TOEIC700点はIELTS換算するとどれくらい?TOEIC700点のレベルと難易度

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竹本先生

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【この記事の監修者:英検コーチ塾長竹本明弘先生】

これまでTOEIC700点の合格者を多数輩出してきました。当記事ではTOEIC700点に合格するための効果的な勉強法を具体的に解説します。ぜひ参考にしてみてください。

TOEIC700点のレベルと難易度

TOEIC700点は、英語学習者にとって一つの大きな節目となるスコアです。TOEICの満点は990点であり、日本人受験者全体の平均スコアはおよそ550点前後となっています。

その平均を150点近く上回るTOEIC700点は、英語を実際のビジネス場面や日常生活でも活用できる実力があることを示しています。具体的には、英語で書かれたビジネスメールや報告書をおおむね理解できる水準であり、海外の取引先との基本的なやり取りにも対応できるレベルです。

大学受験生の視点から見ると、TOEIC700点を持っていることは入試において非常に有利になります。多くの大学では英語外部試験のスコアを入試に活用しており、700点以上のスコアはその中でも高い評価を受ける水準となっています。

TOEIC700点を取得するためには、リーディングとリスニングの両方でバランスよく得点する必要があります。リスニングセクションは495点満点、リーディングセクションも495点満点であり、合計990点のうち700点を取るためには、それぞれのセクションで平均して350点程度が目安となります。

難易度という観点では、TOEIC700点は英検でいうと準1級の合格ラインに近い水準です。英語学習を始めたばかりの方にとっては高い目標に感じるかもしれませんが、正しい学習方法で継続すれば十分に到達できるスコアです。

実際にTOEIC700点を取るためには、まず基礎的な文法と語彙を固めることが大切です。TOEIC頻出語彙を体系的に学べる単語帳である金のフレーズは、TOEIC学習者の定番教材として多くの受験生が活用しています。

その上でTOEIC公式問題集を繰り返し解くことで、出題形式に慣れながら得点力を伸ばすことができます。特にパート5やパート7など、リーディングセクションで時間管理の練習を積むことがTOEIC700点突破への近道となっています。

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TOEIC700点はIELTS換算するとどのレベル?

TOEIC700点がIELTSに換算するとどれくらいのスコアになるのかは、多くの英語学習者が気になる点です。TOEIC700点はIELTS換算でおよそ5.5から6.0程度に相当するとされています。

IELTSのスコアは0から9の範囲で評価されており、0.5点刻みでスコアが出る仕組みになっています。IELTS5.5から6.0というスコアは、英語を使った日常会話や業務上の基本的なコミュニケーションが取れる水準を示しています。

ただし、TOEICとIELTSはテストの性質が大きく異なるため、この換算はあくまでも目安として考えることが大切です。TOEICはリーディングとリスニングの2技能のみを測定するのに対し、IELTSはリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4技能を総合的に評価します。

そのため、TOEIC700点を持っていても、IELTSで自動的に5.5から6.0が取れるわけではありません。IELTSではライティングとスピーキングの能力も問われるため、これらの技能を別途鍛える必要があります。

TOEIC700点からIELTSの受験を考えている場合は、TOEICで培ったリーディングとリスニングの基礎力を活かしながら、ライティングとスピーキングの練習を追加することが重要です。IELTSのライティングタスクは独特の形式があるため、専用の対策教材を使って学習することが効果的です。

IELTSの対策教材としては、Cambridgeから出版されているIELTS公式問題集シリーズが最も信頼性が高く、本番と同じ形式の問題を繰り返し解くことで、IELTSで求められる英語力を効率よく身につけることができます。

TOEIC700点の実力があれば、IELTSの基礎的な部分はすでに備わっていると考えてよいでしょう。あとは4技能に対応した練習を積み重ねることで、IELTS5.5以上のスコアを目指すことは十分に現実的な目標となっています。

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TOEIC700点のリーディングのレベルと難易度をIELTSと比較

TOEIC700点を取得するためには、リーディングセクションで350点前後のスコアを取ることが一つの目安となっています。TOEICリーディングセクションの満点は495点であり、350点はその70%程度に相当します。

このTOEICリーディング350点前後というスコアは、IELTSのリーディングスコアに換算するとおよそ5.5から6.0のレベルに相当します。IELTSのリーディングセクションは、さまざまな分野のテキストを読んで設問に答える形式であり、TOEICのリーディングよりも長文で難易度の高い英文を扱うことが多いです。

