
【この記事の監修者:英検コーチ塾長竹本明弘先生】
これまでTOEIC750点の合格者を多数輩出してきました。当記事ではTOEIC750点に合格するための効果的な勉強法を具体的に解説します。ぜひ参考にしてみてください。
TOEIC750点のレベルと難易度
TOEIC750点は、TOEICの満点である990点に対して約76%の得点率になります。
TOEICのスコア帯は990点満点で、全国の受験者の平均スコアは毎年580点台前後で推移しています。その中でTOEIC750点という数字は、一般的な受験者の中でも上位20%から25%に入るハイレベルなスコアです。
特に大学受験を終えたばかりの高校生や大学生にとって、TOEIC750点は決して簡単に届くスコアではなく、相当な英語力が求められる水準にあります。
TOEIC750点を取得するためには、語彙力・文法・リーディング・リスニングのすべてにおいて高い完成度が必要です。
たとえばリスニングでは、ネイティブスピーカーが話す自然な速度の会話や、複数の登場人物が出てくるビジネス場面のやり取りを正確に理解する力が求められます。リーディングでは、長文のビジネスメールや広告・通知文書などを素早く読み解く速読力と読解力が必要です。
TOEIC750点は英語力の目安として、採用活動や昇進の条件に使われることも多く、就職活動においても高く評価されるレベルです。大学受験の段階でこのスコアを目指すことは非常に価値があり、英語力を証明する強力な武器になります。
TOEIC750点のリスニングとリーディングそれぞれの目安としては、リスニングが380点前後、リーディングが370点前後という配分が一つの参考になります。
TOEIC750点を達成するためにかかる勉強時間は、英語の基礎がある状態から始めた場合でも最低200時間から300時間程度が必要だといわれています。英語の基礎が十分でない場合には500時間以上の学習が必要になることもあります。
特に大学受験の英語勉強と並行してTOEIC750点を目指す場合は、受験英語とTOEICの形式の違いを意識しながら学習を進めることが重要です。受験英語では文法や読解が中心になりますが、TOEICではリスニングが全体の半分を占めるため、リスニング対策を日常的に取り入れる必要があります。
TOEIC750点は英検換算するとどのレベル?
TOEIC750点を英検に換算すると、英検2級から英検準1級の間に位置するレベルです。
英検とTOEICはそれぞれ異なる目的で設計されたテストですが、共通の英語能力指標であるCEFRを通じて比較することができます。TOEIC750点はCEFRのB1からB2の境界付近に位置するとされており、英検2級がB1からB2、英検準1級がB2に対応していることから、TOEIC750点は英検2級を少し上回る水準といえます。
英検2級の合格に必要とされるスコアの目安として、TOEICでは730点程度が一つの基準とされています。そのため、TOEIC750点は英検2級の合格水準を超えており、英検準1級を目指せる手前の位置にあると考えるのが妥当です。
英検2級は高校卒業レベルの英語力が目安とされており、語彙数は約5000語から6000語程度が必要とされています。一方で英検準1級になると必要語彙数は約7500語から9000語にまで増え、難易度が大幅に上がります。
TOEIC750点の語彙レベルはおよそ8000語から10000語程度が目安とされており、英検準1級の語彙水準にも匹敵する力が必要です。
したがって、英検の観点からみると、TOEIC750点は英検2級にはほぼ確実に合格できるレベルであり、英検準1級の合格圏内に近づいている段階と捉えると良いでしょう。
大学受験において英語外部試験を活用する際、TOEIC750点と英検2級はほぼ同等の評価を受ける場合も多くあります。志望校が英検を活用した入試制度を採用している場合は、TOEIC750点相当の英語力があれば英検2級合格は十分に狙える範囲にあります。
TOEIC750点と英検2級のどちらを先に目指すかについては、大学受験の入試制度をまず確認した上で判断するのが最も効率的です。英検は読む・聞く・書く・話すの4技能が問われますが、TOEICは読む・聞くの2技能のみであるため、試験の性質に合わせた学習戦略を立てることが重要です。
TOEIC750点のリーディングのレベルと難易度を英検と比較
TOEIC750点のリーディングパートは、英検でいえば英検2級から英検準1級の読解問題に相当する難しさです。
