
【この記事の監修者:英検コーチ塾長竹本明弘先生】
これまでTOEIC800点の合格者を多数輩出してきました。当記事では大学生がTOEIC800点に合格するための効果的な勉強法を具体的に解説します。大学生の生活スタイルに合った学習スケジュールや参考書選びも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
期間別に大学生におすすめのTOEIC800点取れる勉強法
TOEIC800点大学生を目指す際に最初に決めるべきことは、試験まで残り何ヶ月あるかということです。
勉強にかけられる期間によって、優先すべき学習内容や1日の勉強量が大きく変わります。
3ヶ月あるのか、2ヶ月しかないのか、あるいは1ヶ月しか残っていないのかによって戦略を立て直すことが、TOEIC800点大学生への近道になります。
どのプランを選ぶにしても共通して大切なのは、全パートをまんべんなく対策しようとせずに、自分が点数を伸ばしやすいパートに時間を集中させるという考え方です。
TOEIC800点大学生という目標は正しい戦略と継続的な学習があれば十分に達成できるため、まず自分の現状スコアを把握した上で最適なプランを選んでください。
大学生向けの3ヶ月でTOEIC800点取れる勉強法
TOEIC800点大学生を3ヶ月で目指す場合、最も重要な準備は最初の1ヶ月で基礎固めをしっかり行うことです。
まず単語については、TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ(通称 金フレ)を使って1日150語から200語を高速で覚えるペースで進めましょう。
TOEIC800点大学生を達成するためにはビジネス場面でよく使われる約8000語レベルの語彙が求められると言われており、金フレの1000語を最低でも7周以上繰り返すことで記憶への定着率が大幅に高まります。
1単語に5秒以上かけずに知っている・知らないを素早く分類し、知らない単語だけを重点的に繰り返す方法が効率的です。
朝50語・通学中50語・夜100語という分散学習で1日200語ペースを維持することで、1ヶ月で7周に近いペースを実現できます。
リスニング対策については最初の1ヶ月でPart1とPart2に集中して取り組みましょう。
たとえばPart2では次のような短い質問文に対して適切な応答を選ぶ問題が25問出題されます。
例として「When will the conference room be available?」(会議室はいつ空いていますか)という質問に対して、時刻や日程を答える選択肢と全く関係ない内容の選択肢の中から正解を選ぶ形式です。
この段階では1日10問から15問を解き、解いた後に必ずスクリプトを見ながら音声と同じスピードで5回から7回音読する練習を行いましょう。
2ヶ月目に入ったら、リスニングはPart3とPart4の対策に移行し、リーディングのPart5文法問題を1日15問解くことを習慣にしていきます。
Part3の会話問題では「次の会話を聞いて設問に答えなさい。男性はこの後何をする予定ですか」というような問題が出るため、音声が流れる前に設問と選択肢を先読みする習慣をつけることが正答率を大幅に上げるカギになります。
3ヶ月目はPart7の長文読解対策と模試演習に集中し、リーディング全体の時間配分を体に染み込ませましょう。
具体的にはPart5を10分・Part6を8分・Part7を57分という配分を目指して、本番形式の演習を繰り返すことが大切です。
TOEIC800点大学生を目指すなら3ヶ月プランが最も余裕をもって対策できるため、早めに取り組み始めることをおすすめします。
大学生向けの2ヶ月でTOEIC800点取れる勉強法
TOEIC800点大学生を2ヶ月で達成するためには、単語とリスニングとPart5文法の3つに絞って集中的に取り組むことが大切です。
1ヶ月目は金フレを1日250語から300語のペースで高速回転させながら、リスニングのPart1とPart2の音読練習を1日合計25回以上行うことを目標にしてください。
Part2では「Is the marketing report ready?」(マーケティングのレポートは準備できていますか)のような応答問題が25問出題されます。
この部分を8割以上正答できるようになれば、リスニングスコアが大幅に安定します。
