルの認定証だけで十分な方は、紙の発行を希望しないことで受験料をわずかに抑えられます。
さらに、過去に公開テストを受けたことがある方は、リピート割引という制度を使える場合があります。
リピート割引の受験料は、2026年12月の試験日までに申し込む場合で6,710円、2027年以降の試験日では7,150円が目安です。
2回目以降の受験では、この割引を使うことで通常より1,000円ほど安く受けられます。
TOEICの受験料の目安を、次の表にまとめました。
| 受験の区分 | 受験料の目安(税込) |
|---|---|
| 通常(紙の認定証あり) | 7,810円 |
| 通常(紙の認定証なし) | 7,700円 |
| リピート割引 | 6,710円から7,150円 |
この金額は改定されることがあるため、申し込む前に公式サイトで最新の受験料を確認してください。
TOEICの受験料は、これまでにも改定されてきた経緯があります。
数年前の情報や、知人から聞いた金額のままだと、実際の受験料と食い違っていることもあります。
申し込みの直前に、必ず公式サイトで今の受験料を確認する習慣をつけておくと安心です。
なお、ここまで紹介したのはListening & Readingの受験料です。
話す力と書く力を測るSpeaking & Writingのテストは別の試験で、受験料も異なり、Listening & Readingより高く設定されています。
多くの方が受けるのはListening & Readingのため、単にTOEICの受験料という場合は、7,810円前後を目安と考えておくとよいでしょう。
また、学校や企業などの団体で受けるIPテストは、公開テストとは料金体系が異なり、より安く受けられる場合があります。
IPテストは団体単位で実施されるため、自分の学校や勤務先が実施しているかどうかで利用できるかが決まります。
自分が個人で申し込む公開テストなのか、団体を通したIPテストなのかによって、受験料が変わる点を押さえておきましょう。
受験料は申し込み時に前払いするのが基本です。
TOEICの料金に含まれるもの
TOEICの受験料として支払う金額には、試験そのものだけでなく、いくつかのサービスが含まれています。
まず含まれるのは、リスニングとリーディングの試験です。
TOEIC Listening & Readingでは、この2つの技能をまとめて受験し、それぞれのスコアと合計スコアが算出されます。
スコアは10点から990点までの5点刻みで示され、合否ではなく点数で英語力が評価されます。
Listening & Readingは合計200問で構成され、試験時間はおよそ2時間です。
リスニングとリーディングのそれぞれで5点から495点までのスコアが出て、その合計が全体のスコアになります。
このように、1回の受験料で200問分の試験と、技能ごとのスコアの算出までがまかなわれています。
次に含まれるのが、結果の確認とスコアの通知です。
受験後は、インターネット上で自分のスコアを確認でき、デジタルの公式認定証も発行されます。
紙の公式認定証を希望した方には、後日その認定証が郵送されます。
デジタルの認定証は、申込サイトから表示したり保存したりできます。
提出先がデジタルの認定証を認めている場合は、これを保存しておけば紙の発行を待たずに手続きを進められます。
つまり、受験料には試験の実施だけでなく、採点とスコアの通知まで含まれていると考えるとわかりやすいでしょう。
もう1つ知っておきたいのが、スコアの有効期限の考え方です。
TOEICのスコアそのものに公式な有効期限はありませんが、公式認定証を再発行できるのは受験から2年以内とされています。
また、出願先や提出先の多くは、受験から2年以内のスコアを有効とみなす傾向があります。
そのため、実質的には受験から2年以内のスコアが使える期間と考えて、提出の時期から逆算して受験することが大切です。
なお、受験料に含まれるのはあくまで1回分の受験です。
目標スコアに届かずにもう一度受験する場合は、その回の受験料をあらためて支払うことになります。
TOEICの料金を支払う方法
TOEICの受験料は、公式の申込サイトから手続きして支払います。
まず申込サイトでアカウントを登録し、受験するテストの回と、午前または午後の受験時間を選びます。
そのうえで、クレジットカードやコンビニエンスストア払いなどで受験料を支払うと、申し込みが確定します。
利用できる支払い方法は選んだ手続きによって異なるため、申し込みの画面で確認してください。
受験料は前払いのため、支払いが完了して初めて申し込みが確定します。
コンビニ払いを選んだ場合は、支払い期限までに店頭で入金しないと申し込みが確定しないため、早めに支払いを済ませましょう。
