
【この記事の監修者:英検コーチ塾長竹本明弘先生】
これまでTOEIC満点の合格者を多数輩出してきました。当記事ではTOEIC満点に合格するための効果的な勉強法を具体的に解説します。ぜひ参考にしてみてください。
TOEIC満点のレベルと難易度
TOEIC満点とは、TOEICリスニング・リーディングテストにおいて990点満点のスコアを取得することを指します。TOEICは世界160カ国以上で受験されている英語コミュニケーション能力を測定するテストであり、日本では就職活動・昇進・資格取得の場面で幅広く活用されています。
TOEICのスコアはリスニングセクションとリーディングセクションの合計で算出され、それぞれ5点から495点の範囲でスコアが決まります。つまりTOEIC満点とは、リスニングで495点・リーディングで495点を取得した状態であり、全設問に対してほぼ完璧な正答率が求められる非常に高いハードルです。
IIBCが公表している最新データによると、2023年度の日本人受験者の平均スコアは612点であり、TOEIC満点の990点はその平均から約380点も高いスコアです。また990点を取得できる受験者は全体の約0.3%であるとされており、1000人が受験してもTOEIC満点を取れるのはわずか3人程度という非常に稀な存在です。
TOEIC満点を取得するためには、英語を日本語に訳しながら読んだり聞いたりする段階を完全に脱し、英語を英語のまま直接理解できる能力が必要です。また単語レベルでも中学・高校の教科書に出てくる基本単語はもちろん、ビジネス場面で使われる専門的な語彙を幅広く習得していることが求められます。
難易度という観点でいえば、TOEIC満点を取るためには全問正解に近いレベルが求められます。具体的にはリスニング・リーディングともに95%以上の正答率を継続的に出せる実力がなければTOEIC満点には届かないとされており、ちょっとしたケアレスミスが命取りになります。
大学受験の英語試験と比較すると、東京大学や京都大学の英語試験を高得点で解ける実力を持ちながら、さらにビジネス英語や日常会話に関する幅広い語彙力と速読力を身につけていなければTOEIC満点は難しいと考えてよいでしょう。英検でいえば英検1級を取得した人がさらに特訓を積んでようやく届くレベルであるといえます。
TOEIC満点は英検換算するとどのレベル?
TOEIC満点の990点を英検のレベルに換算すると、英検1級相当であるとされています。英検は1級を最上位として、準1級・2級・準2級・3級・4級・5級という段階に分かれており、英検1級は英語のネイティブスピーカーに近い総合的な英語力が求められる最高難度の資格です。
文部科学省が公表しているCEFRとの対照表によれば、TOEIC945点以上はCEFRのC1レベルに相当するとされており、英検1級もC1レベルに位置づけられています。このことからもTOEIC満点と英検1級は同じ英語力の水準にあるといえます。
ただしTOEICと英検では測定する英語力の種類が異なります。TOEICはリスニングとリーディングを中心に評価するビジネス英語の資格であるのに対し、英検は読む・聞く・書く・話すという4技能をバランスよく評価する資格です。つまりTOEIC満点を持っていても、英検1級の二次試験であるスピーキングや英作文のライティングが得意とは限りません。
実際にTOEIC満点の実力者でも英検1級に不合格になるケースは珍しくなく、その逆に英検1級取得者がTOEICで900点を超えられないケースもあります。それぞれのテストが求める英語力の種類が異なるためです。
英検2級は英語の基礎力を測る資格であり、TOEIC換算では550点から785点程度とされています。英検準1級はTOEIC785点から944点程度、英検1級はTOEIC945点以上に相当するとされているため、TOEIC満点990点は英検1級の中でも上位の力を持つといえます。
大学受験を目指す高校生にとっては、英検2級・準1級の取得が大学入試において有利に働くケースが多く、英検とTOEICの両方の対策を並行して行うことで英語力全体を効率的に高めることができます。英検で英語の4技能を磨きながらTOEICのリスニングとリーディングを集中的に鍛えることが、TOEIC満点・英検上位資格への近道です。
TOEIC満点のリーディングのレベルと難易度を英検と比較
TOEIC満点のリーディングセクションは495点満点であり、このスコアを取るためには非常に高度な読解力と速読力が必要です。TOEICのリーディングは100問構成で75分という制限時間の中で全問解答することが求められますが、実際にほとんどの受験者が時間切れになるほど問題量が多く、リーディングセクションのスコアアップが多くの受験者にとって最大の課題といわれています。