TOEICのリーディングパートは100問が75分で出題され、短文穴埋め問題・長文穴埋め問題・読解問題の3つのパートで構成されています。TOEIC750点を達成するためには、このリーディングパートで370点前後を取ることが一つの目標になります。
TOEICのリーディング問題の特徴として、ビジネスシーンを想定した実用的な英文が多く出題されます。社内メール・広告・お知らせ・スケジュール表などが主な題材であり、速読力と精読力の両方が求められます。
英検2級のリーディングと比べると、TOEICのリーディングは文章の長さやビジネス語彙の偏りが異なりますが、必要な読解力のレベルは近い水準にあります。英検準1級のリーディングになると、抽象的なテーマや論説文も多く登場するため、TOEICのリーディングとは出題の方向性が異なります。
TOEIC750点レベルのリーディング力を鍛えるためには、公式問題集を繰り返し解くことが基本です。TOEIC公式問題集シリーズは最も信頼性の高い教材であり、問題傾向を把握するために必ず活用すべきです。
また、速読力を高めるためには多読学習も効果的です。1日15分から30分程度、英語の短いニュース記事や英語ブログを読む習慣をつけることで、TOEICのリーディングパートで求められる情報処理のスピードが向上します。
英検2級のリーディングは、語彙問題や文補充問題・長文読解などが出題され、TOEICとは異なる対策が必要な部分もあります。しかし、どちらの試験でも英文を素早く正確に読む力は共通して重要であり、英検対策として長文を毎日読む習慣はTOEIC750点のリーディング対策にも直結します。
TOEICのリーディングパートでよくある失敗として、時間内に問題を解き終えられないことが挙げられます。TOEIC750点を目指す場合は、問題を解くスピードを意識した練習を欠かさないようにしてください。
単語帳についてはTEX加藤氏が著したTOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズが非常に人気の高い定番教材です。この一冊でTOEICに頻出する語彙を効率よく学ぶことができ、TOEIC750点のリーディングで求められる語彙力を養うのに役立ちます。英検2級の語彙学習と並行して取り組むと、どちらの試験でも役立つ語彙力を総合的に伸ばすことができます。
TOEIC750点のリスニングのレベルと難易度を英検と比較
TOEIC750点のリスニングパートは、英検でいえば英検準1級のリスニングに近い難しさです。
TOEICのリスニングパートは100問が45分で出題されます。写真描写問題・応答問題・会話問題・説明文問題の4つで構成されており、すべてが音声のみで進むため、高い聴解集中力が非常に重要です。
TOEIC750点を達成するためにはリスニングで380点前後が目安となり、ほぼすべての問題で安定して正解できる力が求められます。
英検2級のリスニングと比べると、TOEICのリスニングは話し手の数が多く、複数の人物が登場する会話形式の問題や、長い説明文を聞いて答える問題など、情報量が多い設問が特徴的です。英検準1級のリスニングになると、より学術的・抽象的な内容も含まれるため、TOEICのリスニングとはやや傾向が異なります。
TOEICのリスニングで使われる英語は基本的にアメリカ英語・イギリス英語・オーストラリア英語・カナダ英語の4種類のアクセントが混在しており、さまざまな発音に慣れる必要があります。英検のリスニングと比べると、アクセントの多様性はTOEICの方が際立っています。
TOEIC750点のリスニング力を鍛えるための教材として、スタディサプリENGLISH TOEICコースは非常に効果的です。このアプリでは実際のTOEICの出題形式に沿った練習ができ、解説もわかりやすいため、短期間でリスニング力を向上させるのに役立ちます。
また、シャドーイングという学習法もリスニング力の向上に大きく貢献します。シャドーイングとは、音声を聞きながら少し遅れてその英語をそのまま声に出してついていく練習法です。毎日10分から15分のシャドーイングを継続することで、TOEICのリスニングに求められる聴解スピードへの対応力が身につきます。
英検2級の二次試験でも面接形式のスピーキングが問われますが、TOEICのリスニングとは形式が異なるため、試験に合わせた対策を意識することが大切です。英検2級対策で面接練習を積み重ねることは英語の発音や語感の向上にもつながるため、間接的にTOEIC750点のリスニング対策にも良い影響を与えます。
リスニングの教材としては、TOEICの公式問題集に付属する音声を繰り返し聞く方法が最も効果的な基本練習です。1回解いて終わりにするのではなく、スクリプトを見ながら何度も音声を聞き直すリスニング精聴の習慣を身につけると、TOEICのリスニング750点レベルへの到達が早まります。