2ヶ月目はPart3とPart4の先読み練習を加えながら、Part5を1問15秒から20秒で解く速度を身につける演習を行いましょう。
Part5では「The sales —- increased significantly this quarter.」(選択肢が figure / figuring / figured / figurative の4択)のような品詞問題が頻出です。
選択肢を見た瞬間に品詞問題だと判断し、空欄前後の品詞関係だけで解けるようにすることが2ヶ月でのスコアアップを可能にします。
時間配分の練習は2ヶ月目の後半から積極的に行い、本番と同じ形式で合計200問を解く訓練をしっかりと積んでおくことが重要です。
TOEIC800点大学生という目標を2ヶ月で達成するためには、週末に模試演習を行い平日は単語とリスニング音読に集中するというリズムが効果的です。
大学生向けの1ヶ月でTOEIC800点取れる勉強法
1ヶ月という短期間でTOEIC800点大学生を目指す場合は、全パートをまんべんなく対策しようとするのではなく、最も点数が伸びやすい分野に絞って取り組むことが重要です。
現在のスコアが700点台の人は、自分のリスニングとリーディングのどちらのスコアが低いかを確認し、低い方を集中的に底上げする戦略が有効です。
単語については金フレを1日200語ペースで見ながら、同時進行でリスニングのPart2音読かPart5の集中演習のどちらか一方に特化して取り組みましょう。
Part5では「Despite the heavy rain, the —- was held as planned.」(選択肢が ceremony / ceremonial / ceremonially / ceremonies の4択)のような名詞選択問題が頻出です。
このように出題パターンが決まっているため1ヶ月の集中演習でも大幅な正答率アップが期待できます。
1日の学習時間は最低でも2時間から3時間確保し、単語30分・リスニング演習と音読45分・リーディング演習45分という配分を守って進めることがTOEIC800点大学生への最短ルートになります。
大学生におすすめのTOEIC800点取れるリスニング勉強法
TOEIC800点大学生がリスニングで高得点を取るために最も重要なことは、英語を聞いた瞬間に意味を理解できるスピードを高めることです。
リスニングスコアを495点中360点以上確保することが、TOEIC800点大学生という目標の達成には必要になります。
Part1からPart4まで各パートで異なる対策が必要ですが、共通して大切なのは音読スピードを上げる練習です。
人間は自分が音読できるスピードよりも速い英語は聞き取れないという仕組みがあるため、音声を聞くだけの勉強では必ず限界が来ます。
公式問題集の音声を使って、スクリプトを見ながら音声と全く同じタイミングで声に出して読む同時音読を1日30分以上行うことが、TOEIC800点大学生になるための最も効果的なリスニング対策です。
Part1の写真描写問題では「A man is placing items on a shelf.」(男性が棚に商品を並べている)のような写真の状況を描写する選択肢から正しいものを選びます。
受動態の表現である is being done と現在完了の has been done の違いや、位置を表す前置詞の使い方に注意して練習を重ねましょう。
Part3とPart4では先読みが非常に重要で、「What does the man ask the woman to do?」(男性は女性に何をするよう頼んでいますか)のような設問を音声再生前に読んでおくことで、答えの手がかりを意識しながら聞けるようになります。
シャドーイングも効果的な練習法で、音声が流れると同時に0.5秒遅れで声に出してついていく訓練を1日15分続けることで、英語の処理スピードが格段に向上します。
TOEIC800点大学生を目指すなら、公式問題集を繰り返し使って同じ音声を何度も聞くよりも、1問1問の音読練習を丁寧に行う方がスコアアップへの近道になります。
Part4では「Please be informed that the annual conference will be held on Friday, March 15th.」(年次カンファレンスは3月15日金曜日に開催されることをお知らせします)のようなアナウンス形式の英文が流れます。