TOEICのリーディングで495点を狙うためには、1分間に200語から250語程度の速読速度を維持しながらビジネスメールや報告書・広告・社内通知など多様なビジネス文書を正確に理解できる力が必要です。また文法問題では品詞や動詞の形・前置詞・接続詞などの細かい知識が問われるため、文法力も非常に高いレベルが求められます。
英検との比較という観点から見ると、TOEICリーディング満点のレベルは英検1級の一次試験リーディングで90%以上の得点率を狙えるレベルに相当します。英検1級のリーディングは社会問題や時事・文化・学術など幅広いジャンルの英文が出題されるため、TOEICのビジネス英語に特化したリーディングとは出題形式が大きく異なります。
英検2級のリーディングはTOEICリーディングの基礎から中級程度の難しさに相当し、英検準1級のリーディングはTOEICリーディングの中級から上級に相当するとされています。したがってTOEIC満点のリーディング力を持つ人は英検準1級のリーディングであれば高得点を取ることができ、英検1級のリーディングでもある程度の正答率が期待できます。
リーディング対策として英検とTOEICで共通して役立つ勉強法としては、毎日英語の長文を読む習慣をつけることが挙げられます。具体的には速読英熟語や英検準1級・1級の過去問などを活用して速く正確に英語の文章を読む練習を積み重ねることが有効であり、公式TOEIC問題集を使って時間内に全問解答するペース感覚を身につけることも大切です。
大学受験生の場合、まず英検2級のリーディングで高得点を取れる力をつけ、その後英検準1級のリーディングに挑戦するという段階的なステップを踏むことで、最終的にTOEIC満点につながるリーディング力を育てることができます。英検とTOEICのリーディング対策を組み合わせることで大学入試の英語読解力も同時に高まるため、一石二鳥の効果が得られます。
TOEIC満点のリスニングのレベルと難易度を英検と比較
TOEIC満点のリスニングセクションは495点満点であり、TOEICの中でも比較的スコアを上げやすいセクションとされています。ただし満点を取るためには英語を聞き逃しなく正確に理解し、選択肢から最適な答えを瞬時に選べる高度な情報処理能力が必要です。
TOEICリスニングは100問構成で約45分間にわたって出題されます。問題形式は写真描写問題・応答問題・会話問題・説明文問題の4種類があり、特に後半の会話問題・説明文問題では1つの音声に対して複数の設問が用意されているため、会話や説明文の内容を正確に把握し続ける集中力と理解力が求められます。
英検との比較という観点では、TOEICリスニング満点のレベルは英検1級のリスニングで高得点を取れるレベルに相当します。英検1級のリスニングは学術的・社会的テーマを含む長い英文の内容理解が求められるため、TOEICのビジネス場面を想定したリスニングとは出題内容が大きく異なります。
英検2級のリスニングはTOEICリスニングの基礎から中級程度の難しさに相当し、英検準1級のリスニングはTOEICリスニングの中級から上級に相当するとされています。したがって英検準1級のリスニングで安定した得点が取れる実力になれば、TOEICリスニングでも400点以上の高得点圏に到達できると考えてよいでしょう。
リスニング対策としてはシャドーイングや精聴・多聴の練習が効果的です。具体的には公式TOEIC Listening and Reading 問題集や英検準1級・1級の過去問のリスニング音源を繰り返し聞いて耳を慣らすことが有効です。またDUO 3.0やターゲット1900などの単語集に付属している音声を活用することで、リスニングと語彙力を同時に強化することができます。
TOEIC満点のリスニング力はネイティブスピーカーに近いスピードで話される英語を聞き取り、内容を正確に理解できるレベルです。この領域に到達するためには毎日30分以上の英語音声を聞く習慣を長期間継続することが不可欠であり、短期間の詰め込み学習では達成が難しいといえます。英検の対策と並行してTOEICのリスニング練習を積み重ねることで、どちらのテストでも高得点を狙える聴解力を育てることができます。
TOEIC満点と英検をCEFRを軸に比較
