
【この記事の監修者:英検コーチ塾長竹本明弘先生】
これまでTOEIC400点の合格者を多数輩出してきました。当記事ではTOEIC400点に合格するための効果的な勉強法を具体的に解説します。ぜひ参考にしてみてください。
TOEIC400点のレベルと難易度
TOEIC400点は、TOEICの満点である990点に対して全体の約40%にあたるスコアです。
このスコアは英語の基礎的な知識は持っているものの、実際のビジネスシーンや日常会話ではまだ大きな壁を感じるレベルです。
英語力の国際的な指標であるCEFRで見ると、TOEIC400点はA2レベルに相当します。
A2レベルとは、ゆっくりはっきりと話してもらえれば簡単な会話はなんとかできるという段階です。
複雑な話題について自由に意見を述べたり、長い文章を正確に読み取ったりするには、まだ英語力が不足している状態です。
日本英語検定協会が発表しているデータによると、TOEIC400点帯のスコアを持つ受験者は、英語の基本的なやり取りにはある程度対応できるものの、複雑な文章の読解や細かいニュアンスの聞き取りには苦労するという特徴があります。
リーディングセクションでは、短い文章や簡単な掲示物、チラシなどは読めても、長文になると理解度がぐっと下がってしまいます。
ビジネス文書や長いメールは知らない単語が多く出てきてしまい、全体の内容を把握するのが難しい状況です。
リスニングセクションでは、ゆっくりとした速さで話す短い会話であれば聞き取れることもありますが、ネイティブスピーカーが自然なスピードで話すとかなり聞き取りが難しくなります。
TOEICのテスト全体の平均点は一般受験者のデータで約580点前後となっています。
そのためTOEIC400点は平均を大きく下回るスコアであり、英語力の強化が必要な段階であることがわかります。
英検との対応関係で見ると、TOEIC400点は英検3級から準2級程度の英語力に相当するため、大学受験で求められる英語力としてはまだ伸びしろが大きい段階にあります。
大学受験という観点から見ると、TOEIC400点の英語力では難関大学の英語試験に対応するには語彙力や文法力がまだ不足している状態です。
高校生や受験生の場合、まずはこのTOEIC400点という現在地から着実にスコアを伸ばしていくことが重要になります。
会議の場面やアナウンスなどの長めの音声は内容を正確に把握するのが厳しいレベルであるため、リスニング力の強化も並行して進めていく必要があります。
TOEIC400点はTOEFLiBT換算するとどのレベル?
TOEIC400点をTOEFLiBTのスコアに換算すると、おおよそ30点から45点程度に相当します。
TOEFLiBTの満点は120点なので、TOEIC400点はTOEFLiBTでも非常に基礎的なレベルにあたることがわかります。
ETSが公開している対照表をもとにすると、TOEIC400点台はTOEFLiBTでは35点から45点の範囲に位置することが多いです。
この数値はTOEFLiBTを課す大学への入学条件としてはほとんどの場合で不足している水準です。
TOEFLiBTは主に海外の大学や大学院への留学を目指す際に求められるスコアで、多くの大学では最低でも60点から80点以上のスコアを要求しています。
そのためTOEIC400点という英語力では留学を目指すにはかなりの英語力の底上げが必要な状況です。
TOEFLiBTと比べてTOEICの大きな違いは、TOEFLiBTにはスピーキングとライティングのセクションが含まれている点です。
TOEIC400点の英語力では、TOEFLiBTのスピーキングセクションで自分の意見を英語で論理的に述べることや、ライティングセクションでまとまりのある英語の文章を書くことはかなり難しいと考えられます。
一方でTOEIC400点からTOEFLiBTの60点以上を目指すためには、単語力と文法力を大幅に強化する必要があります。
特にTOEFLiBTでは学術的な英語表現が多く登場するため、TOEIC用の学習だけでなくアカデミックな語彙を身につける学習も取り入れることが大切です。
TOEIC400点という現在地からTOEFLiBTの目標スコアに到達するまでには、一般的に数百時間以上の学習時間が必要になることも覚えておきましょう。
TOEIC400点の段階では基礎的な英語力の定着から取り組むことが最も効率的な学習の進め方です。