TOEICのリーディングセクションはビジネス場面を想定した実用的な英文が中心であるのに対し、IELTSのリーディングでは学術的な内容の文章が出題されます。そのため、TOEICリーディングで高得点を取れる方がIELTSのリーディングで必ずしも同じ水準のスコアが取れるとは限らないことを理解しておく必要があります。

TOEIC700点レベルのリーディング力を身につけるためには、パート5の文法問題の正答率を高めることと、パート7の長文読解で時間内に読み切る速読力を鍛えることが重要です。特にパート7は問題数が多く、制限時間内に解き切れない受験者が多いため、速読の練習を日常的に取り入れることが効果的です。

IELTSのリーディングと比較すると、TOEIC700点レベルのリーディング力は日常的な英文を読む力として十分な水準ですが、学術的な内容の英文にはまだ慣れていない可能性があります。IELTSのリーディングスコア6.0以上を目指す場合は、学術論文や科学記事などの英文を読む練習を並行して行うことが大切です。

TOEICリーディングの対策として効果的なのは、TOEIC公式問題集を使った繰り返し演習に加えて、英字新聞やビジネス英語のニュースサイトを毎日少しずつ読む習慣をつけることです。こうした継続的な多読がTOEIC700点突破のリーディング力を支えています。

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TOEIC700点のリスニングのレベルと難易度をIELTSと比較

TOEIC700点のうちリスニングセクションでは、350点前後のスコアを取ることが目安となっています。TOEICのリスニングセクションの満点は495点であり、350点はおよそ71%の正答率に相当するスコアです。

このTOEICリスニング350点前後というスコアは、IELTSのリスニングスコアに換算するとおよそ5.5から6.0に相当します。IELTSのリスニングセクションは、日常的な会話から講義の聴き取りまで幅広い形式の音声が出題されます。

TOEICのリスニングセクションはビジネス場面での会話や社内アナウンスなど実用的な内容が中心であるのに対し、IELTSのリスニングでは学術的な講義や複数人による議論など、より複雑な音声を聴き取る力が求められます。

TOEIC700点レベルのリスニング力は、ネイティブスピーカーのスピードについていける程度の基礎力を持っていることを示しています。ただし、IELTSのリスニングではさまざまなアクセントの英語が出題されるため、アメリカ英語以外のアクセントにも慣れておく必要があります。

TOEICリスニングの得点を上げるうえで最も効果的な勉強方法は、シャドーイングです。TOEIC公式問題集の音声を使い、英語の音声と同時に声に出してついていく練習を繰り返すことで、英語を英語のまま理解するリスニング力が養われます。

IELTSのリスニングに対応するためには、BBC LearningEnglishやTEDのような英語音声コンテンツをスマートフォンなどで毎日聴く習慣をつけることも有効です。TOEIC700点を目指しながらIELTSのリスニングにも対応できる総合的なリスニング力を身につけることが、効率よく英語力を伸ばす方法となっています。

TOEIC700点のリスニング力があれば、海外旅行や日常的な英会話の場面でも相手の言っていることをある程度理解できる水準に達しています。この力をさらに伸ばすことで、IELTSの6.0以上という上位スコアも視野に入ってきます。

TOEIC700点とIELTSをCEFRを軸に比較

CEFRとはCommon European Framework of Reference for Languagesの略称であり、ヨーロッパで開発された国際的な語学力の基準です。CEFRはA1、A2、B1、B2、C1、C2の6つのレベルに分かれており、世界中の英語資格試験のスコアをこの基準で比較することができます。

TOEIC700点はCEFRにおいてB1の上位からB2の下位に相当するレベルとされています。具体的には、TOEICのスコア換算においてB1レベルは550点から784点の範囲とされており、TOEIC700点はこのB1レベルの中でもやや上位に位置しています。

一方のIELTSをCEFRで見ると、IELTS5.5はB2の下位に相当し、IELTS6.0はB2レベルに相当するとされています。そのためTOEIC700点とIELTS5.5から6.0というスコアは、CEFRを軸に見るとおおむね同等の英語力を示していると言えます。

CEFRのB1レベルは、仕事や学校での日常的な場面で英語を使ったコミュニケーションがある程度できる水準を意味しています。身近なテーマについて簡単な英文を作れる力があり、英語圏の国での基本的な旅行や生活にも対応できる段階です。

CEFRのB2レベルになると、複雑な内容の英文も理解でき、英語を母語とする人と比較的自然な会話ができる水準となります。海外の大学への進学や国際的なビジネス環境での活躍を目指すうえで、B2レベルは一つの重要な目標となっています。

TOEIC700点を持っている方がIELTSでB2に相当するスコアを取るためには、CEFRの基準に照らし合わせながら自分の英語力の全体像を把握することが大切です。TOEICとIELTS両方の試験対策を効率よく進めるためにも、CEFRを活用した学習計画を立てることが効果的な勉強法となっています。

TOEIC700点は大学の偏差値ではどれくらいのレベル?

