TOEIC750点はTOEFLiBT換算するとどれくらい?TOEIC750点のレベルと難易度

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竹本先生

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【この記事の監修者:英検コーチ塾長竹本明弘先生】

これまでTOEIC750点の合格者を多数輩出してきました。当記事ではTOEIC750点に合格するための効果的な勉強法を具体的に解説します。ぜひ参考にしてみてください。

TOEIC750点のレベルと難易度

TOEIC750点は、満点990点のTOEICテストの中で、全受験者の上位25%に入るスコアです。つまり、TOEIC750点を持っているということは、受験者100人中75人には届かない高いスコアを達成しているということになります。

決して簡単に取れるスコアではなく、TOEIC750点を達成するためにはテスト全体でおおよそ75%以上の正答率が必要とされています。リスニングとリーディングの両セクションで安定した得点を積み重ねる力が問われるため、総合的な英語力の高さが求められます。

TOEIC750点の英語力を一言で表すと、どのような状況においても英語で適切なコミュニケーションがとれる力が身についているレベルとされています。日常会話はもちろんのこと、ビジネスの場面でもある程度の英語のやりとりができるという目安になります。

また、TOEFLiBTとの違いについても最初に理解しておくことが大切です。TOEFLiBTはリスニングとリーディングだけでなく、スピーキングとライティングも含む4技能をすべて評価する試験です。一方でTOEICはリスニングとリーディングの2技能に特化しているため、TOEIC750点を持っていても、そのままTOEFLiBTで同等のスコアが取れるとは限りません。

TOEFLiBTは主にアカデミックな内容を扱っており、大学の講義や学術論文に近い英語力が求められます。TOEIC750点はビジネスや日常会話の英語に強い一方、TOEFLiBTが求めるような専門的な学術語彙や論述力は別途鍛える必要があります。このような試験の性質の違いを念頭に置いたうえで、自分の英語学習の目標に合った試験対策を進めていくことが大切です。

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TOEIC750点はTOEFLiBT換算するとどのレベル?

TOEIC750点をTOEFLiBTに換算すると、おおよそ60点から78点程度に相当するとされています。これはあくまで参考値であり、公式な換算式が存在するわけではありませんが、大阪大学などいくつかの大学が公表している換算表においても同様の水準が示されています。

TOEFLiBTは合計120点満点で構成されており、リスニング・リーディング・スピーキング・ライティングの4つのセクションがそれぞれ30点満点で採点されます。TOEIC750点相当の英語力でTOEFLiBTを受験した場合、リーディングとリスニングはある程度対応できますが、スピーキングとライティングでは別途しっかりとした対策が必要になります。

TOEFLiBTで60点から78点という数値は、英語圏の大学進学に必要とされる最低ラインに近い水準です。アメリカやカナダの多くの大学では、出願条件としてTOEFLiBT70点から80点以上を求めているケースが多く、TOEIC750点レベルの英語力はちょうどその入口付近にいることを意味します。

TOEFLiBTで80点以上を目指すためには、TOEIC750点で培った英語力を土台にしながら、アカデミックな語彙や論文スタイルの文章読解、そして英語でのスピーキングとライティングの練習を積み重ねていく必要があります。TOEIC750点とTOEFLiBT80点以上のあいだには、学習する英語の質という面で大きな違いがあるため、試験ごとに特化した対策が求められます。

TOEFLiBTとTOEIC750点は、どちらも同じ英語力を違う角度から測っているといえます。TOEIC750点という実力を持ちながら、TOEFLiBTに向けて追加の学習を積み上げることで、海外大学進学や大学院進学に十分なTOEFLiBTのスコアを達成できる可能性が広がります。

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TOEIC750点のリーディングのレベルと難易度をTOEFLiBTと比較

TOEIC750点のリーディングレベルは、英文全体の意図を読み取ったり、やや複雑な文法構造を持つ文章を理解したりできる段階に相当します。ビジネスメールや広告文、業務連絡といったTOEICで頻出の形式の英文であれば、おおよその意味をつかみながら読み進めることができます。

ただし、TOEIC750点レベルのリーディングでは、難易度の高い問題でミスが出やすい傾向があります。特に長文読解を扱うPart7では、時間内にすべての問題を解き終えることができず、最後の20問前後を解き残してしまうケースが多く見られます。これはTOEIC750点のリーディングレベルにおける典型的な傾向であり、スコアアップのためにはリーディングスピードの向上が大きな課題となります。

TOEFLiBTのリーディングセクションと比較すると、求められる英語力の質と量の両面で大きな違いがあります。TOEFLiBTのリーディングでは、大学の教科書や学術論文をもとにした長文が出題されるため、科学・歴史・社会・人文学といった専門分野の語彙や文章構造への対応力が必要です。