TOEFLiBTと対照表でスコアを比べてみると、TOEIC500点でTOEFLiBT45点前後、TOEIC600点でTOEFLiBT55点前後、TOEIC700点でTOEFLiBT65点前後という目安になります。
TOEIC400点という出発点からTOEFLiBTで使えるスコアに到達するには、段階的にTOEICのスコアを伸ばしながら4技能のバランスを整えていくことが大切です。
まずはTOEIC500点を目標に語彙と文法の基礎を固め直すことが、TOEFLiBT対策への最初のステップになります。
TOEIC400点のリーディングのレベルと難易度をTOEFLiBTと比較
TOEIC400点のリーディングセクションのスコアは、おおよそ160点から220点程度の範囲に集まることが多いです。
このスコア帯では簡単な単語や基礎的な文法を使った短い文章は読めても、複雑な構造を持つ長文になると正確な読解が難しくなります。
TOEFLiBTのリーディングセクションと比較すると、内容の難しさに大きな差があります。
TOEFLiBTのリーディングは大学の教科書レベルの学術的な文章が出題されるため、使われる単語のレベルや文章の長さがTOEICとは大きく異なります。
TOEIC400点相当の英語力では、TOEFLiBTのリーディングセクションで求められる語彙量をまだ持っていない場合がほとんどです。
TOEFLiBTでは1つの長文が約700語前後あり、それが3つから4つ出題されますが、TOEIC400点のレベルではこれらの文章を時間内に正確に読み切ることは非常に困難です。
TOEICのリーディングでよく出題されるビジネスメールや広告文と比べ、TOEFLiBTのリーディングは歴史、科学、芸術などの学術的なテーマで書かれた文章が中心となっています。
そのためTOEIC400点から本格的にTOEFLiBTの対策を始める場合は、まず語彙力を中学レベルから大学入試レベルまで引き上げることが最初のステップになります。
単語帳として広く使われているシステム英単語やターゲット1900などを活用してから、TOEFL専用の単語帳に進むという流れがおすすめです。
TOEIC400点のリーディング力をTOEFLiBTで通用するレベルまで高めるには、毎日一定量の英文を読み続ける習慣が大切です。
最初は短い英語記事から始め、少しずつ難易度の高い文章に慣れていくことで、確実に読解力を伸ばしていくことができます。
NHK World Englishのウェブサイトにある英語ニュース記事はTOEIC400点のレベルから始めやすい難易度で、毎日の読解練習素材として非常に役立ちます。
具体的な学習ステップとしては、まずTOEIC対策で使われる単語帳を使って2000語程度の基礎単語を固めてから、徐々にTOEFLiBT向けの学術系語彙の学習に移行するという方法が効果的です。
文法については大岩のいちばんはじめの英文法のような基礎的な参考書から始め、文の構造を正確に把握できる力をつけることが長文読解の土台になります。
TOEIC400点という段階では正確に読める文章の量を地道に増やしていくことが、TOEFLiBTのリーディングセクション攻略への近道です。
TOEIC400点のリスニングのレベルと難易度をTOEFLiBTと比較
TOEIC400点のリスニングセクションのスコアは、おおよそ190点から230点程度の範囲が目安になります。
このレベルでは簡単な日常会話や短いアナウンスは部分的に聞き取れても、速いスピードの会話や長いモノローグでは正確な内容把握が難しい状態です。
TOEFLiBTのリスニングセクションと比べると、求められる聞き取り力のレベルには大きな開きがあります。
TOEFLiBTのリスニングでは大学の講義や学生間のディスカッションが主な題材となっており、話す速度もTOEICの問題より速く使われる語彙も学術的なものが多くなっています。
TOEIC400点相当の英語力では、TOEFLiBTのリスニングで出題される大学の講義音声をネイティブのスピードで聞き設問に正確に答えることはかなり難しいといえます。
特にTOEFLiBTのリスニングでは話者の態度や意図を読み取る問題なども出題されるため、単純な単語の聞き取りだけでなく内容の深い理解が求められます。
TOEICのリスニングがビジネスシーンを想定した会話やアナウンスを中心としているのに対して、TOEFLiBTのリスニングはアカデミックな内容のやり取りを扱っている点が大きな違いです。