リピート割引を使う場合は、申し込みの際に対象となる条件を満たしているかを確認する必要があります。
割引の対象や申し込み方法は公式サイトで案内されているため、2回目以降の受験では、割引が使えるかを申し込み前にチェックしておくと安心です。
学校や勤務先に費用を申請する予定がある方は、支払い後に発行される決済の控えを保管しておくと、後から提出しやすくなります。
申し込みの際には、受験する時間帯として午前か午後のどちらかを選びます。
受験する地域や会場は選べる範囲が決まっており、希望の会場が定員に達すると選べないこともあります。
早めに申し込むほど、希望の会場や時間帯を確保しやすくなります。
TOEICを受ける前に確認したい費用の注意点
TOEICの受験料は前払いの一括払いが基本ですが、申し込みの前に知っておきたい注意点がいくつかあります。
1つ目は、紙の公式認定証を希望するかどうかです。
紙の認定証を希望すると受験料がやや高くなるため、デジタルの認定証で足りるかどうかを考えて選びましょう。
提出先が紙の認定証を求めている場合は、あらかじめ希望しておく必要があります。
2つ目は、申し込み後の変更やキャンセルの扱いです。
TOEICの公開テストでは、申し込み後の受験料の返金や、他の日程への振り替えができないのが基本です。
そのため、受験できる日程を確認したうえで、確実に受けられる回に申し込むことが大切です。
3つ目は、受験回数による総額の増加です。
受験料を7,810円とすると、1回で目標スコアに届けば費用は7,810円ですが、2回受験すればおよそ15,000円前後、3回受験すればおよそ22,000円前後と、回数に応じて増えていきます。
2回目以降はリピート割引を使えば1回あたりの負担を抑えられますが、それでも回数が増えるほど総額は大きくなります。
| 受験パターン | 受験料の合計目安 |
|---|---|
| 1回で目標達成 | 約7,810円 |
| 2回受験 | 約14,500円 |
| 3回受験 | 約21,200円 |
この試算からわかるのは、受験回数を減らすことが総額を抑える近道だという点です。
本番形式で時間を計った練習を重ね、苦手なパートを事前に把握しておくと、少ない回数で目標スコアに近づけます。
4つ目は、公開テストとIPテストの違いです。
同じTOEICでも、個人で受ける公開テストと、団体で受けるIPテストでは受験料が異なります。
IPテストのほうが安い場合が多いものの、実施している団体に所属している必要があるため、誰でも受けられるわけではありません。
自分が利用できるのはどちらかを確認したうえで、費用を比べてみましょう。
5つ目は、対策にかかる費用です。
まずは公式が公開している問題形式のサンプルや、無料で使える学習素材で形式に慣れ、足りない部分だけを教材で補うと、教材費の使いすぎを防げます。
これらの注意点を踏まえて、受験料そのものだけでなく、受験回数や認定証の希望まで含めた総額で計画を立てておくと安心です。
TOEICの受験料に関するよくある質問
TOEICの受験料はいくらですか?
もっとも受験者が多い公開テストのListening & Readingで、7,810円(税込)です。
紙の公式認定証を希望しない場合は7,700円(税込)と、少し安くなります。
金額は改定されることがあるため、申し込み前に公式サイトで最新の受験料を確認してください。
TOEICにリピート割引はありますか?
過去に公開テストを受けたことがある方は、リピート割引を使える場合があります。
割引後の受験料は6,710円から7,150円ほどが目安で、2回目以降の受験の負担を抑えられます。
対象となる条件は公式サイトで確認してください。
TOEICの支払い方法には何がありますか?
クレジットカードやコンビニエンスストア払いなどから選べるのが一般的です。
前払いのため、支払いが完了して初めて申し込みが確定します。
コンビニ払いは入金の期限があるため、早めに支払いを済ませましょう。
TOEICは申し込み後にキャンセルや返金ができますか?
公開テストでは、申し込み後の受験料の返金や日程の振り替えができないのが基本です。
確実に受けられる日程を確認したうえで申し込むことが大切です。
やむを得ない事情がある場合の対応は、公式サイトの案内を確認してください。
TOEICの受験料を抑える方法はありますか?
もっとも効果的なのは、受験回数を減らすことです。
2回目以降はリピート割引を使い、紙の認定証が不要ならデジタルのみを選ぶことでも、費用を抑えられます。
学校や企業を通したIPテストが使える場合は、公開テストより安く受けられることもあります。