TOEIC750点の英語力でTOEFLiBTのリーディングに挑戦した場合、語彙力や読解スピードの面で大きなギャップを感じることが多いとされています。TOEICのリーディングで750点相当のスコアを取れていても、TOEFLiBTのリーディングでは換算スコアで60点台から70点台に落ち着くケースが一般的です。

TOEFLiBTのリーディングで70点以上を目指すためには、TOEIC750点の英語力を前提として、大学レベルのアカデミックな語彙を別途学習し、長文読解のスピードと正確さを高める練習が必要です。公式のTOEFLiBT対策教材や問題集を使って、本番と同じ形式での練習を繰り返すことが効果的な対策になります。TOEIC750点の土台があれば、TOEFLiBTのリーディング対策においても基礎力は十分に活かせます。

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TOEIC750点のリスニングのレベルと難易度をTOEFLiBTと比較

TOEIC750点のリスニングレベルは、幅広い語彙や文の構造に対応でき、会話や説明の文脈と詳細な内容をある程度正確に理解できる段階とされています。短めの問い合わせや日常的な会話を扱うPart1やPart2は安定して正解できる一方、長めの会話や説明文が出るPart3やPart4では、各問3問中1問程度を落としてしまうというのがTOEIC750点のリスニングの目安になります。

この水準は、英語の音声にある程度慣れており、聞き取れない単語があっても文脈から内容を補完できるレベルです。しかし、早いスピードや訛りのある英語、専門的な内容が含まれる会話になると正確な聞き取りが難しくなる場合があります。

TOEFLiBTのリスニングセクションと比較すると、TOEIC750点のリスニング力では大きな差を感じることになります。TOEFLiBTのリスニングでは、大学の講義(レクチャー)や学生同士のキャンパスディスカッションが長時間にわたって流れ、その内容の詳細や話者の意図・姿勢まで問われます。日本の英語教育ではほとんど触れる機会がない学術的な内容が英語で展開されるため、TOEIC750点レベルの人にとってはかなりの難しさを感じやすい形式です。

TOEIC750点の英語力でTOEFLiBTのリスニングセクションを受験した場合、換算スコアでおおよそ60点台から70点台程度に相当するとされています。TOEFLiBTのリスニングで高得点を目指すためには、大学講義形式の長い英語音声を聴く習慣をつけることが不可欠です。公式問題集を使った練習のほか、英語で行われる海外のオンライン講義動画などを日常的に活用することが効果的な対策になります。

TOEIC750点で培ったリスニング力は、TOEFLiBT対策においても確かな土台になります。TOEIC750点を達成したあとにTOEFLiBTへ移行する際は、聴く英語の内容をアカデミックなものに切り替えながら、より長い音声を集中して聴く練習を積み上げていくことが高得点への近道です。

TOEIC750点とTOEFLiBTをCEFRを軸に比較

CEFRとはCommon European Framework of Reference for Languagesの略称で、ヨーロッパを中心に世界中で活用されている語学力の共通基準です。習熟度はA1からC2までの6段階で示されており、A1が最も基礎的なレベル、C2が最も高い習熟度を意味します。日本でも文部科学省が英語教育の指標として採用しており、受験生にとっても重要な基準です。

TOEIC750点はCEFRでいうとB1の上位からB2の下位にあたる水準に相当するとされています。B1レベルは、旅行先での基本的なやりとりや日常的な話題について会話ができる段階です。B2レベルになると、複雑なテーマについて自分の意見を論理的に述べたり、専門分野の技術的な議論を理解したりできる英語力が求められます。TOEIC750点はちょうどそのB1とB2の境界線付近に位置しています。

TOEFLiBTとCEFRの対応については、TOEFLiBTで60点台から70点台のスコアがCEFRのB2下位に相当するとされています。一方、TOEFLiBTで80点以上になるとB2の上位から、90点以上でC1の下位に相当してくるとされています。このことから、TOEIC750点とTOEFLiBTの60点から78点は、CEFRでいう同じB1からB2付近に位置するといえます。

ただし、TOEIC750点はリスニングとリーディングの2技能のみを評価した結果であるのに対し、TOEFLiBTは4技能すべてを総合的に測定しています。そのため、TOEIC750点でB1からB2相当とされていても、実際のスピーキングやライティングの力はそれよりも低い場合もあります。CEFRを軸に比較する際は、どの技能を測定した結果なのかを意識することが大切です。

CEFRを共通の基準として使うことで、TOEIC750点やTOEFLiBTのスコアが世界的な英語力の物差しでどこに位置するのかを客観的に把握できます。英語力を国際的に証明したい大学受験生や海外進学を目指す人にとって、CEFRを意識しながら学習目標を立てることはとても有効な取り組みです。

TOEIC750点は大学の偏差値ではどれくらいのレベル?