誰が・何を・いつ・なぜ・次に何をするかという5つの視点を意識して聞き取る練習をすると、Part4の正答率が安定してきます。
大学生におすすめのTOEIC800点取れるリーディング勉強法
TOEIC800点大学生を目指す上でリーディングの最大の課題は、75分という制限時間内に100問すべてを解き切ることです。
リーディングで全問解き切れる受験者は全体の上位30%程度と言われており、時間管理こそがTOEIC800点大学生への分水嶺になります。
Part5では「The project manager —- the deadline by two days.」(選択肢が extended / extending / extension / extends の4択)のような動詞の形を問う問題や品詞問題が頻出です。
1問20秒以内で解く練習を毎日30問ずつ続けることで、Part5を10分以内に終わらせる実力が身についてきます。
Part7の長文読解では、設問を先に読んでから本文に目を通す読み方を習慣にしましょう。
「What is the purpose of this email?」(このメールの目的は何ですか)のような設問が事前に分かっていれば、本文全体を精読する必要がなくなります。
文書の種類がメールなのか広告なのかスケジュール表なのかを最初の数行で判断できるようにすることも、速読力を上げる上で重要なポイントです。
ダブルパッセージやトリプルパッセージでは、複数の文書にまたがって答えを見つけるクロスリファレンス問題が出ます。
メールに記載された会議の日程が添付されたスケジュール表のどの予定に当たるかを素早く判断するような問題で、文書間の関連性を見抜く練習を重ねることがTOEIC800点大学生には欠かせません。
復習では必ず正解の根拠となる本文の箇所を確認し、選択肢が本文のどの表現を言い換えているかをセットで覚えるようにしましょう。
Part7に十分な時間を残すためには、Part5を10分・Part6を8分という目標タイムを厳守する意識を平日の演習から徹底しておくことが大切です。
大学生におすすめのTOEIC800点取れるライティングの勉強法
TOEIC800点大学生を目指す方の中には、就職活動や大学院進学などを見据えてTOEIC Speaking & Writing テストのライティングセクションにも取り組む方が増えています。
TOEIC SWのライティングパートは3つのセクションで構成されており、写真描写の英作文・メールへの返信・意見を述べるエッセイライティングが出題されます。
TOEIC L&Rで800点を取得済みの大学生がSWのライティングでも高得点を目指すためには、まず正確な英文を短時間で書く力を養う必要があります。
意見を述べるエッセイでは「Do you agree or disagree with the following statement: Technology has made it easier for people to communicate.」(テクノロジーは人々のコミュニケーションを簡単にした。この意見に賛成ですか反対ですか)のような問題が出ます。
こうした問題に対して、結論を最初に述べてから理由を2つ挙げて展開するという論理的な構成を使うと英語のエッセイを書きやすくなります。
毎日1テーマについて15分で英語のメモ書きをする練習から始め、徐々に完成した文章を書く時間を延ばしていくことをおすすめします。
TOEIC SWのライティングでも頻出するビジネス場面の語彙は、TOEIC L&Rの単語学習と並行して覚えることができます。
金フレに収録されているビジネス語彙を積極的に活用し、実際にライティングの中でそれらの単語を使う練習をすることでTOEIC800点大学生としてのトータルな英語力を高めましょう。
1日の学習スケジュールにライティング練習を15分から20分組み込み、書いた英文をスマートフォンの翻訳アプリや英語学習アプリで確認する習慣をつけると、独学でも着実にライティング力が向上します。
大学生におすすめのTOEIC800点取れる面接とスピーキングの勉強法
TOEIC800点大学生がスピーキング力も身につけたい場合は、TOEIC SWのスピーキングセクション対策が役に立ちます。