CEFRとはCommon European Framework of Reference for Languagesの略称であり、外国語の習熟度を国際的に比較するための共通基準です。A1・A2・B1・B2・C1・C2という6段階に分けられており、A1が最も基礎的なレベル、C2がネイティブスピーカーに最も近い最上位のレベルとなります。
文部科学省が公表しているCEFRと各英語資格の対照表によれば、TOEIC満点の990点はCEFRのC1レベルに相当します。TOEIC945点から990点がC1、TOEIC785点から944点がB2、TOEIC550点から784点がB1、TOEIC225点から549点がA2という対応関係になっています。なおTOEICではC2レベルは測定できないため、C1がTOEICで到達できる最高のCEFRレベルとなります。
英検とCEFRの対応関係については、英検1級がCEFRのC1、英検準1級がB2、英検2級がB1からB2の境界付近、英検準2級がA2からB1の境界付近に位置するとされています。したがってTOEIC満点990点は英検1級と同じCEFRのC1レベルにあたるといえます。
CEFRのC1レベルとは、幅広いテーマについて複雑な文章を理解し流暢に言葉を表現できる高度な英語力を指します。具体的には学術的・専門的な内容の英文を理解でき、即興で英語を話したり書いたりすることが求められるレベルです。TOEICでいえば全問正解に近い完璧なリスニングとリーディング能力を持ち、英検でいえば最上位の英検1級レベルの英語力に相当します。
一方でCEFRのB2レベルは英検準1級・TOEIC785点から944点に相当し、日常会話や一般的なビジネス場面で英語を使いこなせる実力を示しています。大学受験生が目標とすることが多い英検2級はB1からB2の境界付近であり、まずはCEFRのB2レベルを目指すことが大学入試において有利に働きます。
TOEIC満点を英検と対比させながらCEFRを軸に整理すると、TOEIC満点はネイティブに近い高度な英語力であり、英検1級の取得難易度に匹敵するといえます。大学受験生が英語力を証明するうえでは、まず英検2級・準1級の取得を目指し、その先の目標としてTOEIC高得点・英検1級に挑戦するというキャリアパスが現実的です。
TOEIC満点は大学の偏差値ではどれくらいのレベル?
TOEIC満点の990点を大学の偏差値に換算するとどの程度のレベルなのかは、多くの受験生が気になるポイントです。大学受験の英語力という観点でいえば、TOEIC満点は偏差値70以上、つまり東京大学・京都大学・一橋大学・早稲田大学・慶應義塾大学などの最難関国公立・私立大学の英語試験で高得点を取れるレベルと同等の英語力に相当するとされています。
大学入試の共通テスト英語では満点に近い得点を取れる受験生の英語偏差値が65から70程度に達しますが、TOEICで990点を取るためにはそれ以上の実力が必要です。共通テストの英語はリーディングとリスニングの2技能のみを評価しますが、TOEICはビジネス英語特有の語彙や表現が多数含まれているため、大学受験英語の枠を超えた広い語彙力と速読力が求められます。
実際に東京大学の英語入試は長文読解・英文和訳・和文英訳・リスニングなど幅広い形式で出題されますが、TOEIC満点のリーディング力があれば東大英語のリーディング問題には十分に対応できるレベルといえます。ただし東大英語では英文和訳や和文英訳のような記述式の問題が多いため、TOEIC満点の力があっても大学入試独自の対策は別途必要です。
早稲田大学や慶應義塾大学の英語試験は特に語彙の難易度が高いことで知られています。TOEIC満点レベルの語彙力であれば早慶の英語入試においても高得点が期待できますが、早慶英語特有の難解な語彙問題や長文問題には別途対策を講じることが必要です。また早稲田大学の一部の学部ではTOEICスコアを出願条件として設定しているところもあります。
また大学によってはTOEICのスコアを入試の英語試験の代替として使用できる制度を設けているところもあります。一部の私立大学ではTOEIC730点以上・800点以上・900点以上で英語試験が免除または加点される制度があり、TOEIC満点を持っていれば入試において非常に有利な立場になれます。
高校生がTOEIC満点を目指すことは非常に高い目標ではありますが、英検2級・準1級を目標に英語力を伸ばすことが最終的にTOEIC高得点・英検上位資格の取得につながる最短ルートです。英語の偏差値を65以上に伸ばすための基礎固めをしっかり行い、英検と組み合わせながらTOEICの実力を磨くことが合格への道筋となります。
TOEIC満点はすごい?すごくない?