TOEIC400点の段階からTOEFLiBTのリスニングに対応するためには、まずビジネス英語の聞き取りを安定させてから徐々に学術的な内容の音声にも取り組んでいく段階的な学習が効果的です。
リスニング力を高めるための具体的な方法としては、毎日15分から30分程度のシャドーイング練習が非常に有効です。
シャドーイングとは英語音声を聞きながら少し遅れて同じ内容を口に出して繰り返す練習方法で、発音とリスニング力を同時に鍛えることができます。
TOEIC400点からTOEFLiBTで通用するリスニング力を身につけるには継続的な練習が不可欠です。
まずはNHK World Radioのような比較的ゆっくりとした英語のラジオ放送から始め、徐々にネイティブのスピードに近い音声素材に慣れていくことで着実にリスニング力を伸ばしていけます。
TOEFLiBTのリスニングで特に難しいのは、講義の中で話者が強調していることや例として挙げていることを正確に区別して聞き取る必要がある点です。
TOEIC400点の段階でこの力を身につけるには、まず英語の音をしっかり聞き分けられるようにする基礎練習から始めることが大切です。
英語の発音のルールや音の変化を学んでから聞き取り練習を続けることで、TOEFLiBTのリスニングセクションで求められるレベルへと着実に近づいていくことができます。
TOEIC400点とTOEFLiBTをCEFRを軸に比較
CEFRとはCommon European Framework of Reference for Languagesの略で、ヨーロッパで開発された言語能力の国際的な基準です。
英語の力をA1からC2までの6段階で評価するもので、現在では日本の大学入試や英語教育の場でも広く参照されています。
CEFRの基準で見ると、TOEIC400点はA2レベルに相当します。
A2レベルとは、よく使われる表現や基本的な語句を使って身近なことや個人的なことについてのやり取りができる段階です。
ただし自由に意見を述べたり複雑な話題について英語で議論したりするにはまだ力が不足している段階です。
一方TOEFLiBTとCEFRの対応関係を見ると、TOEFLiBTで42点未満はCEFRのA2に相当し、42点から71点はB1、72点から94点はB2、95点以上はC1以上というのが一般的な目安です。
つまりTOEIC400点に相当するTOEFLiBT35点前後はCEFRでもA2レベルに位置しており、両試験の評価は一致していることがわかります。
B1レベルになると旅行中に起こりうるほとんどの状況に対処できる英語力が身につきます。
また自分が関心を持っている話題についてある程度まとまりのある文章を作ることもできるようになります。
TOEIC400点からB1レベルを目指すには、TOEICスコアではおおよそ550点程度が目安となります。
大学受験の観点からは英語の実力をCEFRのB1からB2レベルまで引き上げることが、難関大学の英語試験で高得点を狙うための重要な目標となります。
TOEIC400点つまりCEFRのA2レベルは大学受験で求められる英語力には到達していないことを意味するため、計画的に英語力を伸ばしていくことが大切です。
TOEFLiBTの目標スコアをCEFRと合わせて考えると、まずはTOEFLiBT42点以上つまりCEFRのB1レベルを達成することが最初の目標になります。
TOEIC400点の状態から英語の4技能をバランスよく伸ばし、CEFRのB1レベルに相当するTOEFLiBT42点以上を目指すことが留学や英語を活かした進路を開く第一歩となります。
TOEFLiBTとTOEICのどちらの試験においても、A2からB1へのステップアップが最初の大きな関門であることを念頭に置いて学習計画を立てることが大切です。
CEFRのB2レベルは英語圏の大学で学ぶために必要な英語力の下限とも言われており、このレベルに対応するTOEFLiBTのスコアは72点以上になります。
TOEIC400点という出発点からCEFRのB2レベルに達するまでには相当な学習量が必要ですが、CEFRという共通の基準を軸に自分の現在地と目標を把握することで学習計画が立てやすくなります。
TOEIC400点からTOEFLiBTの目標スコアを定める際は、まずCEFRのどのレベルを目指すのかを明確にすることが効率的な学習につながります。
TOEIC400点は大学の偏差値ではどれくらいのレベル?