TOEIC SWのスピーキングパートは、文の音読・写真描写・質問への応答・情報を使った質問への応答・意見を述べる問題の5つで構成されています。
「Respond to the following question in complete sentences. How often do you use public transportation?」(次の質問に完全な文で答えてください。公共交通機関をどのくらいの頻度で利用しますか)のような問題では、理由とともに自分の意見を英語で即座に述べる力が必要です。
スピーキング力を高めるためには、TOEIC L&Rのリスニング練習で行っている音読やシャドーイングがそのままトレーニングになります。
毎日5分から10分、英語ニュースや公式問題集の音声を聞きながら声に出して繰り返す練習を続けることで、自然な発音とリズムが身についていきます。
また1日1回英語で1分間スピーチをする練習を取り入れることも効果的です。
テーマは自分の大学生活・将来の目標・好きな勉強方法など身近なトピックから始めて、徐々にビジネステーマへと広げていきましょう。
TOEIC800点大学生として就職活動の面接で英語を使う場面も想定しながら、日常的に英語で話す習慣をつけることが長期的なスピーキング力向上につながります。
公式問題集のPart3やPart4の英文をお手本として声に出して繰り返し読む練習が、発音やイントネーションの改善にも非常に効果的です。
大学生におすすめのTOEIC800点取れる単語の覚え方
TOEIC800点大学生を目指す上で、語彙力の強化は最も時間がかかりながらも最も確実にスコアに直結する対策です。
TOEIC800点レベルには約8000語の語彙が必要と言われており、TOEIC頻出の単語帳を使った効率的な暗記が欠かせません。
おすすめの単語帳は金フレで、1000語がTOEIC頻出順に並んでいるため効率よく学習を進めることができます。
覚え方のポイントは完璧に覚えようとせず、1日100語から200語を高速でチェックして同じ単語帳を7周以上繰り返すことです。
1単語に5秒以上かけずに知っている・知らないを素早く分類していくだけで十分で、同じ単語に何度も出会うことで自然と記憶に定着していきます。
特にTOEICでよく出るビジネス語彙のジャンルは4つあり、人事関連ではhire・resign・promote・recruitなどが頻出です。
会議関連ではagenda・adjourn・minutes・conference、財務関連ではrevenue・budget・quarterly・invoice、出張関連ではitinerary・accommodation・reimburseなどが繰り返し登場します。
これらのジャンルを意識して語彙を整理することで、リスニングでもリーディングでも文脈から意味をつかみやすくなります。
金フレに加えて公式問題集の長文中に出てきた知らない単語を毎回ノートにメモし翌日の単語学習に加える習慣をつけることも、TOEIC800点大学生への語彙力強化に効果的です。
朝に50語・通学中に50語・夜に100語というように1日の中で複数回に分けて単語に触れることで、分散学習効果により記憶への定着率がさらに高まります。
大学生におすすめのTOEIC800点取れる英文法の勉強法
TOEIC800点大学生を目指すにあたって、英文法の理解はPart5とPart6の得点に直接影響します。
TOEIC頻出の文法項目は品詞問題・時制・関係代名詞・接続詞と前置詞の使い分け・仮定法・比較級の6つに集中しており、これらを徹底的に押さえることが効率的な対策になります。
Part5の品詞問題では「The —- of the new product exceeded expectations.」(選択肢が introduce / introduction / introduced / introducing の4択)のように、空欄に入る品詞を文構造から判断する問題が多数出ます。
空欄の前に冠詞のthe・a・anがあれば名詞が入り、動詞の前後にある場合は副詞か形容詞が入るという法則を覚えておくと素早く判断できるようになります。
接続詞と前置詞の使い分け問題では「—- the heavy workload, the team completed the project on time.」(選択肢が Despite / Although / Because / Since の4択)のように、空欄の後ろが名詞句か節かを確認して答えを選びます。