TOEIC750点と英検をCEFRを軸に比較
TOEIC750点と英検を比較する際に最も有効な指標がCEFRです。
CEFRはA1・A2・B1・B2・C1・C2の6段階で英語力を評価する国際基準であり、TOEIC・英検・IELTSなど異なる試験の英語力を横断的に比較することができます。
TOEICとCEFRの対応は公式に示されており、TOEIC550点から784点がB1からB2の範囲、785点以上がB2とされています。TOEIC750点はこの基準ではB1からB2の境界付近に位置します。
英検とCEFRの対応は次のようになっています。英検5級はA1、英検4級はA1、英検3級はA2、英検準2級はA2からB1、英検2級はB1からB2、英検準1級はB2、英検1級はC1となっています。
この対応関係から見ると、TOEIC750点のCEFRレベルはB1からB2の境界付近であり、英検でいえば英検2級の上位から英検準1級の入り口に相当します。
CEFRのB1レベルは、日常的なトピックについて要点を理解し、自分の意見を述べることができる水準です。B2レベルになると、抽象的なテーマについても理解でき、より複雑な英語を運用できる力が求められます。
TOEIC750点を取得した段階では、英語のビジネス文書を概ね理解できる力があるといえますが、英語で自在に議論する力や高度な論述力という点ではまだ伸びしろがある段階です。
大学受験において英語外部試験の活用が広まる中、CEFRを軸にした比較は非常に重要になっています。多くの大学が英検やTOEICのスコアをCEFRに換算して入試に利用しており、TOEIC750点と英検2級合格はどちらもB1からB2レベルとして同等に評価されることが多くあります。
CEFRのB2レベルを確実に達成するためには、TOEIC785点以上または英検準1級の合格を目標に設定することが一つの指針になります。TOEIC750点は既にその手前まで到達していることを意味するため、あと少しの努力でB2レベルの達成が見込める位置にあります。
TOEIC750点は大学の偏差値ではどれくらいのレベル?
TOEIC750点は大学の偏差値に換算すると、英語学部・国際学部などでおおむね偏差値60から65程度の大学の英語力に相当するといわれています。
もちろんTOEICは大学入試の試験とは出題形式が異なるため単純な比較は難しいですが、英語力の指標として参考にする場合、TOEIC750点を取得できる英語力は偏差値60以上の大学入試の英語に十分対応できる力があると考えられています。
たとえば、関関同立(関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学)や日東駒専(日本大学・東洋大学・駒澤大学・専修大学)よりも上のランクの英語学部・国際学部を目指す受験生にとって、TOEIC750点は英語力の証明として非常に有効です。
MARCHの英語入試においても、TOEIC750点程度の英語力があれば英語科目で安定した得点が見込めるレベルです。明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学のいずれも英語力を重視する大学ですが、TOEIC750点の英語力はこれらの大学の英語入試に対応できる水準といえます。
早慶の英語学部・国際系学部の入試では、TOEIC750点をもってしても難易度が高い問題が出題されるため、さらに高い英語力が求められる場合があります。TOEIC800点以上が一つの目安とされることもあり、早慶を目指す受験生はTOEIC750点を通過点と捉えてさらなる高みを目指すことが望ましいです。
英検との関係でいえば、偏差値60から65の大学を目指す受験生が英検2級に合格できる英語力を持っているのは珍しくなく、TOEIC750点と英検2級はどちらもこの偏差値帯の受験生が目標として設定しやすいスコアといえます。
大学受験においてTOEICや英検のスコアを入試に活用できる大学は年々増えており、外部試験の結果を英語の試験科目として利用する制度を取り入れる大学も多くなっています。TOEIC750点や英検2級以上のスコアを持っていると、入試で有利になる大学が複数あるため、高校生のうちからスコアを取得しておくことが非常に有益です。
具体的な活用例として、上智大学や国際教養大学などは英語外部試験の積極的な活用で知られており、TOEIC750点や英検準1級相当のスコアを持っていると入試において大きなアドバンテージになります。
TOEIC750点はすごい?すごくない?