TOEIC満点の990点は日本人にとって非常に難しい目標です。TOEICを受験した日本人の平均スコアは2023年度実績で612点であり、TOEIC満点はその平均スコアの約1.6倍にあたります。また990点を取得できる受験者は全体の約0.3%程度であるといわれており、1000人が受験して満点を取れるのはわずか3人程度という計算になります。
このことからもわかるように、TOEIC満点は日本人にとって非常に価値があり、すごいスコアといえます。就職活動においてもTOEIC900点以上を英語が得意なレベルの目安とする企業が多い中で、990点という満点スコアは飛び抜けた英語力を証明するものです。
一方で英語力という観点から見ると、TOEIC満点はあくまでリスニングとリーディングの2技能に特化したスコアであり、英語を話す・書くという能力は評価されません。そのためTOEIC満点を取得していても英語でのプレゼンテーションや英語での文書作成が得意かどうかは別問題です。
英検1級と比較した場合、TOEIC満点はCEFRのC1レベルで英検1級と同等の水準とされていますが、英検1級は4技能をバランスよく評価するため英語の総合力という面ではより幅広い能力の証明になるといわれています。しかしTOEICはビジネスの場で最も広く使われる英語資格であるため、実用的な英語力の証明としての価値は非常に高いです。
就職や昇進・ビジネスの場面ではTOEICのスコアが重視される傾向があり、特に外資系企業やグローバルに展開する大手企業ではTOEIC900点以上を採用の目安としているところが多くあります。TOEIC満点990点を持っていれば企業の英語力審査においてほぼ確実に最高評価を得ることができます。
大学受験生の観点からすれば、TOEIC満点を取得できるレベルの英語力があれば難関大学の英語入試はもちろん英語を武器として学業やキャリア全般で大きなアドバンテージを得ることができます。まずは英検2級・準1級の取得を目指し、その延長線上でTOEIC高得点を狙うという計画的な英語学習が最も効果的です。英検とTOEICの両方を視野に入れた学習計画を立てることで、英語力を体系的に高めることができます。
TOEIC満点とCEFRを軸に他の英語資格と徹底比較
TOEIC満点の990点はCEFRのC1レベルに相当しますが、同じC1レベルに分類されている他の英語資格はどのようなものがあるのでしょうか。英語資格にはTOEICや英検以外にも多くの種類があり、それぞれの特徴や難易度をCEFRを軸に比較することで自分に合った目標資格を選びやすくなります。
まずTOEFLという英語資格についてです。TOEFLはアメリカの大学・大学院への留学に必要な英語力を測定するテストであり、TOEFLのiBTというテスト形式では0点から120点のスコアで評価されます。CEFRのC1レベルに相当するのはiBT95点以上とされており、TOEIC満点とTOEFL iBT95点以上は同じCEFRのC1レベルに位置付けられています。TOEFLはスピーキングとライティングも評価するため4技能すべてが問われる点でTOEICとは大きく異なります。
次にIELTSというテストについてです。IELTSはイギリスやオーストラリアへの留学・移住に必要な英語力を測定するテストであり、0点から9点のバンドスコアで評価されます。CEFRのC1レベルに相当するIELTSのバンドスコアは7.0以上とされており、TOEIC満点と同等の英語力の指標となります。IELTSもTOEFLと同様に4技能を評価するテストです。
英検1級はCEFRのC1レベルであり、TOEIC満点と同等の水準です。英検準1級はCEFRのB2レベルであり、TOEIC785点から944点程度に相当します。英検2級はB1からB2の境界付近とされており、TOEIC550点から784点程度に相当します。英検は日本国内の進学・就職において広く認知されている資格であり、特に大学入試での優遇措置という点では英検のスコアが非常に重要な役割を果たします。
TEAPはTest of English for Academic Purposesの略称であり、大学での学習に必要な英語力を測るために作られた4技能型の試験です。CEFRのA2からC1まで対応しており大学入試での活用が進んでいます。TEAP4技能で320点以上がCEFRのC1相当とされており、TOEIC満点と同じC1レベルになります。
GTECはGlobal Test of English Communicationの略称であり、英検・TOEICと同様に国内で広く使われる英語テストです。高校生が受験する機会が多い試験であり、CEFRのA1からC2まで対応した4技能テストです。GTECのスコアで1350点以上がCEFRのC1相当とされており、TOEIC満点と同じ英語力の水準にあたります。
このように見ていくと、TOEIC満点はCEFRのC1という非常に高いレベルに位置する資格であり、英検1級・TOEFL iBT95点以上・IELTS7.0以上・TEAP320点以上・GTEC1350点以上と同等の英語力の証明となります。目標とする進路や将来のキャリアに合わせて適切な英語資格を選ぶことが大切であり、大学受験生には英検とTOEICを組み合わせて対策することをすすめます。
TOEIC満点と英検に関するよくある質問
TOEIC満点と英検1級はどちらが難しいですか?