TOEIC400点の英語力を大学の偏差値に対応させると、おおよそ偏差値40台から45程度の大学が求める英語力に近いレベルです。
ただしTOEICと大学受験の英語試験では出題形式が大きく異なるため、単純に1対1で対応させることはできません。
大学受験の英語試験は文法、語彙、長文読解、英作文など幅広いスキルを総合的に測るものです。
一方TOEICはビジネスシーンでの英語のリーディングとリスニングに特化した試験なので試験の性質が異なります。
それでも語彙力や基礎的な文法力という観点から比べると、TOEIC400点の英語力では偏差値50以上の大学の英語試験に対応するには語彙力と読解力の強化が必要な状態といえます。
偏差値55から60の大学を志望する受験生であれば少なくともTOEIC550点から600点程度の実力が求められるという目安を持っておくとよいでしょう。
難関国公立大学や早慶などの最難関私立大学を目指す場合は、TOEIC換算でおおよそ700点から800点程度の英語力が必要だと考えられています。
そのためTOEIC400点の段階から難関大学合格を目指す受験生は、まず基礎的な単語と文法をしっかり固め直すことから学習を始めることが大切です。
高校の教科書レベルの単語約3000語を完全に定着させることが、大学受験の英語で安定した点数を取るための土台になります。
TOEFLiBTと大学の偏差値との関係を見ると、偏差値60前後の大学ではTOEFLiBT60点前後、偏差値65以上の大学ではTOEFLiBT80点以上が目安となることが多いです。
これらの水準と比較すると、TOEIC400点つまりTOEFLiBT35点前後というのは難関大学の入試水準にはまだ大きな差があることがわかります。
近年では多くの大学で英語の外部試験スコアを入試に活用できる制度が広がっており、TOEICやTOEFLiBTのスコアを上げることが進路の選択肢を広げることに直結しています。
ただし現在TOEIC400点のレベルであっても正しい方法で継続的に学習すれば1年から2年程度でTOEIC600点以上を達成することも十分に可能です。
大切なのは現在の自分の英語力を正確に把握した上で目標に向けた計画的な学習を続けることです。
TOEIC400点という現在地からTOEFLiBTや大学受験で使える英語力を目指すには、まず毎日の学習習慣を確立することが最優先のステップになります。
TOEIC400点はすごい?すごくない?
TOEIC400点がすごいかどうかはその人が置かれている状況や比べる対象によって大きく異なります。
中学生や英語学習を始めたばかりの人にとってはTOEIC400点は一定の努力の成果として評価できますが、大学生や社会人の平均と比べると低いスコアといわざるを得ません。
日本英語検定協会が発表しているデータによると、TOEICを受験する一般受験者の平均点は約580点前後です。
つまりTOEIC400点は一般的な受験者の平均を大きく下回るスコアであり、英語力の観点から見ると努力が必要な水準に位置しています。
高校生という立場で見ると、TOEIC400点は英語学習の基礎段階にある状態です。
英検で言えばおおよそ3級から準2級程度の英語力に近く、大学受験で使える英語力としてはまだ伸びしろが大きい段階といえます。
一方でTOEIC400点はゼロから英語学習を始めた場合の最初の通過点として意義があります。
この段階から適切な学習法を実践すればTOEIC600点、700点と着実に伸ばしていくことは十分に可能です。
大切なのは現在のスコアに一喜一憂するのではなく目標に向けて継続的に努力することです。
TOEFLiBTという視点から見ると、TOEIC400点に相当するTOEFLiBT35点前後は海外の大学や大学院への留学基準には届かない水準です。
多くの海外大学ではTOEFLiBTで最低60点から80点以上のスコアを求めているため、留学という目標を持っている場合はTOEIC400点から大幅な英語力アップが必要になります。
ただし現在の英語力がTOEIC400点であることを把握できているということは、それだけで学習の出発点が明確になっているという意味で前向きに捉えることができます。
就職活動においては企業によって異なりますが、TOEICのスコアを参考にする企業では600点以上場合によっては700点以上を求めることが多いです。
そのため将来的に英語を使った仕事に就きたいと考えている場合は、TOEIC400点という現状を出発点として積極的に英語力を高めていくことが重要です。
TOEIC400点という数字を客観的に受け止め、TOEFLiBTを含む英語の各試験で求められる水準に向けて一歩ずつ英語力を積み上げていく姿勢が最も大切です。