接続詞の後ろには主語と動詞を含む節が来て、前置詞の後ろには名詞や名詞句が来るというルールを身につけておきましょう。
英文法の学習には公式問題集のPart5を使った演習が最も効果的で、1問解くごとに正解根拠を言語化できるようにすることがTOEIC800点大学生への文法力向上の近道です。
TOEIC L&R TEST 文法問題 でる1000問(通称 でる1000)もPart5対策の定番教材で、パターン別に大量の演習ができるため集中的に文法力を強化したい大学生に特におすすめです。
でる1000は解説が丁寧で、なぜその答えになるのかを理解しながら学習できるため、単なる問題演習を超えた文法知識の定着が期待できます。
大学生がTOEIC800点を短期間で取るコツ
TOEIC800点大学生が短期間でスコアアップを実現するために最も重要なコツは、全パートを均等に対策しようとしないことです。
現在のスコアを分析して、どのパートで点数を伸ばせばTOEIC800点に届くかを明確にしてから、優先すべきパートに集中して勉強時間を配分することが短期合格の鍵です。
たとえば現在740点でリスニングが350点・リーディングが390点という場合、リスニングを50点伸ばすことを最優先にした方がトータルスコアが効率よく上がります。
リスニングを50点上げるためにはPart3とPart4の先読みを習慣化することと、音読スピードを上げることの2点に絞って練習することが有効です。
公式問題集を使って毎週1セットの模試を本番と同じ時間設定で解き、パート別の正答率を記録することで自分の成長を可視化することも短期間でのモチベーション維持に役立ちます。
また、TOEIC800点大学生を目指す上で見落としがちな対策が試験当日の時間管理です。
特にリーディングセクションでは、Part5で迷った問題に時間をかけすぎてPart7が解き切れなくなるパターンが非常に多いです。
1問30秒以上悩んだら一旦マークして次に進む練習を平日の演習からルール化しておくことが大切です。
大学生がTOEIC800点を短期で達成するための勉強法のポイント
TOEIC800点大学生を短期で達成するための勉強法には、いくつかの共通した重要ポイントがあります。
まず最初のポイントは毎日勉強を継続することです。
単語力とリスニング力は短期間で一気につくものではなく、毎日少しずつ積み重ねることで初めて力がつく分野です。
1日2時間まとめて勉強するよりも1日30分の勉強を毎日継続する方が語彙力とリスニング力の定着率は高いとされており、継続性こそがTOEIC800点大学生への最重要ポイントです。
2つ目のポイントは模試の復習を解くこと以上に重視することです。
公式問題集を解いて答え合わせをするだけで終わっている大学生が多いですが、TOEIC800点大学生になるためには間違えた原因を単語不足・文法不足・時間不足・先読み不足の4種類に分類して対策することが重要です。
3つ目のポイントは公式問題集を最優先で使うことです。
ETS(主催団体)が発行している公式問題集は本番と同じクオリティの問題が収録されており、他のどの参考書よりも本番に近い環境で練習できます。
4つ目のポイントはスキマ時間を最大限に活用することです。
授業の合間・通学時間・食事中など1日に積み重なるスキマ時間は合計で2時間から3時間になることもあります。
この時間に金フレの単語学習やリスニングの音声確認を行うだけで、TOEIC800点大学生への歩みを大幅に加速できます。
大学生のTOEIC800点の合格率(突破率)
TOEIC L&Rは合格・不合格という概念がなく、スコアで英語力を測定するテストです。
大学生全体の中でTOEIC800点以上を達成している割合がどのくらいかを把握しておくことは、目標設定の参考になります。
TOEIC公式データによると2024年度の全受験者平均スコアはおよそ615点前後とされており、TOEIC800点以上を取れる受験者は全体の約20%から25%程度と推定されています。
これは全受験者の中での割合であり、大学生のみに限定するとさらにハードルが上がる可能性があります。
特に英語を専門としない学部の大学生にとってTOEIC800点大学生という称号は、就職活動においても大きなアドバンテージになります。