TOEIC700点の英語力を大学受験の偏差値に換算すると、目安としておよそ偏差値60前後に相当すると言われています。もちろん大学受験の英語とTOEICの英語は出題形式が異なるため、単純に比較することはできませんが、英語力の水準として参考にすることができます。

偏差値60前後の大学というのは、いわゆる中堅から上位の私立大学や国公立大学の一般的な学部に相当します。具体的には、MARCHと呼ばれる明治大学青山学院大学立教大学中央大学法政大学の各大学や、関西圏の関関同立と呼ばれる関西大学関西学院大学同志社大学立命館大学などが偏差値60前後の水準にあります。

つまりTOEIC700点の英語力は、これらの大学の受験英語と同等かそれ以上の語彙力や読解力を持っていることを示しています。大学受験生がTOEIC700点を取得していれば、入試の英語においても有利に戦える力を身につけていると言えます。

一方で、TOEIC700点はIELTSの換算でおよそ5.5から6.0であり、CEFRではB1から B2の境界付近に位置しています。海外の大学への留学を考えている場合、多くの大学ではIELTS6.0以上を求めていることが多く、TOEIC700点のレベルはその条件をほぼ満たす水準にあります。

大学受験においてTOEICのスコアを活用できる制度を持つ大学も増えており、TOEIC700点以上を取得することで英語の試験が免除されたり、加点を受けられるケースもあります。こうした制度を積極的に活用することが、大学受験において英語で有利に立ち回るための戦略となっています。

英語の外部試験対策と大学受験対策を両立させるためには、毎日の英単語学習と長文読解の練習を欠かさないことが大切です。TOEIC700点と大学受験に共通して求められる英語力を効率よく伸ばすことで、両方の目標を同時に達成することが可能となっています。

TOEIC700点はすごい?すごくない?

TOEIC700点はすごいのかどうかという問いに対して、結論から言うとTOEIC700点は十分に評価されるスコアです。日本人受験者の平均スコアがおよそ550点前後であることを考えると、700点はその平均を大きく上回る水準に達しています。

就職活動の場面では、TOEIC700点以上を英語力の一つの証明として評価する企業が多くあります。特に外資系企業やグローバルに展開している日本企業では、TOEIC700点以上を応募条件や昇進条件として設定しているケースがあります。

大学生や高校生がTOEIC700点を取得している場合、同年代の中では英語力が高いグループに入ることができます。特に高校生のうちにTOEIC700点を持っていれば、大学受験での英語外部試験活用において大きなアドバンテージを持つことになります。

一方で、英語を専門とする仕事や海外での就業を目指す場合には、TOEIC700点ではまだ不十分とされることもあります。通訳や翻訳の仕事、外資系コンサルティング会社や金融機関などでは、TOEIC800点から900点以上を求めるケースも少なくありません。

IELTSを基準にして見ると、TOEIC700点に相当するIELTS5.5から6.0は、英語圏の大学への入学条件をほぼ満たす水準です。多くの英語圏の大学や大学院ではIELTS6.0から6.5を入学基準としており、TOEIC700点レベルの英語力はそのスタートラインに立ちつつあると言えます。

TOEIC700点を取得したことに自信を持ちながら、次のステップとしてTOEIC800点以上やIELTS6.0以上を目指すことが、さらなる英語力向上につながります。TOEIC700点はゴールではなく、英語学習の道のりにおける重要な通過点として捉えることが大切です。

TOEIC700点とCEFRを軸に他の英語資格と徹底比較

TOEIC700点はCEFRでB1からB2の境界付近に位置しており、他の英語資格との比較においても同様のレベルの資格と並べることができます。ここでは英検、IELTS、TOEFLなど主要な英語資格とTOEIC700点の関係を整理します。

まず英検との比較では、TOEIC700点は英検準1級の合格ラインにおよそ相当すると言われています。英検準1級のCEFRレベルはB2に相当するため、TOEIC700点は英検準1級と同等か、わずかに下のレベルに位置しています。英検2級はCEFRでB1相当であり、TOEIC700点は英検2級と準1級の間のレベルにあたります。