TOEIC400点とCEFRを軸に他の英語資格と徹底比較
TOEIC400点はCEFRのA2レベルに相当します。
このA2レベルという基準を軸に他の主要な英語資格との対応関係をみていきます。
まず英語検定試験と比較すると、TOEIC400点はおおよそ英検3級から準2級の間に位置します。
英検3級はCEFRのA2レベルに相当し、英検準2級はA2からB1の境目あたりに位置しているため、TOEIC400点と英検3級はほぼ同じ英語力の水準にあるといえます。
英検3級の一次試験合格率が約50%から60%前後であることを考えると、TOEIC400点の英語力では英検準2級への挑戦は少し難しく、まずは英検3級の完全な習得を目標にすることが現実的な進め方です。
英検の場合はリーディングとリスニングに加えてライティングと面接形式のスピーキングも評価されるため、TOEIC400点の英語力だけでは準2級以上に合格するのは厳しい状況です。
次にTOEFLiBTとの比較です。
TOEIC400点に相当するTOEFLiBT35点前後はCEFRのA2レベルで、TOEFLiBTの基準でいうと初級から初中級の段階にあたります。
TOEFLiBTでB1レベルとされる42点以上を目指すためには、TOEIC換算でおおよそ450点から500点程度の英語力が必要になります。
IELTSという試験との比較では、TOEIC400点はIELTSのバンドスコア3.0から3.5程度に相当します。
IELTSのバンドスコア3.5はCEFRのA2からB1の境目付近に位置しており、海外大学への留学で一般的に求められるバンドスコア6.0以上とは大きな差があります。
IELTSもTOEFLiBTと同様に4技能を測る試験であるため、TOEIC400点の英語力から両試験で通用するスコアを取るには総合的な英語力の底上げが必要です。
大学入学共通テストの英語試験と比較すると、TOEIC400点の英語力では共通テストの英語で安定して6割から7割の得点を取ることが難しい段階です。
共通テストの英語で8割以上を目指すためには少なくともTOEIC換算で550点から600点程度の英語力が必要だと考えられています。
近年の共通テスト英語はリーディングのボリュームが大きく語彙力と読解スピードが求められるため、TOEIC400点の段階から着実に語彙と読解力を伸ばしていくことが大学受験対策としても直結します。
国連英検という試験と比較すると、TOEIC400点はおおよそ国連英検D級からC級程度の英語力に相当します。
国連英検では国際問題や時事問題に関する英語が出題されるため、TOEIC400点の段階ではまずビジネス英語や日常英語の基礎を固めてからチャレンジするのが望ましいです。
このようにCEFRのA2というレベルを軸に見ると、TOEIC400点は様々な英語資格の中でも基礎レベルに位置していることがわかります。
TOEFLiBTを含む各種英語資格でより高い水準を目指すためには、TOEIC400点という現在地から継続的な学習で語彙力、文法力、リーディング力、リスニング力の全てを底上げしていくことが大切です。
A2からB1へのステップアップがどの試験においても最初の大きな壁となるため、まずはCEFRのB1レベルを目標に学習を進めることが各試験でのスコアアップにつながります。
自分がどの試験を受験するにせよ、CEFRというものさしを基準に現在の英語力を把握し目標スコアへの道筋を描くことが効率的な学習計画の立て方です。
TOEIC400点とTOEFLiBTに関するよくある質問
TOEIC400点からTOEFLiBTの60点を目指すには何時間くらい必要ですか?
TOEIC400点からTOEFLiBT60点を達成するには一般的に600時間から800時間程度の学習時間が目安になります。
ただしこれはあくまでも参考の数値であり学習方法の質や個人の英語への適性によっても大きく変わります。
TOEFLiBTはリーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4技能が全て試される試験であるため1日2時間から3時間の学習を毎日継続して1年から1年半程度のペースで取り組むことが一つの目安となります。
スピーキングとライティングはTOEICでは問われないスキルであるため、TOEIC400点の段階からTOEFLiBTを目指す場合はこの2つの技能にも積極的に時間を割く必要があります。
計画的に学習を進めれば600時間から800時間という数字は決して不可能ではなく毎日コツコツと積み上げることで着実に目標に近づくことができます。
TOEIC400点の高校生がTOEFLiBTを受験する意味はありますか?