大手企業の多くがTOEICのスコアを採用基準に取り入れており、600点以上で英語力があると評価されるケースが多い中、800点以上を持つ大学生は英語を使った仕事や海外での業務も任せられる人材として高く評価される傾向があります。
外資系企業や商社・メーカーのグローバル部門などでは入社条件や昇格条件にTOEIC800点以上を定めているケースも多く、TOEIC800点大学生は就職活動において非常に強みを持てます。
裏返して言えば、現在TOEIC800点以上を持っている大学生は上位20%から25%という少数派であるため、今からしっかりと対策すれば周囲との差別化が十分に図れるということでもあります。
大学生がTOEIC800点を取る難易度
TOEIC800点大学生という目標を達成するためにどれくらいの難易度なのかを正直にお伝えすると、簡単ではないが決して不可能ではないという表現が最も正確です。
英語を専門にしていない大学生がゼロから始めた場合、TOEIC800点に到達するためには一般的に600時間から800時間程度の学習時間が必要だと言われています。
ただし、現在すでに600点台や700点台のスコアを持っている大学生であれば、3ヶ月から6ヶ月程度の集中学習でTOEIC800点大学生になれる可能性は十分にあります。
TOEIC800点を取る難しさの本質は英語力そのものよりも、TOEICという試験特有のテスト戦略を身につけられるかどうかにあります。
たとえばリーディングで75分間に100問すべてを解き切るためには、Part5を10分以内で解く速度とPart7を設問先読みで効率よく解くスキルが必須です。
これらの技術は単に英語を勉強するだけでは身につかず、TOEICの問題を繰り返し解く実践練習の中でしか習得できません。
また現在のスコアが600点台の大学生がTOEIC800点を目指す場合、最初の2ヶ月は単語とPart5の基礎固めに専念し、3ヶ月目以降に長文読解の本格対策に移行するという段階的なアプローチが難易度を下げる上で非常に効果的です。
TOEIC800点大学生という目標は高いように感じられますが、正しい勉強法と継続的な努力があれば多くの大学生が十分に達成できる現実的なゴールです。
よくある質問
TOEIC800点大学生になるためには1日何時間勉強すればよいですか
TOEIC800点大学生を目指す場合、1日の学習時間の目安は平日で最低2時間・休日で3時間から4時間です。
これを3ヶ月継続すると合計180時間から200時間の学習時間が確保できます。
ただし、学習内容を単語・リスニング・リーディングにバランスよく配分することが大切で、具体的には単語に30分・リスニング演習と音読に60分・リーディング演習に30分という配分から始めて自分の弱点に応じて調整していくのがおすすめです。
1日のまとまった勉強時間が確保できない場合でも、通学中に金フレの単語を見る・食事中にリスニング音声を流すといったスキマ時間の活用を組み合わせることで、TOEIC800点大学生への学習時間を十分に確保することが可能です。
重要なのは勉強の量よりも質と継続性であり、毎日少しでも英語に触れる習慣を維持することがTOEIC800点大学生という目標への最短ルートになります。
大学生の場合は授業やサークルなど予定が多いことも事実ですが、金フレはコンパクトサイズで常に持ち歩けるため、電車の中や待ち時間など1日に何度もある5分のスキマ時間を積み重ねることで着実に語彙力を高めることができます。
TOEIC800点大学生になるための最もおすすめの参考書はどれですか
TOEIC800点大学生を目指す上で最もおすすめの参考書は、金フレと公式TOEIC Listening & Reading 問題集の2冊です。
金フレはTOEIC頻出の1000語を効率よく覚えるための単語帳で、TOEIC800点大学生を目指すすべての人に必須の教材です。
公式問題集はETS(主催団体)が出版しており本番と全く同じ品質の問題が収録されているため、実践力を高めるための演習に最も適しています。
Part5の文法力を強化したい場合はでる1000を加えると、パターン別の演習で文法問題の正答率を大幅に上げることができます。
700点台から800点以上を目指す人にはTOEICテスト990点 新・全方位シリーズ(ジャパンタイムズ出版)がおすすめで、弱点分析テストから高負荷トレーニング・総仕上げ模試という3ステージ構成で効率よくスコアアップを図ることができます。