TOEIC750点の英語力を日本の大学の偏差値に換算すると、おおよそ偏差値57から58程度に相当するとされています。偏差値57から58の水準は、受験生全体の中で上位25%前後に位置することを意味しており、決して誰でも簡単に到達できるレベルではありません。

具体的な大学名で表すと、横浜市立大学・お茶の水女子大学・金沢大学・静岡大学といった偏差値の高い国公立大学がこの水準に入ります。また、明治大学青山学院大学立教大学中央大学法政大学、いわゆるMARCHと呼ばれる難関私立大学のレベルとも近いとされています。

さらに別の分析では、TOEIC750点は上智大学よりもわずかに高く、東京大学の文科三類や慶應義塾大学SFCに通う学生の平均的な英語力とほぼ同程度という見方もあります。大学生全体のTOEIC平均スコアが581点前後であることを踏まえると、TOEIC750点はその平均より約170点も上回る高いスコアです。

受験生の視点から考えると、TOEIC750点の英語力を持っていることは、難関大学の英語入試に対応できるレベルに近いといえます。TOEIC750点を目指す学習の過程で養われる読解力・語彙力・文法力は、大学受験の英語試験で高得点を取るために必要な力と重なる部分が多くあります。

ただし、大学受験の英語とTOEICでは出題形式が大きく異なります。TOEIC750点の英語力を持っていても、各大学の問題形式に合わせた対策を別途積み重ねることが不可欠です。TOEIC750点レベルの英語力を確かな土台として活かしながら、志望校の出題傾向に合わせた学習を進めることが合格への最短ルートです。

TOEIC750点はすごい?すごくない?

TOEIC750点は、英語力の高さをしっかりアピールできる、十分にすごいスコアです。大学生のTOEIC平均スコアがおおよそ581点であることを考えると、750点はその平均より約170点も高く、英語が得意な学生として周囲から認識されるレベルになります。

全TOEIC受験者の中で750点以上を取得しているのはおおよそ上位25%とされています。これは、受験者100人中75人にはまだ届いていないスコアを達成しているということを意味します。この数字からも、TOEIC750点が簡単に手の届くスコアではないことがよくわかります。

就職活動や転職活動においても、TOEIC750点は十分に評価されるスコアです。多くの企業で英語力ありと判断される基準が700点前後とされているため、TOEIC750点はその基準を50点上回っています。外資系企業や英語を積極的に使う職種の採用選考において、ほかの候補者と差をつけるうえで有効なスコアといえます。

TOEIC750点は大学院入学の条件として設定されているケースも多く、研究職や専門職を目指す場合でも幅広い選択肢が開けます。また、TOEFLiBTとあわせて英語力を証明することで、海外の大学や大学院への進学を視野に入れることもできます。

一方で、英語ネイティブとの高度なビジネス交渉や学術的なディスカッションの場面では、TOEIC750点だけでは十分でないと感じることもあるでしょう。そのような高いレベルの英語力が必要な場合は、TOEIC750点をひとつの通過点として、TOEFLiBTや英検準1級以上を次の目標に据えて学習を続けることが大切です。

TOEIC750点とCEFRを軸に他の英語資格と徹底比較

TOEIC750点はCEFRのB1上位からB2下位に位置するとされており、この基準を共通の軸にして英検・IELTS・TOEFLiBTといった主要な英語資格と比較することで、自分の英語力の立ち位置をより正確に把握できます。

まず英検との比較についてです。CEFRのB1レベルに相当するのが英検2級、B2レベルに相当するのが英検準1級です。TOEIC750点はB1上位からB2下位にあたるため、英検でいうと2級をすでに持っていて準1級に向けて学習を進めている段階に近いレベルに相当します。英検2級は高校卒業程度の英語力が求められ、準1級は大学中級程度の英語力が必要とされますので、TOEIC750点はちょうどそのあいだに位置しています。

次にIELTSとの比較です。IELTSは英語圏の大学進学や海外移住のための試験として世界中で広く使われており、CEFRのB1からC2まで幅広く対応しています。TOEIC750点相当のB1からB2下位は、IELTSではおおよそ5.5から6.0のスコアに対応するとされています。多くの海外大学への出願ではIELTS6.0以上が求められるため、TOEIC750点の英語力はその基準のちょうど入口付近にあるといえます。