TOEIC750点は、英語学習者の中では確実に上位層に位置するすごいスコアといえます。
日本のTOEIC公開テストの平均スコアは580点前後で推移しており、TOEIC750点はこの平均をおよそ170点以上上回るスコアです。これはTOEICを受験した全体の中でも上位20%から25%に入る水準であり、多くの英語学習者が目標とするハイスコアです。
大学受験生の立場から見ると、受験英語とTOEICは出題形式が全く異なるため、大学受験の勉強だけではTOEIC750点は簡単には届きません。受験英語は文法や読解が中心であるのに対して、TOEICはリスニングが半分を占めるため、専用の対策が必要です。
一方で、すごくないという意見がある背景として、ビジネスの世界ではTOEIC750点がすでに最低ラインとして設定されている企業も存在することが挙げられます。外資系企業や英語を日常的に使うグローバル企業では、TOEIC800点以上を採用の基準として設けているケースも珍しくありません。
しかし大学受験の段階でTOEIC750点を取得しているのは非常に優秀であり、英検でいえば英検準1級を目指せる実力があることを意味します。高校生や大学受験生にとってTOEIC750点は十分に誇れる成果です。
英検2級との比較でいえば、TOEIC750点を取得している受験生は英検2級の試験では安定した得点が見込めます。英検準1級へのチャレンジも現実的な目標として設定できるため、英語学習のモチベーションとして非常に価値があります。
TOEIC750点は就職活動においても評価されるスコアであり、多くの企業がTOEIC700点以上を英語力の証明として認めています。この点でも、TOEIC750点はすごいスコアだと自信を持っていえます。
英検準1級とTOEIC750点の両方を目標に学習を進めることで、英語の総合力が高まり、大学受験・就職活動・海外進学のどのシーンでも通用する英語力を身につけることができます。
TOEIC750点とCEFRを軸に他の英語資格と徹底比較
TOEIC750点のCEFRレベルはおおよそB1からB2の境界付近に位置しており、他の英語資格と比較しながら理解することで英語力の全体像をつかむことができます。
まず英検との比較です。英検2級はCEFRでB1からB2に相当し、TOEIC750点とほぼ同じ水準にあります。英検準1級はCEFRのB2に対応しており、TOEIC785点以上が同じB2レベルに分類されることから、英検準1級に合格するためにはTOEIC750点よりもさらに高い英語力が求められます。英検1級はCEFRのC1に対応しており、TOEIC満点に近いスコアでも英検1級の難易度には届かないといわれるほど、英検1級は別格の難易度を誇ります。
次にIELTSとの比較です。IELTSは主に留学や海外大学進学を目指す人が受験する試験であり、CEFRのB1に対応するスコアはIELTS4.5から5.0程度、B2に対応するのはIELTS5.5から6.5程度とされています。TOEIC750点のB1からB2レベルはIELTS5.5前後に相当するとされています。海外の大学への留学を希望する場合、多くの大学ではIELTS6.0以上が求められるため、TOEIC750点の英語力があればIELTS対策を行うことで留学に必要なスコアに近づくことができます。
GTECとの比較も見てみましょう。GTECはベネッセが提供する英語技能検定で、大学受験での活用が広がっています。CEFRのB1レベルはGTECのスコアで960から1189点程度に相当し、B2レベルは1190から1349点程度とされています。TOEIC750点の英語力はGTECでいえばB1からB2の範囲に対応します。大学入試においてGTECを利用する大学も増えているため、TOEIC750点の英語力はGTECでの高得点にもつながる可能性があります。
TOEFLとの比較では、CEFRのB2レベルはTOEFL iBTで72点から94点程度に相当するとされています。TOEFL iBTはアカデミックな英語が中心であるため、TOEICとは出題の性質が大きく異なりますが、TOEIC750点の英語力があればTOEFL iBT60点台後半から70点台前半程度を目指せる位置にあると考えられています。アメリカやカナダの大学への進学を目指す場合は、TOEFLのスコアを重視した対策が必要になります。
英語技能評価という観点では、TOEIC750点はビジネス英語に強く、英検は日本の教育制度に沿った幅広い英語力を測ります。IELTSは留学向け、TOEFLはアカデミック英語向けという特性があり、それぞれの試験の目的と特徴を理解した上でTOEIC750点という英語力の位置づけを把握することが大切です。
いずれの試験においても、TOEIC750点の英語力は中上級者として位置づけられており、さらに上のレベルを目指すための土台として十分に機能する英語力です。TOEIC750点と英検2級の合格を同時に目指すことで、多方面で通用する英語力を身につけることができます。
大学受験生が英語外部試験を活用する際には、自分の志望校が対応している試験をまず確認した上で、TOEIC750点と英検のどちらを優先すべきかを判断することが最も重要です。
TOEIC750点と英検に関するよくある質問
TOEIC750点は英検何級に相当しますか?