次にIELTSとの比較では、前述のとおりTOEIC700点はIELTS5.5から6.0に相当します。IELTSのスコアは英語圏の大学進学や海外での就労ビザ取得などに広く使われており、IELTS6.0はCEFRでB2レベルに相当します。TOEIC700点を持つ方がIELTSを受験する場合、IELTSのライティングとスピーキングにも対応できるよう追加学習が必要となります。

TOEFLとの比較では、TOEIC700点はTOEFL iBTでおよそ72点から87点前後に相当すると言われています。TOEFLも4技能を測定する試験であり、主にアメリカの大学進学を目的とした試験として広く使われています。CEFRにおけるTOEFL iBT72点から87点はB2レベルにあたり、TOEIC700点とほぼ同等の英語力を示しています。

GTEC CBTとの比較では、TOEIC700点はGTEC CBTでおよそ1190点から1260点前後に相当するとされています。GTECは高校生を対象とした英語能力試験であり、大学受験での活用が進んでいます。大学入試共通テストと並行してGTECのスコアを入試に活用する大学も多くなっています。

このように各英語資格をCEFRを軸に比較すると、TOEIC700点は英語学習の中級から上級への移行期にある実力を示していることがわかります。IELTSやTOEFLなど4技能型の試験との比較においては、TOEIC700点の土台の上にライティングとスピーキングの力を加えることで、より高いスコアを目指すことができます。

大学受験生にとっては、TOEICとIELTSや英検などの複数の試験の特徴を理解した上で、自分の進路に合った英語資格の取得を目標にすることが重要です。CEFRという共通の物差しを使って自分の英語力を客観的に把握することが、効率よく英語力を伸ばすための第一歩となっています。

TOEIC700点とIELTSに関するよくある質問

TOEIC700点を取るにはどれくらいの勉強時間が必要ですか?

TOEIC700点を取るために必要な勉強時間は、現在の英語力によって異なりますが、英語の基礎が固まっている方であれば一般的に300時間から500時間の学習が目安とされています。

毎日2時間の学習を続けた場合、5か月から8か月ほどで目標スコアに到達できる計算となります。TOEIC公式問題集と金のフレーズを中心に、シャドーイングと長文読解を組み合わせた勉強法が効率的です。

TOEIC700点があればIELTSの対策は必要ありませんか?

TOEIC700点があってもIELTSの専用対策は必要です。TOEICとIELTSは測定する技能と出題形式が大きく異なるため、TOEIC700点の力がそのままIELTSのスコアに直結するわけではありません。

IELTSではライティングとスピーキングが含まれるため、TOEIC700点を持っている方でもIELTS対策として4技能すべての練習をしっかりと行う必要があります。IELTSのCambridge公式問題集などを使った専用対策が効果的です。

大学受験でTOEIC700点は有利になりますか?

TOEIC700点は大学受験で大いに有利になります。多くの大学では英語外部試験のスコアを入試に活用しており、TOEIC700点以上は多くの大学の英語試験免除や加点の条件を満たすことができます。

特にMARCHや関関同立レベルの大学への出願においては、TOEIC700点以上のスコアを持っていることが英語の入試で優位に立てる要因となっています。受験を予定している大学の外部試験活用制度を早めに調べておくことをおすすめします。

TOEIC700点とIELTS、どちらの勉強を優先すべきですか?

どちらを優先するかは進路によって異なります。国内の就職活動や大学受験を主な目的とするならTOEICを優先し、海外の大学進学や留学を目指すならIELTSの対策を優先することが効果的です。

ただし、どちらの試験も英語の基礎力が土台となるため、英単語と英文法の学習はTOEICとIELTSの両方に共通して役立ちます。まずは基礎固めを行い、その後に各試験の出題形式に合わせた対策を追加する方法が最も効率的な学習法となっています。

TOEIC700点から800点、さらにIELTS6.0以上を目指すにはどうすればよいですか?

TOEIC700点からさらに上を目指すためには、まず弱点セクションを特定することが大切です。リスニングが弱い場合はシャドーイングを強化し、リーディングが弱い場合は速読訓練と語彙力の底上げに取り組みます。

IELTS6.0以上を目指すためには、TOEICで培った基礎力を活かしながら、ライティングとスピーキングの4技能対策を加えることが必要です。Cambridge IELTS公式問題集を使って毎日ライティングの練習を続けることと、英語での発話練習を日常的に取り入れることが、IELTS6.0以上への道を切り開いていきます。

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