このシリーズはリスニング・リーディング・文法と語彙の3冊で構成されており、TOEIC満点保持者が監修したハイレベルなトレーニング問題が収録されています。
参考書を選ぶ際に最も大切なことは1冊を完璧に仕上げることで、複数の参考書に手を出すよりも金フレと公式問題集の2冊を徹底的にやり込む方がTOEIC800点大学生への近道になります。
TOEIC800点大学生は短期間で目指せますか
現在のスコアにもよりますが、TOEIC800点大学生を短期間で達成することは十分に可能です。
現在600点台後半の方であれば、1日2時間から3時間の集中学習を3ヶ月続けることでTOEIC800点大学生になれる可能性は高いです。
700点台の方であれば弱点パートを重点的に対策することで2ヶ月から3ヶ月での達成が現実的です。
ただし、英語の基礎が不十分な状態でゼロから800点を目指す場合は6ヶ月から1年程度の学習期間を見込んでおくことが現実的です。
短期間での達成を目指す場合のポイントは全パートを対策しようとせずに、スコアが伸びやすいパートに集中することです。
特にPart2のリスニングとPart5の文法問題は短期間でも点数が伸びやすいため、まずこの2つのパートの正答率を上げることに集中する戦略が有効です。
TOEIC800点大学生という目標を掲げたら早めに公式問題集で現在のスコアを確認し、どこを集中的に対策するべきかを明確にしてから学習をスタートすることをおすすめします。
TOEIC800点大学生を目指す際にリスニングとリーディングのどちらから対策すべきですか
TOEIC800点大学生を目指す際にリスニングとリーディングのどちらを先に対策すべきかについては、現在の自分のスコア状況を確認した上で決めることが最も重要です。
一般的にリスニングはスコアが伸びるまでに時間がかかるため、余裕がある場合は先にリスニング対策から始めることをおすすめします。
リスニングで高得点を取るためには音読スピードを上げる練習が必要で、これには最低でも1ヶ月から2ヶ月の継続的な訓練が必要です。
公式問題集のスクリプトを音声と同じスピードで音読する練習を1日30分行い、音声が遅く感じられるようになるまで繰り返しましょう。
一方でリーディングのPart5は1週間から2週間の集中演習でも正答率を上げることができるため、試験まで残り1ヶ月という状況であればリーディングのPart5対策を優先し、3ヶ月以上あるならリスニングから着手するというアプローチが効果的です。
TOEIC800点大学生という目標を達成するためには、最終的にリスニングスコアで360点以上・リーディングスコアで440点以上を目安にすることが一つの指標になります。
どちらのスコアが目安に届いていないかを確認してから優先順位を決め、効率的に弱点を補強していきましょう。
TOEIC800点大学生を目指す上でよくある失敗パターンと対策を教えてください
TOEIC800点大学生を目指す大学生が陥りやすい失敗パターンはいくつかあります。
最もよくある失敗は、問題を解いて答え合わせをするだけで終わって復習を省略してしまうことです。
模試を解くことは練習でしかなく、本当の実力アップは復習の中で起こります。
間違えた問題については必ず正解の根拠を本文から探し、選択肢が本文のどの表現を言い換えているかまで確認する習慣をつけましょう。
2つ目の失敗パターンは多くの参考書を同時に使おうとすることです。
TOEIC800点大学生になるためには金フレと公式問題集の2冊を完璧に仕上げる方が、5冊の参考書を中途半端にこなすよりもはるかに効果的です。
3つ目の失敗パターンは試験直前になって全パートを完璧にしようと焦ることです。
直前期こそ現在最も伸びやすいパート1つに集中し、残りのパートは最低限の正答率を維持する戦略が有効です。
4つ目の失敗パターンは単語を1日20語ずつ完璧に覚えようとすることです。
記憶の仕組みとして1回に長時間かけるよりも短時間を繰り返す方が定着率が高いため、1日150語から200語を高速で見て同じ単語帳を7周以上する方法が正しいやり方です。
TOEIC800点大学生という目標を達成した先輩たちに共通するのは、正しい方法で毎日継続した学習を積み重ねたことです。
焦らず着実に基礎を固め、模試で弱点を発見して集中対策するというサイクルを繰り返すことがTOEIC800点大学生への最も確実な道になります。