TOEIC満点と英検1級はどちらもCEFRのC1レベルに相当しており、難易度的には同等の高さにあります。ただしテストが求める英語力の種類が異なります。TOEIC満点はリスニングとリーディングの2技能で990点を取得することが求められますが、英検1級は一次試験と二次試験を合わせてスピーキング・リスニング・リーディング・ライティングの4技能すべてで高い得点が必要です。
英語の総合的な難しさという観点では英検1級の方が難しいと感じる人が多く、TOEIC満点でも英検1級に合格できない人は珍しくありません。逆に英検1級取得者がTOEICを受験してもビジネス英語の語彙や速読力が十分でない場合は満点には届かないこともあります。それぞれ異なる英語力を測るテストであるため、どちらが優れているということではなく目的に合った資格を選ぶことが大切です。
TOEIC満点を取得するにはどれくらいの学習時間が必要ですか?
TOEIC満点に必要な学習時間は出発点となる英語力によって大きく異なります。一般的にTOEIC600点程度の実力から990点を目指す場合、1日2時間から3時間の学習を1年から2年以上継続することが必要とされています。
英検2級レベルの実力からTOEIC満点を目指す場合でも、ビジネス英語特有の語彙や速読力・集中力を高めるために数百時間以上の学習が必要とされています。TOEICに特化した問題集として公式TOEIC Listening and Reading 問題集や金のフレーズといったTOEIC専用の単語帳などが定番であり、これらを徹底的に繰り返すことが高得点への近道です。英検の学習と組み合わせて取り組むことで効率よく英語力を伸ばすことができます。
高校生がTOEIC満点を目指すことは可能ですか?
高校生がTOEIC満点を目指すことは非常に難しい目標ではありますが不可能ではありません。実際に帰国子女や英語が得意な高校生がTOEIC900点以上・満点を取得する例もあります。
ただし高校生の多くにとって現実的な目標はTOEIC700点から800点程度であり、まずは英検2級・準1級の取得を目指すことが大学入試において有利に働きます。英検とTOEICの両方を並行して対策することで英語の総合力を高めながら資格取得を目指すことができます。将来的にTOEIC満点を目指す基礎を高校生のうちに作っておくことは非常に価値があります。
TOEIC満点と英検1級、就職で有利なのはどちらですか?
就職活動においては一般的にTOEICのスコアが広く活用される傾向があります。これはTOEICが日本企業の多くで英語力の評価基準として採用されており、採用担当者にとってスコアの高さが直感的にわかりやすいためです。特に外資系企業・総合商社・航空会社・金融機関などではTOEIC900点以上・満点レベルの英語力を求める求人が多くあります。
一方で英検1級はライティングとスピーキングを含む4技能の評価資格であるため、英語を使って実際に業務を行う職種においては英検1級の方が評価されるケースもあります。どちらが優れているということではなく、志望する業界や職種によってどちらの資格が有効かを判断することが重要です。TOEICと英検の両方を取得できれば就職においても大きなアドバンテージになります。
英検準1級とTOEIC900点、どちらを先に目指すべきですか?
英検準1級とTOEIC900点はどちらもCEFRのB2からC1レベルに相当する高い英語力の目標です。大学受験生にとっては英検準1級の取得が大学入試で加点・英語試験免除などの優遇措置につながるケースが多いため、まず英検準1級を目指すことをすすめます。
英検準1級のリーディングとリスニングをしっかり対策することで自然とTOEICにも対応できる基礎力が身につくため、英検準1級を取得した後にTOEIC900点以上を目指すという流れが最も効率的です。英検とTOEICは相互に補完し合う関係にあるため、両方を視野に入れながら学習計画を立てることが英語力全体の底上げにつながります。
TOEIC満点を取得した人の英語力は英検でいうとどのレベルですか?
TOEIC満点990点を取得した人の英語力は英検1級相当とされており、CEFRではC1レベルに位置します。ただし英検1級はスピーキングとライティングの評価も含むため、TOEIC満点であっても英検1級の二次試験であるスピーキングや一次試験の英作文ライティングで苦労するケースがあります。
TOEIC満点は主にビジネス英語のリスニングとリーディングに特化した能力を示すものであり、英検1級は英語の総合的な4技能を評価するものであることを理解したうえで、自身の英語学習の目標をどこに置くかを考えることが大切です。どちらの資格も英語力の高さを証明する非常に価値ある資格であるため、目的に合わせて取得を目指していきましょう。