TOEFLiBTとの比較については、すでに各セクションの解説で触れたとおり、TOEIC750点はTOEFLiBTでおおよそ60点から78点に換算されます。TOEFLiBTの60点台から78点はCEFRのB2下位に相当し、アメリカやカナダの大学・大学院への出願を考える場合、多くの大学でTOEFLiBT70点から80点以上が要求されます。TOEIC750点の英語力はその水準に手が届く位置にあるため、TOEFLiBTに特化した対策を積み重ねることでスコアアップが期待できます。

英検2級とTOEIC750点はどちらもCEFRのB1付近に位置しますが、測定する技能が異なる点には注意が必要です。英検はリーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4技能を測るのに対し、TOEICはリーディングとリスニングの2技能のみを評価します。一方、TOEFLiBTは4技能を学術的な観点から測定するため、TOEIC750点のスコアを持っていてもTOEFLiBTで同じレベルのスコアが必ずしも取れるとは限りません。自分の学習目的に合わせて、どの資格を優先するかを考えることが大切です。

TOEIC750点とTOEFLiBTに関するよくある質問

Q. TOEIC750点はTOEFLiBTに換算すると何点ですか?

A. TOEIC750点はTOEFLiBTにおおよそ60点から78点程度に換算されるとされています。ただしこれは参考値であり、公式な換算式は存在しません。TOEFLiBTはスピーキングとライティングも評価するため、TOEIC750点を持っていても4技能対策なしでは期待通りのTOEFLiBTスコアは得られない場合があります。TOEIC750点の英語力を土台にしながら、TOEFLiBTに特化した学習を積み重ねることが大切です。

Q. TOEIC750点とTOEFLiBTはCEFRでどのレベルに相当しますか?

A. TOEIC750点はCEFRのB1上位からB2下位に相当するとされています。TOEFLiBTでは60点台から70点台がB2下位、80点以上がB2上位から、90点以上でC1下位に相当するとされています。つまり、TOEIC750点と同じCEFR水準のTOEFLiBTスコアは60点から78点程度ということになります。どちらの試験もCEFRを軸に比較することで、自分の英語力を国際基準で客観的に把握できます。

Q. TOEIC750点から大学受験の英語に活かすことはできますか?

A. TOEIC750点の学習過程で養われる語彙力・文法力・読解力は、大学受験の英語試験にも十分活かすことができます。TOEIC750点はおおよそ偏差値57から58レベルに相当するとされており、MARCH以上の難関私立大学の英語入試に対応できる土台になります。ただし、出題形式はTOEICと大学受験で大きく異なるため、志望校に合わせた問題形式への対策は別途必要です。外部試験利用入試でTOEICスコアを活用できる大学も増えているため、出願先の条件を事前に確認することをおすすめします。

Q. TOEIC750点を持っていれば就活で有利になりますか?

A. TOEIC750点は就活において十分にアピールになるスコアです。多くの企業で英語力ありと判断される基準が700点前後とされているため、TOEIC750点はその基準を上回っています。外資系企業や英語を使う職種の採用選考では特に評価されやすく、ほかの就活生と英語力で差をつけるうえで有効です。さらに英語でのコミュニケーション能力を証明したい場合は、TOEFLiBTのスコアを合わせて提示することで、より説得力のある英語力のアピールができます。

Q. TOEIC750点とTOEFLiBTでは、どちらを先に取得するのがよいですか?

A. 高校生や大学入学後に海外進学を考えている方には、まずTOEIC750点を目標にして英語の基礎力を固めることをおすすめします。TOEICはビジネスや日常会話の英語を扱っており、問題形式が分かりやすく成果を感じやすい試験です。TOEIC750点を達成したあとにTOEFLiBTの学習に移行することで、4技能の英語力を効率よく伸ばすことができます。TOEIC750点という土台があれば、TOEFLiBTで60点台から80点以上を目指す学習の出発点として十分な英語力が備わっているといえます。

Q. TOEIC750点からTOEFLiBT80点を取るにはどのくらいの学習期間が必要ですか?

A. TOEIC750点からTOEFLiBT80点を目指す場合、一般的にはおおよそ半年から1年程度の集中した学習が必要とされています。TOEFLiBTではスピーキングとライティングの対策が特に時間がかかるため、早めに着手することが大切です。学習方法としては、アカデミックな語彙を専門の単語帳で強化しながら、公式のTOEFLiBT問題集を使って本番形式での練習を繰り返すことが効果的です。スピーキングはE2LanguageやMagoosh TOEFLなどのオンライン対策ツールを活用し、ライティングはTPO(TOEFL Practice Online)を使った実践練習を積み重ねることでスコアアップが期待できます。

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