TOEIC400点の段階でTOEFLiBTを実際に受験することには現状の英語力を把握するという点での意義があります。
ただしTOEIC400点相当の英語力ではTOEFLiBTで高得点を取ることはほぼ不可能なため、まずTOEIC600点程度の英語力を固めてからTOEFLiBTに本格的に取り組む流れが現実的です。
受験費用もかかるため、まずはTOEIC試験でスコアアップを目指しながらTOEFLiBTに必要な4技能を少しずつ練習していく方法がおすすめです。
将来的に海外大学への留学を考えている場合は早めにTOEFLiBTの問題形式に慣れておくことに意義がありますが、TOEIC400点の段階ではTOEFLiBTの問題が非常に難しく感じられる可能性が高いです。
まずTOEIC600点を超えてからTOEFLiBT対策に本格的に移行するという段階的な方針が最も効率的な学習の進め方といえます。
TOEIC400点と英検3級はどちらのほうが価値がありますか?
TOEIC400点と英検3級はどちらもCEFRのA2レベルに相当するため英語力としてはほぼ同じ水準にあります。
大学入試や就職活動での活用という観点では英検のほうが広く認知されており特に大学受験では英検の資格を直接活用できる入試制度が増えています。
一方将来的に就職活動やビジネスで英語力をアピールしたい場合はTOEICのほうが広く認められているため目的に応じて取得する資格を選ぶとよいでしょう。
TOEFLiBTを将来的に受験したいと考えている場合は、まず英検やTOEICでA2レベル以上の実力を確実に身につけることがTOEFLiBT対策の土台になります。
どちらの資格を選ぶにせよ、CEFRのB1レベルに向けて英語力を伸ばし続けることが最も重要な目標です。
TOEIC400点からTOEFLiBTで使えるレベルまで伸ばすための具体的な勉強法を教えてください。
TOEIC400点からTOEFLiBTで通用する英語力を身につけるにはまず語彙力の強化から始めることが最も効果的です。
システム英単語やターゲット1900などの単語帳で基礎語彙を2000語固め、その後TOEFL系の単語帳に移行するという流れが王道の学習法です。
文法については大岩のいちばんはじめの英文法や英文法ポラリスなどの参考書で基礎から固め直すことをおすすめします。
リスニングはシャドーイングを毎日続けることが最も効果的で、リーディングは毎日英語の文章を読む習慣をつけることが大切です。
スピーキングとライティングはTOEICでは問われませんがTOEFLiBTでは必須のため英語日記を書いたり独り言を英語で言うなどのアウトプット練習も意識的に取り入れていく必要があります。
TOEIC400点という現在地からTOEFLiBTで使えるレベルを目指すには各技能をバランスよく伸ばしながら学習量を着実に積み上げていくことが合格への近道です。
TOEIC400点でも活用できる大学入試制度はありますか?
多くの大学でTOEICスコアを英語の外部試験として活用できる制度がありますが有利に働くスコアはTOEIC600点以上であることが多いです。
そのためTOEIC400点のままで大学受験に臨むよりもTOEIC600点以上を目指しながら大学受験の英語対策も並行して行うことがより多くの選択肢を広げることにつながります。
TOEFLiBTでも同様に多くの大学がTOEFLiBT60点以上を入試の外部試験として採用しているため、TOEFLiBTを活用した入試を狙う場合はスコアアップが必要です。
志望大学によっては独自のTOEIC活用基準を設けている場合もあるため、各大学の募集要項を確認することが大切です。
TOEIC400点という現在の英語力を把握した上で目標スコアから逆算して学習計画を立てることが最も効率的な入試対策になります。
TOEIC400点はTOEFLiBTと比べて取りやすいですか?
TOEICとTOEFLiBTは試験の性質が異なるため単純に比較することはできませんが、試験の範囲という観点ではTOEICのほうが取り組みやすい面があります。
TOEICはリーディングとリスニングの2技能のみを測るため、スピーキングとライティングが加わるTOEFLiBTに比べて学習範囲が絞りやすいです。
TOEIC400点に相当するTOEFLiBT35点前後のスコアを目指すだけであれば語彙と文法の基礎さえ固まれば到達できる水準ですが、TOEFLiBTではスピーキングとライティングのセクションでも点数が必要なためその分対策が複雑になります。
TOEIC400点の段階ではまずTOEICで600点以上を目標に語彙と読解の基礎を徹底的に固めてから、TOEFLiBTの4技能対策に移行するという順番が最も無理のない学習の進め方です。
どちらの試験においても継続した学習と正しい勉強方法の実践が高スコアへの最短ルートであることに変わりはありません。