TOEIC750点は英検2級から英検準1級の間に相当します。
CEFRを基準に比較すると、TOEIC750点はB1からB2の境界付近に位置しており、英検2級のB1からB2という水準とほぼ重なります。英検準1級はCEFRのB2に相当するため、TOEIC750点は英検準1級に少し届かない位置ともいえます。英検2級の合格を目指すのであれば、TOEIC730点程度が一つの目安といわれており、TOEIC750点があれば英検2級は合格圏内と考えて良いでしょう。
TOEIC750点を取るにはどんな勉強法が効果的ですか?
TOEIC750点を取るためには、公式問題集を使った模擬演習とリスニング強化が両輪になります。
まずTOEIC公式問題集を使って本番と同じ形式で練習を積むことが基本です。リスニングはスタディサプリENGLISH TOEICコースなどのアプリを活用しながら、シャドーイングを毎日継続することが効果的です。単語帳はTEX加藤氏のTOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズが定番教材であり、TOEIC頻出語彙を効率よく覚えることができます。英検対策と並行して取り組む場合は、共通する語彙や文法の学習を優先することで学習効率が上がります。
英検2級に合格したらTOEIC750点は取れますか?
英検2級の合格はTOEIC750点取得への大きな土台になりますが、追加の対策が必要です。
英検2級の合格はB1からB2レベルの英語力があることを示しており、TOEIC750点に必要な英語力とほぼ重なります。ただし、TOEICはリスニングが全体の半分を占めており、英検2級とは出題形式が全く異なります。英検2級に合格した後でも、TOEICのリスニング形式に慣れるための練習と、ビジネス英語の語彙を強化する学習が別途必要です。
TOEIC750点と英検準1級はどちらが難しいですか?
一般的には英検準1級の方が難しいと感じる人が多い傾向にあります。
英検準1級はCEFRのB2全体をカバーする試験であり、TOEIC750点がB1からB2の入り口に位置することから、英検準1級の方が求められる英語力の水準は高くなります。また英検準1級にはライティングやスピーキングの二次試験があるため、読む・聞くだけでなく書く・話す能力も問われます。TOEICはリーディングとリスニングのみのテストであるため、総合的な英語力という点では英検準1級の方が難易度が高いと感じる受験者が多いです。
大学受験でTOEIC750点と英検はどちらが有利ですか?
志望校の入試方式によって異なりますが、英検の方が活用しやすい大学が多い傾向にあります。
大学入試でTOEICや英検のスコアを外部試験として利用できる大学は増えていますが、英検は日本の多くの大学で利用できるのに対してTOEICは主にビジネス系・国際系の学部で評価される場合が多いです。志望校の英語外部試験利用制度を事前に確認し、英検2級や英検準1級の取得を目標にしながら、TOEIC750点も視野に入れて学習を進めるのが最も効率的な戦略です。
TOEIC750点と英検2級を同時に対策することは可能ですか?
両方を同時に対策することは十分に可能であり、共通する学習内容も多くあります。
TOEIC750点と英検2級はどちらもCEFRのB1からB2レベルに相当するため、求められる英語力の水準は近く、語彙や文法の学習は共通して役立ちます。ただし試験形式が大きく異なるため、英検2級の二次試験対策であるスピーキング練習や、TOEICのリスニング特有のアクセント対策などは別々に行う必要があります。高校3年生が大学受験と両立させながら取り組む場合は、英検2級を先に取得してからTOEIC750点を目指す順番が学習効率の観点から推奨されます。





